危険物施設の風水害対策について
近年、台風や豪雨による大規模な風水害が全国で相次いで発生しており、危険物施設においても風水害を原因とする事故も発生しています。
このようなことを踏まえ、総務省消防庁において被害実態の検討が行われ、「危険物施設の風水害対策ガイドライン」が公表されました。
危険物施設の風水害対策リーフレット
ハザードマップを確認する
危険物施設が所在する地域のハザードマップを参照し、浸水想定や土砂災害等のリスクを確認してください。各市町村のハザードマップを確認する。
風水害対策ガイドラインにおける重要なポイント
- 平常時からの事前の備え
- 想定される危険性を回避・低減するための計画策定を行う。
策定した実施計画は、予防規程・社内規定等に定めて下さい。 - 土のう等の資機材等を準備し、訓練を実施してください。
- 想定される危険性を回避・低減するための計画策定を行う。
- 気象庁や自治体からの防災情報に注意し、時間的余裕をもって応急対策、 避難の実施!
- 土のうや止水板等による浸水防止、禁水物質等の高所への移動等をして、浸水・土砂対策の措置を行う。
- 配管の弁等を閉鎖、金具での固定により、強風対策の措置を行う。
- オイルフェンスの設置や油吸着材等を準備し、流出防止対策の措置を行う。
- 天候回復後の点検・復旧
- 施設の点検を行い、必要な補修をした後に再稼働してください。
- 通電火災や漏電の防止のため施設内の電気設備や配線に異常がないかを確認してください。
お問い合わせ先
消防本部予防課
TEL 0178-44-2133
FAX 0178-44-1196