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119番のかけ方

 「火事」「救急」「救助」等のとき、「あわてず、安全な場所から正確に」通報することが被害を少なくし、人命や財産を守る決め手です。


■通報要領

■119番通報例

■携帯電話からの119番通報

■FAX119(FAXからの通報)

■メール119(電子メールによる通報)

■NET119(WEB上で行う通報)

■多言語通訳サービス

■駆け込み通報装置について

■119番の適正利用について

■PHSからの緊急通報接続終了について

■スマートフォン等に搭載されている「衝突事故検出」機能による119番通報について

■お問い合わせ先

通報要領

119番通報例

火事の場合

消防  はい119番八戸消防です。火事ですか?救急ですか? 
通報者 火事です。
消防 あなたは安全な場所から通報していますか?
通報者 はい。
消防 場所はどこですか?
通報者 ・八戸市(町村名)大字○○字〇〇 〇番〇号の○○です。
・私の家は八戸市(町村名)〇〇 〇丁目〇番ですが、隣の○○さんの家です。
・八戸市(町村名)大字○○字○○の△△工場です。
・○○地区の山が燃えています。
消防 何が燃えていますか?
通報者 ・隣の家が燃えています。
・アパートの隣の部屋の換気扇から黒い煙が出ています。
・駐車場で車のフロント部分から火が出ています。
消防 逃げ遅れや、怪我をした人はいますか?
通報者 ・家族全員避難済みで怪我はありません。
・1人、右手をヤケドしました。
消防 あなたのお名前と今おかけの電話番号を教えてください。
通報者 名前は○○ ○○です。電話番号は○○-○○です。
消防 分かりました。直ちに消防車、救急車を向かわせます。
安全なところに避難してお待ちください。

火事の通報例PDF


救急の場合

 消防 はい119番八戸消防です。火事ですか?救急ですか? 
 通報者 救急です
 消防  場所はどこですか?
 通報者 ・八戸市(町村名)○○ 〇丁目〇番〇号の○○です。
・八戸市(町村名)大字○○字○○の△△学校です。
・八戸市(町村名)○○ 〇丁目 ○○スーパーの前の道路です。
※住所を確認した時点で救急隊は出動準備を始めています。
 消防 どなたがどうしました?
 通報者 ・○○が腹痛と吐き気で苦しんでいます。
・交通事故で怪我人が〇人います。
※具体的に話してください。年齢、性別、症状等。
※早く来てくださいと電話を切らないでください。詳しい症状を伝えることが、
資機材の事前準備、医師投入等の判断になり、救命へつながります。
※症状によっては救急車到着までの間、応急手当をお願いすることがあります。

 消防 あなたのお名前と今おかけの電話番号を教えてください。
 通報者 名前は○○ ○○です。電話番号は○○-○○です。
 消防 分かりました。救急車が向かいましたので、音が聴こえたら外で手を振って下さい。
※音を鳴らさずに来てもらえますか?とお願いされることがありますが、救急車は
緊急車両です。音を鳴らさずに行くことはできません。

救急の通報例PDF

携帯電話からの119番通報

 携帯電話からの通報は、通報した市町村を管轄する消防本部で直接受付けています。

 電波の特性上、管轄境界付近では他の消防本部につながる場合がありますが、管轄の消防本部に電話を転送しますのでそのままお話しできます。

 移動しながらの通報は、途中で切れてしまう場合があるので一旦止まった状態で通報してください。なお、運転中の携帯電話の使用は、道路交通法違反および大変危険ですのでやめてください。


 通報が終わっても消防本部から通報者へ電話をかけ直すことがありますので、消防車、救急車が到着するまでの間は携帯電話の使用は控えていただくようお願いします。


FAX119(FAXからの通報)

 八戸広域消防本部では、言語や耳の不自由な方、あるいは電話での通報が容易ではない方々からの通報をFAXでも受け付けています。下の送信用紙にチェックをして送信するものになっていますが、住所、氏名、要請内容が記入されていれば様式は問いません。

 名称

 「緊急通報FAX119

送信用紙

 緊急通報ファックス119 Word版

 緊急通報ファックス119 PDF版

番号

 局番なしで「119」

メール119(電子メールによる通報)

 従来の電話の対話形式による通報が困難な方が、携帯電話、パソコン等の電子メールにより、救急車や消防車を要請できるシステムです。事前に登録されたアドレスに限り利用ができる「登録制」とさせていただいております。事前に登録されていないアドレスからは通報することができません。

