平成20年度 第1回八戸市地域公共交通会議
日時
平成20年7月24日(木曜日)午前10時30分から
場所
八戸市庁別館2階会議室C
出席者
構成員 12名(うち代理出席2名)
アドバイザー
首都大学東京 都市環境学部 吉田樹 助教
オブザーバー
国土交通省 東北運輸局 青森運輸支局 遠山健 運輸企画専門官
議事要旨
1.開会
2.議事
協議事項1 バス路線の新設について
資料1に基づき、許可申請予定事業者(有限会社つばめタクシー)から説明。
- 主な質疑内容
構成員:運賃の設定根拠は。
事業者:平成15年7月から運行の本八戸駅-イオンモール下田の運賃である500円を距離に応じて按分したものである。
構成員:競合する路線はあるか。
事業者:十和田観光電鉄の路線と競合する。
構成員:平均乗車運賃はいかほどか。
事業者:年間およそ8,500人から9,000人は利用している。
構成員:新規に設置するバス停の近隣住民から運行の要請はあったのか。
事業者:多賀台団地、市川中学校付近の方から、バスを希望する話は聞いている。
構成員:イオンモール下田からの補填等で収支のバランスを取っているのか。
事業者:補填等はない。
構成員:現行とのダイヤ、便数の変更はあるか。
事業者:朝早い便が増えている。
構成員:5年間の運行で、事故等はあるか。
事業者:事故は皆無である。
アドバイザー:新設バス停から本八戸駅まで等の需要の見積もりはあるか。
事業者:ない。
許可申請予定事業者の退室後、意見交換。主な意見は以下のとおり。
赤字路線で競合区間が出てくる。乗降調査や減便等で路線維持に努めているが、収入が下がると更なる減便・廃止の検討が必要となる。八戸市だけでなく、沿線の市町住民の足に影響する。
今回の新設路線は生活交通路線からは乖離しているように感じる。既存事業者の努力や公共性の維持が失われる可能性がある。
八戸市地域公共交通再生プラン策定以来、競合をなくしながらも利便性を確保していくネットワーク構築を議論しているが、折り合いがつくのか。
運賃の設定根拠が乏しい。
挙手による採決により、承認しないことを決定。ただし、全員一致で再協議が必要とする。
協議結果を許可申請予定事業者へ伝える。
報告事項1 監事の指名について
資料2に基づき会長から報告。
報告事項2 地域公共交通総合連携計画策定調査事業について
資料3に基づき事務局から報告。
- 質疑内容
構成員:コンサルタント事業者への委託内容はどのようなものか。
事務局:アンケートあるいはヒアリング調査などの、交通系の調査業務委託を想定している。
協議事項2 平成20年度事業計画案について
協議事項3 平成20年度予算案について
資料4及び資料5に基づき事務局から一括して説明。
挙手による採決により、賛成多数で承認。
その他 情報交換等
特になし
3.閉会
配布資料
資料1.バス路線の新設について (PDFファイル: 270.1KB)
資料2.監事の指名について (PDFファイル: 49.6KB)
資料3.地域公共交通総合連携計画策定調査事業について (PDFファイル: 104.8KB)
この記事に関するお問い合わせ先
総合政策部 政策推進課 交通政策グループ
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更新日:2020年02月25日