令和2年度 第3回八戸市地域公共交通会議

更新日:2021年03月31日

日時

 令和2年12月15日(火曜日)午後3時から

場所

 八戸市庁 別館8階研修室

出席者

構成員14名

代理出席2名   

議事要旨

1.開会

2.議事

(1)路線見直しに伴う一部区間の廃止について(南部バス) 【協議事項】

資料1に基づき、岩手県北自動車株式会社南部支社から説明 (荒谷線関係)
< 賛成多数により承認された >
 
【質疑等】

(構成員1)
廃止予定の荒谷線の12~13時台のバスの代替措置はどうなっているか。

(岩手県北自動車株式会社南部支社)
代替措置となるコミュニティタクシーは、朝夕のみ運行する予定である。

(構成員1)
現在、12~13時台に中心街へ行く便や、その折り返し便は利用が少ないということか。

(岩手県北自動車株式会社南部支社)
12~13時台は荒谷線の利用が少ない時間帯である。荒谷線は主に通勤通学のために利用されており、代替措置によって、通勤通学の需要をフォローできる形になるものと考えている。

(会長)
路線廃止ということで、南郷地区における代替措置を検討されているということだが、是川周辺の方々にとっても運行本数が減ることになる。その点は、問題はないか。

(岩手県北自動車株式会社南部支社)
当社では、是川団地線及び是川団地・新井田線も運行している。また、中居林以降の中心街方面については、市営バスも運行されているので、市交通部とも運行ダイヤの調整をしながら利便性を確保していく。

(会長)
本日は、南郷事務所長も出席しているが何か気になる点はないか。

(南郷事務所長)
本当は、荒谷線が存続されることが望ましいとは思うが、利用人員が少なくなっている中で事業運営に支障をきたすということなので、代替措置がとられ、移動手段が確保されているということであれば、路線廃止も止むを得ないと考えている。

(事務局)
代替措置の一つであるコミュニティタクシーについては、案件7で、改めて事務局から説明したいと考えている。

(2)バス路線の経路変更に伴う一部新設及び運賃の設定等について(市営バス)【協議事項】

資料2に基づき、市交通部から説明 (多賀台団地線関係)
< 賛成多数により承認された >
 
【質疑等】

(会長)
本件は、案件4の関連事項であるため、市交通部からの案件2の説明に先立ち、岩手県北自動車株式会社南部支社から案件4について説明してもらった。
ポイントとしては、南部バスの五戸八戸線高館経由の路線廃止に伴って岩手県北自動車株式会社南部支社による運行がなくなる市内の「和野」「轟木」の部分を、市交通部に頑張ってもらって市営バスを運行し、「和野」「轟木」の部分の運行を維持する形にしたという点になるかと思う。
また、「和野」「轟木」を運行することとなる市営バスの多賀台団地線としては運行本数が減るようだが、これは、これまでの乗車実績等を見ての対応ということかと思う。

(3)河原道踏切拡幅工事完了に伴う八戸駅線の一部路線廃止について(市営バス・南部バス)【協議事項】

資料3-1に基づき、市交通部、また、資料3-2に基づき、岩手県北自動車株式会社南部支社から説明 
< 賛成多数により承認された >
 
【質疑等】
なし

(4)五戸八戸線高館経由の廃止及び五戸八戸駅線上市川経由の新設について(南部バス)【報告事項】

資料4に基づき、岩手県北自動車株式会社南部支社から説明 
 
【質疑等】
なし

(5)五戸八戸線(扇田経由)一部便のルート変更について(南部バス)【報告事項】

資料5に基づき、岩手県北自動車株式会社南部支社から説明 
 
【質疑等】

(構成員2)
従前から朝一便だけある「八戸駅を経由せずに五戸町から八戸市中心街に直接行く便」について、八戸西高校を経由するルートに変更するということだが、フラット通りや西公園前等のバス停にも停車することになるか。

(岩手県北自動車株式会社南部支社)
資料の図面上では一部バス停を省略したが、フラット通り等にも停車することとなる。
実際に運行してみて支障がないようであれば、変更後ルートの便数を増やすことも検討したいと考えている。

(6)系統の廃止等について(市営バス)【報告事項】

資料6に基づき、市交通部から説明 (上柳町線関係)
 
【質疑等】
なし

(7) 南郷地区コミュニティ交通等再編検討事業について 【報告事項】

資料7に基づき、事務局から説明 (コミュニティタクシー関係)
 
【質疑等】

(会長)
荒谷線廃止の代替措置として実施するコミュニティタクシーの運行について、本格運行前のPRのために実証実験を行うということであるが、実証実験中は無料、4月からの本格運行時には300円の料金がかかるという認識でよいか。

(事務局)
御認識のとおりである。

(会長)
高校生にとって300円というのは結構な負担だと思うが、定期券の発行等は考えていないのか。

(事務局)
岩手県北自動車株式会社南部支社や、事務局が委託契約をしているコンサルティング会社においても、都度、各種調査を行っている。
例えば、高校生であれば部活動の関係等で、廃止することとなる荒谷線を常時利用できる方はほとんどいない。
よって、荒谷線廃止の代替措置となるコミュニティタクシーの定期券の必要性等については、実証実験を行う中で利用者の声を聴きながら検討したいと考えている。

(構成員3)
存続する市ノ沢線への接続のためのコミュニティタクシーとなるが、路線バスの上限運賃320円(市内)に加えて300円のコミュニティタクシー運賃がかかるということか。乗継券のようなものを発行し、320円で収めるようなことは考えていないのか。

(事務局)
南郷地区においては、今回の対象地域以外で従前よりコミュニティタクシーの運行を行っており、その地区の方には、現在もコミュニティタクシー運賃と路線バス運賃の両方を支払っていただいている。
今回は、そのルールを踏襲する形で300円の運賃をいただくという考えであり、現在は、乗継券発行のような措置は考えていない。

(構成員1)
荒谷線廃線前の現在も、八戸市内の高校に路線バスで通えない場合があるようで、今更ながら、選択肢の狭さに気づいて驚いている。

(事務局)
是川地区まで親御さんに送迎してもらえれば通学可能な場合が多いので、現行路線には、そういった利用・需要もあるものと考えている。

(8)その他

地域連携ICカードの名称募集について、事務局から説明 
 
【質疑等】
なし

3.閉会

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