南郷の一里塚

更新日:2020年01月17日

中央に車道が走り、その両脇にある塚を写した写真

県史跡:一里塚(市野沢・中野)

一里塚は、慶長9年(1604年)、徳川家康の命により、日本橋を基点として、一里ごとに全国の主要な街道に築かせたものです。南部地方では、慶長15年(1610年)頃に完成したとされます。

南郷区にある一里塚は、八戸から市野沢(いちのさわ)・観音林(かんのんばやし)を通り、二戸(にのへ)の堀野(ほりの)で奥州街道(おうしゅうかいどう)(現在の国道4号線)に合流する上(のぼ)り街道沿いに作られたものです。頃巻沢(ころまきざわ)、市野沢(中野)、大森の3ヵ所に、非常に良好な状態で残っています。

一里塚の底面直径は10メートル前後、高さは約2メートルあり、江戸時代からの姿をとどめています。

車道脇に残る一里塚の写真

県史跡:一里塚(頃巻沢)

手前に写るガードレールの奥にある一里塚を写した写真

県史跡:一里塚(大森)

左右に伸びる車道と、その脇に生える草の奥に見える盛り上がった一里塚の写真

県史跡:一里塚(大森)

一里塚の所在地の略地図

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