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熱中症について

熱中症とは

 室温や気温が高い中で、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、体のだるさ、ひどいときには、けいれんや意識の異常など、様々な障害をおこす症状のことです。
 家の中でじっとしていても室温や湿度が高いために、体から熱が逃げにくく熱中症になる場合がありますので、注意が必要です。

八戸広域消防本部管内における熱中症による救急搬送者の内訳

 八戸広域消防本部では、夏期(5月から9月)における熱中症による救急搬送の調査を実施しております。
 2023年の熱中症による救急搬送者を年代区分別にみると、高齢者が約6割を占めています。また、傷病程度別にみると、2割の方が入院の必要な中等症と診断されています。

熱中症による救急搬送者の内訳(2023年)

搬送人員 350人

※新生児(生後28日未満)の搬送はなし
※初診時の重症は7人、死亡は3人
※数値は四捨五入のため合計は100%とならない場合がある

 熱中症による救急搬送者数(2019年~2023年)


熱中症予防のポイント

熱中症の応急手当

熱中症予防啓発コンテンツ

熱中症予防啓発動画 (総務省消防庁作成)

 熱中症予防のポイントを分かりやすく説明しています。動画の時間は約2分間です。
 
 予防啓発動画はこちら

熱中症対策リーフレット (総務省消防庁作成) 

 熱中症の分類と対処方法等をわかりやすく説明していますので、ご活用ください。

 リーフレットはこちら

熱中症予防啓発ポスター (総務省消防庁作成)

 熱中症の予防法や対処法、ためらわずに救急車を呼ぶ場合のポイントをまとめた熱中症予防啓発ポスターポスターです。ダウンロードしてご活用ください。
 ポスター№1はこちら ポスター№2はこちら

熱中症(特別)警戒アラートについて

 環境省と気象庁が連携し「熱中症警戒アラート」が令和3年4月28日から全国で運用開始されました。

環境省は「熱中症特別警戒アラート」を令和6年4月24日から全国で運用開始しました。

熱中症警戒アラートとは

 「熱中症警戒アラート」とは、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、 熱中症予防行動をとっていただくよう促すための情報です。


【アラート発表時の熱中症予防行動の例】
・不要不急の外出は避け、昼夜を問わずエアコン等を使用する。
・高齢者、子ども、障害者等に対して周囲の方々から声かけをする。
・身の回りの暑さ指数(WBGT)を確認し、行動の目安にする。
・エアコン等が設置されていない屋内外での運動は、原則中止または延期する。
・のどが渇く前にこまめに水分補給するなど、普段以上の熱中症予防を実践する。

熱中症特別警戒アラートとは

「熱中症警戒アラート」を令和3年度から運用し、熱中症への警戒を呼びかけてきましたが、気温が特に著しく高くなり熱中症による人の健康に対する重大な被害が生じるおそれのある場合に熱中症特別警戒アラートを発表することとしました。
発表された地域では、広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり、熱中症による人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがあることから、自発的な熱中症予防行動の実施、また、家族や周囲の人々においては見守りや声かけ等の共助や、公助の行動をとっていただくことを目的としています。

暑さ指数とは

 暑さ指数(WBGT:湿球黒球温度:Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。暑さ指数(WBGT)は人体と外気とのやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい①湿度、②日射・輻射など周囲の熱環境、③気温の3つを取り入れた指標です。
 なお、暑さ指数が28℃(厳重警戒)を超えると熱中症患者が著しく増加する傾向が見られます。

関連リンク(熱中症予防情報サイト)

 環境省の熱中症予防情報サイトで、熱中症警戒アラートの発表状況や暑さ指数(実況と予測)などの詳細が確認できます。

 熱中症予防情報サイト(環境省)はこちらをクリック

お問い合わせ先

消防本部指令救急課
TEL:0178-44-4857
FAX:0178-46-1171

消防・救急

八戸地域広域市町村圏事務組合消防本部
〒031-0011 青森県八戸市田向五丁目1番1号
TEL:0178-44-2131
FAX:0178-44-1196
mail:shobo@city.hachinohe.aomori.jp