国史跡 長七谷地貝塚
長七谷地貝塚について
長七谷地(ちょうしちやち)貝塚は、五戸(ごのへ)川下流域の右岸、桔梗野(ききょうの)工業団地内に位置します。
主に海水産のハマグリや汽水産のヤマトシジミなど砂泥に棲(す)む貝類の堆積がみられる貝塚で、縄文時代早期後半のものです。
魚骨や鳥獣骨のほかに、軸と針を組み合わせた釣り針、銛、縫い針、ヘアピンなどに加工した骨角製品も出土しています。
縄文時代の自然環境や生業の様子を知るうえで貴重な貝塚で、昭和56年に国史跡に指定されました。 出土品は八戸市博物館に展示されています。
貝塚の状況
貝塚の断面
土器
貝類
骨格器(銛・組合せ式釣り針)
見学にあたっての注意事項
- 史跡はどなたでもご自由に見学できます。事前の申込みやご連絡は不要です。
- 史跡周辺に駐車場はありませんのでご注意ください。
- 史跡内をご見学される場合は、歩きやすい靴などを履き、足元にお気を付けください。
- 雨天時および雨天後は足元が不安定になっておりますので、長靴等をご準備ください。
- 夏ごろにはスズメバチ等の活動が活発化しますのでご注意ください。
- 冬期間の除雪等は行いませんのでご了承ください。
- ゴミは各自持ち帰ることとし、ポイ捨て等は絶対にしないようご協力をお願いいたします。
交通アクセス
所在地
八戸市桔梗野工業団地三丁目地内
アクセス
- 八戸北IC(八戸自動車道)から車で約8分
- 陸奥市川駅(青い森鉄道線)から徒歩で約25分
- 八戸市営バス「多賀台・八太郎方面」行き(K68、H58)「車検登録事務所」下車(約50分)後、徒歩約3分
更新日:2023年09月22日