中心街ストリートデザイン事業

市では、概ね10年を目安とする中期的なまちづくりの指針として、令和5年3月に「八戸市中心市街地まちづくりビジョン2023」を策定し、中心市街地の再生に向けた4つの方向性を示しました。この方向性の一つに「人が主役のまちづくり」を掲げ、人々の暮らし、活動や交流が中心にある“まち”の形成を進めています。

この「人が主役のまちづくり」を進める観点から、八戸市中心街のメインストリートである国道340号三日町・十三日町区間をひと中心の居心地が良く歩きたくなるストリートへ再編する取組を進めています。

ストリートデザイン勉強会

平成初期の整備から約30年が経過するメインストリートでは、歩道の経年劣化が進み、再整備が必要な時期を迎えつつあります。こうした中、単に歩道を補修するだけでなく、“まち”を取り巻く状況の変化を踏まえ、道路全体の空間再編を視野に入れ、沿道関係者を中心とした市民の皆様と“みち”の将来的なあり方について官民一体となった検討を進めています。

実証試験“みちニワ”

令和5年の8月から9月にかけて、道路と沿道空間の利活用による効果に加え、交通への影響を検証するため、車道の一部規制を伴う実証試験を実施しました。

期間中は、車道の一部を歩道に振り分け、試験的に人が滞在できる空間を設けた上で、ストリートデザイン勉強会で得られたアイデアをもとに様々な活動に挑戦しました。

八戸市中心街ストリートデザインビジョン

市では、勉強会や実証試験、各種アンケート調査などのこれまでの取組の成果を踏まえ、目指すべき街路の将来像や方向性を示す「八戸市中心街ストリートデザインビジョン」を令和6年7月に策定をしました。

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