 本システムの登録をご希望される方は、『ご利用案内』を必ずご覧になったうえで登録をお願いいたします。

 名称

 「メール119

申請用紙

 『メール119』申請書 Word版

 『メール119』申請書 PDF版

NET119(WEB上で行う通報)

「NET119緊急通報システム」とは、お手持ちのスマートフォン等を使用してWeb上で119番通報を行うものです。

 利用対象者は、「八戸消防本部が管轄する地域(八戸市、三戸郡、上北郡おいらせ町)に在住、在勤、又は在学し、聴覚若しくは言語障がい者又は音声による通報に不安のある方」と定めております。利用を希望する方は、「利用案内」と「利用規約」を必ずご覧になったうえで登録をお願いいたします。

 NET119の概要

 NET119利用案内

 NET119利用規約


 申請方法はWebによる申請と書類による申請があり、どちらでも可能です。それぞれの申請方法を記載しているので確認してください。

重要!申請をする前に

 申請をする前にスマートフォン等の設定を確認してください。
※迷惑メール設定をしている場合は「@net119.speecan.jp」ドメインからのメールを受信できるように設定する。
※位置情報機能(GPS)を「ON」にする。

WEBによる申請の場合

 Webによる申請を希望される方は、以下の手順で申請から利用開始となります。

1.掲載されているQRコードを読み込むか、メールアドレスに空メールを送信する。

(iPhoneは題名が空欄だと送信できません)


QRコード


メールアドレス 

 r.hachinohe@net119.speecan.jp


2.QRコードを読み込んだ方は、サイトにアクセスして空メールを送信する。
(iPhoneは題名が空欄だと送信できません)
3.消防本部からメールが届くので、サイトにアクセスし登録情報を入力する。
4.指令センター員が確認後、不備がなければ申請したメールアドレス宛に登録完了メールが届く。
5.利用の手引きを参考に設定をする。
NET119緊急通報システム 利用のてびき

書類による申請の場合

 書類による申請を希望される方は、以下の手順で申請から利用開始となります。
1.掲載されている承諾書、申請書に必要事項を記入する。
2.身体障害者手帳の本人確認ができる欄のコピーを添付して窓口に提出か郵送で申請する。
3.指令センター員が確認後、不備がなければ申請したメールアドレス宛に登録完了メールが届く。
4.利用の手引きを参考に設定をする。
 NET119申込書兼承諾書
 NET119申請登録用紙
 NET119緊急通報システム 利用の手引き
 提出窓口は消防本部指令救急課もしくは最寄りの消防署となりますが、消防署では書類の「受理」のみ行います。消防署に提出された方は登録に時間がかかる場合がございます。
 指令センター員がお使いになっているスマートフォンの設定をすることもできますので、お気軽にお越しください。

手話解説付き動画の閲覧について

 本システムは株式会社アルカディアのシステムを使用しており、YouTube上で手話解説つきの動画をアップロードしています。以下のリンクを参照して閲覧してください。(動画の視聴にかかるデータ通信料は利用者様個人の負担になります)
 NET119緊急通報システム動画(手話解説付き) へのリンク
 動画は以下の4項目に分かれています。
1.システムの概要(3分13秒)
2.登録方法   (5分55秒)
3.設定と練習  (7分39秒)
4.通報のしかた (4分27秒)


多言語通訳サービス

 多言語通訳サービスとは専門スタッフがいる多言語通訳コールセンターを通じ、日本語が話せない外国人の方でも安心して119番通報ができるサービスです。外国人通報者と119番通信指令員(消防職員)、コールセンタースタッフの三者間通話が可能であり、災害の詳細、病状及び怪我の状態等を把握でき、適切な消防業務が可能となります。さらには災害現場においても、コールセンターにつないだ携帯電話を用いて、外国人の方と消防隊員で意思疎通を図ることができます。


※対応言語(15言語)
 英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語、ベトナム語、タガログ語、インドネシア語、ネパール語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロシア語、マレー語

※対応時間
 全言語24時間365日。


駆け込み通報装置について

 消防署所の出入り口付近にボックスに入った赤色の「駆け込み通報用の緊急電話」が設置してあります。火災をはじめ、各種災害に全員出動し、消防署が不在になる場合があります。そのような時に、火事や急病等で住民が消防署所に駆け込んだ場合、緊急電話の受話器を取るだけで八戸市田向にある指令センターに直接つながり、消防車や救急車を要請することができます。


