女性チャレンジ講座(令和3年度)
実施内容(令和3年度)
受講2年目となる9期生の皆さんと、令和3年度から受講を始めた10期生の皆さんが一緒に受講しました。
開催日 | 会場 | 講座内容 | |
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第1回 | 令和3年7月15日(木曜日) | 八戸市庁別館2階会議室B・C | 開講式 話し方・伝え方研修 |
第2回 | 令和3年8月19日(木曜日) | YSアリーナ八戸 多目的室 |
タイムマネジメント研修 |
第3回 | 令和3年11月9日(火曜日) | 八戸市埋蔵文化財センター 是川縄文館 |
行政講座(市内施設等の視察) (9月から11月に延期して開催) |
第4回 | 令和3年10月21日(木曜日) | YSアリーナ八戸 多目的室 |
ニューノーマル時代必須!ビジネスで使えるオンラインツール活用術 |
第5回 | 令和3年11月18日(木曜日) | 八戸市庁別館2階 会議室B・C | 企画提案力研修 |
第6回 | 令和3年12月16日(木曜日) | 八戸市庁別館2階 会議室B・C | フォロワーシップ研修 |
第7回 | 令和4年2月3日(木曜日) | 八戸市庁別館2階 会議室B・C | 企画提案発表会 修了式 |
第1回「開講式/話し方・伝え方研修」
講師
石塚 美樹 氏(一般社団法人日本経営協会)
内容
まず、伝える力を高める上手な伝え方のポイントについて学びました。また、伝えるだけではなく聴き方も大事ということで、相手の存在や価値を認める態度・言葉、共感の重要性についても学び、他の受講生との演習を交えながら理解を深めました。最後に、学んだことを意識しながらグループごとに話し合い、答えを導き出すゲームを体験しました。受講生からは、「話し方・聴き方がちょっとしたポイントで人を引き込むものになると理解できためになった」「仕事で意識して取り組んでいきたい」といった感想がありました。
第2回「タイムマネジメント研修」
講師
吉田 麻衣子 氏(一般社団法人日本経営協会)
内容
限られた時間で生産性を向上させるための行動をマネジメントする手法として、「業務を可視化する」「優先順位をつける」といったタイムマネジメントの6つのステップを学びました。後半は、演習シートを用いて自分の仕事、時間の使い方について考えてみました。さらに、集中してエネルギーを上手に使える環境をいかに自分で作り出せるかが大切とのことで、エネルギーマネジメントのポイントについても学びました。受講生からは、「仕事内容を分類することで取り組む時間を考えて行動できるため、自分でも見直してみたい」といった感想がありました。
第3回「行政講座」
視察先
八戸市埋蔵文化財センター 是川縄文館
内容
是川縄文館の事業概要や取り組みについて説明いただいた後、令和3年7月に是川石器時代遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産登録されたことを受け、世界遺産のこと、縄文のことについて学びました。後半は常設展を解説いただき、皆さん興味深い様子で展示を見学していました。受講生からは、「文化財の重要性や考え方について深くお話を聞いたのは初めて。施設も解説いただきながら見ると新しい発見が多く、とても楽しく学ぶことができた」「地域の人が魅力を伝えることで、発展していくような機会が自分でも作れたら」といった感想をいただきました。
第4回「ニューノーマル時代必須!ビジネスで使えるオンラインツール活用術」
講師
馬上 朋広 氏(一般社団法人日本経営協会)
内容
オンラインビジネスの市場やトレンドについて学んだ後、様々なオンラインツールについて、「SNS」「ビデオ会議」「これから流行しそうなもの」「その他、便利な知っておくと差がつくもの」それぞれについて、データや動画を交えながら学びました。最後には、今後注目のツールであるライブコマースについて、事例動画を交え紹介いただきました。受講生からは、「たくさんあるツールの中から何を選ぶと効果的で、どう考えていけば良いのか分かったため、これからが楽しみ」といった感想がありました。
第5回「企画提案力研修」
講師
結咲 ふみの 氏(一般社団法人日本経営協会)
内容
「市民の皆さんが楽しめる企画を提案する」という仮定のテーマで、実際にアイディア出しから形にして発表するところまで、グループに分かれ実践しました。各作業でのポイントを学びながら、アイディアを付箋に記入したり仕訳けたりしていき、最後には企画を模造紙にまとめ発表しました。受講生からは、「アイディアや意見を出すことは難しいと思っていたが、量をたくさん出すことが大事だと分かったので少しずつ意見を出すようにしたい」「枠を外した自由な発想を出すことで、思った以上のことができる確信が持てた」といった感想がありました。
第6回「フォロワーシップ研修」
講師
深澤 絢 氏(一般社団法人日本経営協会)
内容
リーダーシップとフォロワーシップは組織を動かすための両輪の関係ということで、リーダーとフォロワーの関係性や、大切にすべきことなどを具体的に学びました。その後、カードゲームを通してフォロワーシップに必要な要素を体感していきました。受講生からは、「自分のことだけにならず、周りにも気を配りながらコミュニケーションをとる大切さを改めて知ることができた」「チームで仕事をしていくうえで必要なことや自分の傾向をつかめたので、意識して仕事に活かしたい」といった感想がありました。
第7回「企画提案発表会・修了式」
講評者
- 堤 静子 氏(八戸学院大学地域経営学部地域経営学科 教授/八戸市男女共同参画審議会 会長)
- 熊谷 雄一(八戸市長)
内容
「より良い八戸圏域を目指して」をテーマに、受講最終年である9期生の皆さんが、これまでの講座で学んだ内容を活かしながら、グループに分かれ考えた企画を発表しました。
講評者からは、「どの提案も八戸の魅力を存分にアピールできる企画」「地方のビジネス、まちづくりにおけるキーワードが盛り込まれている」といったご感想や、企画がより良くなるような具体的なアドバイスをいただきました。
また、発表会終了後には修了式が行われ、市長から挨拶が述べられました。
テーマ | 概要 | |
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A | 八戸うまいもんBOX定期便 | 食を通じて八戸への帰省や旅行のきっかけを創出することを目的として、八戸のお土産・特産品や市内施設で使用できるチケットを詰め合わせた定期便を提供するもの。 |
B | 八戸圏域応援プロジェクト 2022 | ワインの醸造過程で捨てられる皮や種を加工し商品開発・販売することで、八戸ワイン及び副産物のPRにつなげるとともに、SDGsに貢献するもの。 |
C | 八戸の歴史文化を再発掘!是川縄文館 ここにしかないもの | 行政講座で魅力を知った是川縄文館に地元住民でも行ったことのない人がいることに着目し、来館するきっかけとなる仕掛けを提案するもの。 |
受講生の感想(抜粋)
- 会社以外の学びを受けることができ良い経験となりました。
- 参加したことで本当にたくさんのことを学び、考える力がついたと思います。
- 仕事だけではなく、家族・子どもに対しても役立ちそうな講座もあり、子育て中の方にも聞いてほしい内容だと思いました。
- 仕事と家庭とを両立しながらの発表準備は少し大変でしたが、時間がないながらも最後には資料が良くでき、達成感がありました。
- 発表は緊張しましたが、普段は体験できないことを経験できました。
女性チャレンジ講座とは?
職場等において女性の活躍と積極的登用を図るため、職場や地域社会での活躍が期待される20代から40代の女性を対象に、ビジネススキルの向上や職業、業種を超えたネットワーク作りを通して、女性の活躍するチャンスを広げることを目的として実施する講座です。
これまでの実施内容
この記事に関するお問い合わせ先
〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁本館4階
電話:0178-43-9217 ファックス:0178-47-1485
更新日:2022年07月21日