介護予防・日常生活支援総合事業

更新日:2024年11月11日

1.総合事業の概要

高齢者の方々が、住み慣れた地域で安心して暮らし続けるためには、地域全体で高齢者を支え、高齢者自身も自らの持つ能力を最大限に生かして要介護状態にならないように予防することが大切です。  その一環として、八戸市が実施している「介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)」について、サービス内容と利用の流れをご紹介します。

【1】サービスの種類

  • 訪問介護相当サービス、通所介護相当サービス
  • 訪問型サービスA(基準緩和サービス)、訪問型サービスC(短期集中予防サービス)
  • 通所型サービスA(基準緩和サービス)、通所型サービスC(短期集中予防サービス)

【2】サービス利用の流れ

総合事業利用にいたるまで

2.各種サービスについて

【1】訪問・通所介護相当サービス

サービス内容

従前の予防給付である訪問介護(訪問介護員によるホームヘルプサービス)、通所介護(事業者によるデイサービス)に相当するサービス

対象者

  • 要支援の認定を受けている方
  • 要支援の認定を更新する代わりに、基本チェックリスト(健康状態を確認するための簡単な質問票)により事業対象者とされた方

実施期間

ケアマネージャー等が作成するプランにより決定します。

利用料

利用回数や所得により異なります。

提供事業所

【2】訪問型サービスA(基準緩和サービス、通称 うみねこヘルパー)

市が指定した研修を修了した訪問支援員が居宅を訪問し、掃除や洗濯、買い物、調理など、生活援助を提供します。

利用回数

週2回まで(1回のサービス利用時間は45分まで)

利用料金

1回のサービス利用時間が30分未満のとき 161円

1回のサービス利用時間が30分以上45分未満のとき 181円

(注意)サービスの提供時に実費が生じるときは、当該実費もご負担いただきます。

提供事業所

公益社団法人八戸市シルバー人材センター

サービス提供地域

対応地域(令和6年7月現在)(PDFファイル:176.6KB)

【3】 訪問型サービスC(短期集中予防サービス)

市の管理栄養士が利用者の自宅を訪問し、3~6か月間の短期間、集中的に低栄養状態の改善を図ることを目的としたサービスを提供します。

(注意)利用料金は無料です。

【4】通所型サービスA(基準緩和サービス)

通所介護相当サービスをもとに、身体介護を必要としない方向けに短時間・低額でサービスを提供します。

【5】通所型サービスC(短期集中予防サービス)

「総合事業対象者」の通所型サービスC(短期集中予防サービス)は、25項目からなる「チェックリスト」により介護予防が必要な人であると判断された方が対象となります。3~6か月間の短期間で実施される介護予防教室です。

運動・認知複合型プログラム事業「8活教室」

筋肉や体力の衰え、認知機能の低下を予防するために、週1回又は週2回利用して、トレーニング用の器械やボールを使った運動や脳トレ、レクリエーションなどを行います。

下表の事業所から選んで利用できます。事業所により実施場所、内容などが異なります。

8活教室 受託事業所
事業所 場所 内容 送迎
NPO法人
フォルツァ
健康スタジオ フォルツァ
(ピアドゥ敷地内)
体操やマシンを使った運動などを行います あり
南郷公民館 体操やマシンを使った運動などを行います なし
株式会社
ロッシュ
ホップステップサンテ
(ショッピングセンターラピア1階)
買い物や交流の場ラピアで運動の専門職による指導が受けられます なし
8活教室の概要
利用期間 3~6か月
1週間当たりの利用回数 1回又は2回の選択制
利用料金
  • 週1回利用する場合 月額 1,670円
  • 週2回利用する場合 月額 3,340円
申し込み先

お住まいの地区の高齢者支援センター

フォルツァ

NPO法人 フォルツァ

ホップステップサンテ

株式会社 ロッシュ

八戸市高齢者口腔機能向上事業「お口の健康教室」

口の働きの低下(むせ込み、口の渇き等)を予防するため、受託歯科医院で口の手入れや体操を行います。

お口の健康教室の概要
実施事業所 八戸歯科医師会、医療法人恵心会あこう歯科医院
実施場所 受託歯科医院一覧(PDFファイル:236.2KB)
利用回数 月1~2回
料金 月額 1,560円
送迎 なし
申し込み先 お住まいの地区の高齢者支援センター

【5】どなたでも参加できる介護予防教室

チェックリストの結果、「自立」相当に該当された方や介護予防に興味のある地域住民の方など、どなたでも参加することができる介護予防教室も開催しております。

内容

各地区の高齢者支援センターが地区の公民館や生活館で、転倒予防教室や認知症予防教室を開催しています。

開催場所・日時等についてはお住まいの地区の高齢者支援センターへお問い合わせください。

3.様式等

4.事業所向け情報

説明会資料のほか、寄せられた質問及び回答を掲載しています。

5.介護予防のポイント

(1)「以前のようにこんなことをしたいなぁ」、「こんな生活を過ごしたい」というような意思・意欲を大切にしましょう

介護予防の目的には、高齢者の意思や意欲を活かせる心身状態を保つことが挙げられます。高齢者が今まで過ごしてきた人生や生活スタイルは、1人ひとりそれぞれ違うため、こうしたい・こんなことができるようになりたいという意思や意欲も、1人ひとりで異なってきます。介護予防のきっかけは、自分の意思や意欲を再認識することから始まるのです。

(2)自分でできることをできる限り自分でやってみましょう

年齢を重ねていくにつれて、「人に頼んだほうが楽」「面倒だからやりたくない」と思うことが増えてきませんか?しかし、そこで安易にサービスなどに頼りすぎ、その生活を見直しせずに長く続けると、自分の持っていた生活機能までもがどんどん低下してしまいかねません。自立した生活を長く続けるために、もう一度ご自分の生活を点検してみましょう。

(3)介護予防サービス利用は目標を持って

介護予防サービス利用は、ずっと同じサービスを利用し続けるのではなく、こうなりたいという「個人ごとの目標」を設定して、一定の期間ごとにそれが達成されているかどうかを評価し、サービスを再検討していきます。住み慣れた地域で生活を続けられるように、1人ひとりにあった「介護予防サービス」を上手に利用しましょう。

6.お問い合わせ先

総合事業全般に関すること

福祉部 高齢福祉課 電話:0178-43-9189(直通)

各地担当地区の高齢者支援センター

介護保険の要介護認定に関すること

福祉部 介護保険課 電話:0178-43-9083(直通)

この記事に関するお問い合わせ先

福祉部 高齢福祉課

〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁別館1階
高齢福祉グループ 電話:0178-43-9104 ファックス:0178-43-2442
地域包括支援センター 電話:0178-43-9189/0178-43-2316 ファックス:0178-43-2442

〒031-0011 青森県八戸市田向三丁目6番1号 2階
介護予防センター 電話:0178-38-0726 ファックス:0178-38-0739

高齢福祉課へのお問い合わせフォーム

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