三八城神社、八戸市美術館の文化財
三八城神社の文化財(みやぎ)
本小札勝色威二枚胴具足 附具足櫃(ほんこざねかついろおどしにまいどうぐそく つけたりぐそくびつ)

市指定:本小札勝色威二枚胴具足附具足櫃
八戸藩2代南部直政(なおまさ)が元禄2年(1689年)八戸城内に新羅三郎義光(しんらさぶろうよしみつ)を祭る新羅宮(現三八城神社)を勧請し、神宝として寄進したと伝えられる具足。
工芸的に優れ、兜には室町時代後期の甲冑師、明珍派第14代「高義」の銘が刻まれています。

三八城神社

三八城神社の周辺地図
梨子地螺鈿金装太刀(なしじらでんきんそうたち)

市指定:梨子地螺鈿金装太刀
具足とともに、新羅宮に寄進されたと伝えられる太刀。衛府太刀形式の特徴を備え、すべての金具が金銅で作られています。随所に南部家の紋所である向鶴紋(むかいづるもん)と割菱紋(わりびしもん)が施されています。新羅宮は、明治維新後、太祖南部光行、藩祖南部直房を合祀し、三八城神社と改称しました。
旧八戸藩主軍装用具(きゅうはちのへはんしゅぐんそうようぐ)

伝鎧直垂

大口袴

陣羽織

采 配(さいはい)

軍配団扇(ぐんばいうちわ)

軍鞭(ぐんべん)

軍扇(ぐんせん)
八戸市美術館の文化財
名花十二客図屏風(めいかじゅうにきゃくずびょうぶ)

市指定:名花十二客図屏風(八戸市美術館蔵)
画禅一如を旨とした橋本雪蕉(はしもとせっしょう)が、最晩年の明治9年(1876年)に描いた大作。雪蕉は享和2年(1802年)花巻村(現岩手県花巻市)に生まれ、その後河内屋橋本家の養子となり、江戸や八戸で活躍しました

八戸市美術館 撮影:阿野太一

八戸市美術館の周辺地図
更新日:2023年07月07日