国名勝 種差海岸を散策しよう!

更新日:2020年01月17日

八戸の海岸線のうち、下北半島に近い方は南北に延びる直線的で単調な砂浜が続いていますが、蕪島(かぶしま)から南側ではごつごつとした粗い岩や白い砂浜など変化に富んだ風景が人々を楽しませてくれます。
この蕪島の南から大久喜(おおくき)に至る延長12キロに及ぶ海岸とその後背地を含めた約880ヘクタールが昭和12年に国の名勝に指定されています。
種差海岸には、釜の口(かまのくち)、縄掛岩(なわかけいわ)、白岩(しらいわ)、高岩(たかいわ)、など名前の付けられた岩が点在し、岩礁に白波があたって砕ける風景や大須賀海岸に打ち寄せる波山、さらには芝生と青い波のコントラストが印象的です。市の中心部から約10キロの所にあり、夏になると多くの市民が、涼を求めてここを訪れます。初夏の種差
種差海岸は、三陸のリアス式海岸と比較して穏やかでやさしい地形が特徴となっています。
海岸を散策する人のための遊歩道も整備されています。
名勝種差海岸は、単に景色がすばらしいだけでなく、多くの貴重な植物が生息していることから、「三陸復興国立公園」にも指定され、採取してはならない植物が指定されています。
野生の植物は自然の中で咲くからこそ美しいものです。草花は持ち帰らないようにしましょう。

初夏の種差海岸の風景写真

初夏の種差海岸

種差海岸の指定区域図
大須賀海岸を上空から撮られた写真

大須賀海岸

種差海岸の芝生と海と晴れた空が撮られた写真

種差海岸の芝生

ハマヒルガオの紫の花の写真

ハマヒルガオ

スカシユリの白みがかったオレンジ色の花の写真

スカシユリ

ニッコウキスゲの黄色い花の写真
アズマギクの紫の花の写真

アズマギク

八戸及び周辺地域の漁撈用具と浜小屋

八戸の沿岸などでかつて使用されていた漁撈用具で、1,383点が国の重要有形民俗文化財に指定されています。名勝種差海岸の最も南にある大久喜地区の浜小屋と収蔵庫に保管されています。見学は八戸市博物館(電話0178-44-8111)にお問い合わせください。

大久喜の浜小屋の外観写真

大久喜の浜小屋

漁撈用具などが並べられている浜小屋内部の写真

浜小屋内部

名勝種差海岸の保全活動 (注意)以下はwebのみの情報です。

種差海岸の自然を守るため、文化財パトロールをする人、ボランティアで海岸のゴミを集めてくれる人など、みんなの努力でこの海岸は守られています。

保護指導員によるパトロール

市教育委員会教育長から委嘱された「名勝種差海岸保護指導員」が、種差海岸をパトロールしています。不法投棄や植物盗掘、無断開発行為などを発見した場合には、ただちに市教育委員会へ報告しています。

特定外来生物「オオハンゴンソウ」の駆除

オオハンゴンソウは繁殖力が旺盛なため、在来植物との競合や駆逐のおそれがあります。種差海岸の貴重な植物を守るため、市の委託事業や多くのボランティアによる駆除が行われています。

種差海岸で駆除ボランティアを行った団体の一例

ボランティアの男女2名がオオハンゴンソウの駆除を行っている写真
  • 種差海岸ボランティアガイドクラブ
  • 八戸市鷗盟大学 学友会
  • 八戸市立種差小学校児童
  • 青森県退職校長会 三八支部
  • 青森県立八戸南高等学校生徒
  • 八戸市立鮫中学校生徒
  • 八戸工業大学第二高等学校生徒
  • 八戸市立高等看護学院 学友会
  • 陸上自衛隊 八戸駐屯地 曹友会・修親会・隊友会
  • 民主党青森県連 青年女性委員会
  • 八戸市職員

オオハンゴンソウは、市内各地で確認されています。皆さまの所有する土地に生えていたら、放っておかずに駆除をお願いします。駆除方法は、下のチラシをご覧ください。

オオハンゴンソウチラシのキャプチャ画像一枚目
オオハンゴンソウチラシのキャプチャ画像の2枚目

清掃管理

種差海岸にて大勢のボランティアが清掃活動を行っているのを上空から撮った写真

種差海岸は、自然保護団体、町内会、観光協会、漁業部会、民間企業、小中学校、高校など多くのボランティアによる清掃活動が大規模、継続的に行われており、非常に良好な状態が保たれています。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 社会教育課 文化財グループ

〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁本館4階
電話:0178-43-9465 ファックス:0178-47-4997

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