十日市の一里塚、七崎神社の杉の木
十日市の一里塚
一里塚(いちりづか)
一里塚とは、江戸時代に交通の目印として主要な街道の両脇に一里ごとに二基一対の土盛りをして松などを植えたものです。
十日市(とおかいち)の一里塚は、八戸から新井田(にいだ)・十日市を通る久慈(くじ)街道沿いに作られたもので、八戸公園(こどもの国・植物園)の敷地内に一基残っています。道路の反対側にもあったと思われますが、すでに失われています。
江戸時代、八戸と久慈の間を往来する人々は、この一里塚を道標としました。

県史跡:一里塚

ならさき 七崎神社の杉の木
杉の木

豊崎町(とよさきまち)永福寺(えいふくじ)集落の南側に、モミなどの大木と杉木立に囲まれた七崎神社があります。
この境内の中に、3本の杉の大樹が一際目立ってそびえています。それぞれ高さ40メートル、38メートル、36メートルを測り、最も太い杉の胸高周囲は、9.7メートルもあります。
七崎神社の草創に関わる木ともいわれ、神社の神木となっています。推定樹齢は800~1000年とされ、村人から「神の杉」と呼ばれ、大切に保護されています。

七崎神社

更新日:2020年01月17日