9月10日から16日は自殺予防週間です

更新日:2024年08月23日

自殺予防週間とは

9月10日の世界自殺予防デーにちなんで、毎年9月10日から16日までの一週間を「自殺予防週間」として定め、国、地方公共団体、関係機関及び関係団体等が連携し、啓発活動を推進することとしています。

誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して

<自殺はその多くが追い込まれた末の死>

自殺に至る心理としては、様々な悩みが原因で心理的に追い詰められ、自殺以外の選択肢が考えられない状態に陥ってしまったり、社会とのつながりの減少や生きていても役に立たないという役割喪失感から、また、与えられた役割の大きさに対する過剰な負担感から、危機的な状況にまで追い込まれてしまうという過程と見ることができます。

また、自殺を図った人の直前の心の健康状態をみると、大多数は、様々な悩みにより心理的に追い詰められた結果、うつ病、アルコール依存症等の精神疾患を発症しており、これらの精神疾患の影響により正常な判断を出来ない状態となっていることが明らかになっています。

<自殺はその多くが防ぐことができる社会的な問題>

世界保健機関が「自殺は、その多くが防ぐことができる社会的な問題」であると明言しているように、自殺は社会の努力で避けることのできる死であるということが、世界の共通認識となっています。

例えば、失業、倒産、多重責務、長時間労働等に対しては、制度、慣行の見直しや相談・支援体制の整備という社会的な取組により、また、健康問題や家庭問題等一見個人的な問題と思われる要因であっても、専門家への相談やうつ病等の治療について社会的な支援の手を差し伸べることにより自殺を防ぐことにつながります。

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〒031-0011 青森県八戸市田向三丁目6番1号 3階
電話:0178-38-0717 ファックス:0178-38-0736

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