※設置署所

 河原木分署、尻内分遣所、根城分遣所、南郷分遣所、桔梗野分遣所、

 八戸東消防署、鮫分署、階上分署、小中野分遣所

 三戸消防署、田子分署、名川分署、福地分遣所

 五戸消防署、西分遣所

 おいらせ消防署、北分遣所

119番の適正利用について

 「119番」は、救急車・消防車を要請する緊急回線です。災害情報(サイレン)に関する問合せや、病院の問合せには絶対に使用しないでください。問合せに関しては、専用の番号がありますのでそちらにおかけください。

救急車を呼ぶか迷ったら・・・

 「家族の様子がなんとなくおかしいけど、救急車を呼んだほうがいいのかな・・・」
 「具合が悪いけど病院に行った方がいいのかな・・・」
 急なケガや病気をした時、救急車を呼んだ方がいいか、今すぐ病院に行った方がいいかなど、判断に迷うことがあると思います。救急車を呼んだ方がよいのか、医療機関を受診すべきか等で迷った際の相談先として、相談員(看護師等)からの適切なアドバイスが受けられます。
 #7119 あおもり救急電話相談(青森県HP)

 休日・夜間の急な子どもの病気等で対応に困った際に、子育てを行う保護者等の皆様からの電話相談に応じる「子ども医療でんわ相談(#8000)」を行っています。
 「子ども医療でんわ相談(#8000)」では、すぐに病院を受診したらよいのか、それとも自宅で様子をみても大丈夫なのか不安な時に、受診の目安や家庭での看護の仕方などについて、小児科医師の支援を受けながら、看護師がアドバイスします。
 #8000 子ども医療電話相談 (青森県HP)

災害情報(サイレン)に関する問合せ

 TEL 050-5536-5985 (消防情報案内)
 災害の場所、種別を自動音声でお知らせしています。
 消防車のサイレンは、ウーウーカンカン(サイレン音と警鐘)が火災、ウーウー(サイレン音のみ)はその他の災害です。

病院に関する問合せ

 TEL 0178-24-3999(消防本部救急医療情報)

※災害発生時は、応答できない場合があります。

平日

 16時30分から翌8時30分までの当番総合病院の案内

休日

 日中夜間(2当番制)の当番総合病院の案内

 

 消防本部の指令員が電話対応しておりますので、医療に関する専門的な相談にはお答えできかねます。

PHSからの緊急通報接続終了について

 令和5年(2023年)3月末をもって、法人サービスを含むすべてのPHSから緊急通報ができなくなります。詳しくは、契約している携帯電話会社等にお問い合わせください。

スマートフォン等に搭載されている「衝突事故検出」機能による119番通報について

自動通報機能について

 最新のスマートフォン等(iPhone14、アップルウォッチ等)には、車が激しい衝突を検出すると、自動で119番通報する「衝突事故検出」機能が搭載され、初期設定で有効になっているものがあります。

 また、車の衝突以外にも、床や地面に落としてしまったときや転倒したときなど、スマートフォン等が激しい衝撃を受けた場合に自動的に119番通報されることがあります。

意図せず119番通報をしてしまったら(お願い)

 消防車や救急車が必要ではないのに119番通報が発信された場合、電話を切らずに「間違い」であることをお伝えください。

 また、消防から折り返し電話をすることがありますので、電話に出て救急車や消防車が必要かどうかをお伝えください。

 救急車・消防車が必要でない場合、利用者自身で119番の発信をキャンセルすることができますので、事前に操作方法の確認をお願いします。

【参考】総務省 消防庁「スマートフォンから自動で発信する機能について」

https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/kyukyumusen_kinkyutuhou/post1.html

お問い合わせ先

 119番通報は指令センターで受信しています。
 指令センターのしおり

 消防本部指令救急課(指令センター)

 TEL:0178-44-2135

 FAX:0178-46-1171

消防・救急

八戸地域広域市町村圏事務組合消防本部
〒031-0011 青森県八戸市田向五丁目1番1号
TEL:0178-44-2131
FAX:0178-44-1196
mail:shobo@city.hachinohe.aomori.jp