平成26年度 第1回八戸市地域公共交通会議

更新日:2020年02月25日

日時

平成26年5月29日(木曜日)午後2時から

場所

八戸市庁本館3階第一委員会室

出席者

構成員 13名(うち代理出席1名)    

議事要旨

1.開会

2.議事

1 バス路線の新設について【協議事項

資料1に基づき、交通部から説明

  • 主な質疑内容

オブザーバー:「タイヘイ牧場前」のバス停の名称が変更になった理由は何か。

交通部:地域の方からの要望があったため、変更になった。

構成員:「淀ノ松原」のバス停を100メートル移設する計画になっているが、このバス停の乗降客の利用者数や利便性はどのように判断したか。

交通部:「淀ノ松原」のバス停の利用者は一日約10数名で、踏み切りを越えてカーブ下り坂で、運行上危険な場所にあった。移設に伴い関係する町内会長、種差観光協会に説明をして了承をいただいた。

会長:100メートル程度ということなので不便になる方もいるとは思うが観光の方々には便利かもしれませんね。

交通部:移設先のバス停の付近は民家が多く、種差海岸インフォメーションセンターは、年末年始以外は開場しているため、少し遠くなる方もいると思うが、バスの待合環境としては良くなるのではないかと感じている。

賛成多数で承認

2 平成26年度補正予算(案)について【協議事項】

資料2-1、2-2、2-3に基づき、事務局から説明

  • 主な質疑内容

構成員:予備費の1,500万円は今後の新事業のためのものか、使途は決まっているのか。

事務局:国の補助金は全ての事業が終わってから入ってくるため、現在は発注等の資金がない状況であり、当初は市から3,600万円いただいて事業をすすめる形となる。今のところ補助金申請額4,200万円規模の事業をしようと考えているが、最終的に4,200万円で収まるか、足りないものについてはまたお諮りすることになる。予備費については年度末まで計上し、最終的には残金は市にお返しすることになる。

構成員:最初から返すことになっているのならいい。

事務局:国庫補助金は交付決定通知で補助金が確定するため、その時点ではいくらもらえるかが決まっていなかった。

構成員:予備費が何か新しいことに使えれば、さらに公共交通が良くなっていくのではないかという願望もあって質問した。

事務局:特に必要があれば考えたいが、公共交通アテンダント事業については毎月給料が発生するため人件費を最初に概算払いすることにしている。

構成員:補正予算とその事業については賛成だが、資料2-5のウェブサイト制作費について質問がある。バス利用者を対象とした利便性を図るということでインターネット等をご覧になれる方をターゲットにしているが、実際にそれに接する機会のない高齢の方も結構いると思う。現状でそういう利用者の方の意見を吸い上げるためにはどんな方法をとっているのか。

事務局:現在のところバス事業者のほうで実施しているかどうか把握していないが、昨年度最後の連携計画をまとめる際に委員の方からも同様の意見が出ており、バスの車内や公共施設等に意見箱を設置する方向で調整していきたい。

交通部:市長への手紙やホームページ、車内に設置してあるハガキにより、お褒めの言葉や苦情、要望、意見などいただいているが、いたずらのハガキがかなり多く、その対応に苦労したためバス車内の意見箱を廃止した経緯がある。意見を吸い上げるための新たなツールを検討したいと考えている。

南部バス:現在、そのような窓口や意見箱を設置するということはやっていない。ホームページ上でお問い合わせのメールを受け付ける形になっている。

構成員:実施方法はいろいろあると思うが、直接声を聞くにはバス停で待っている人のアンケートなどが有効な手段ではないか。ハガキなどでは自分が能動的に動く原因がないと動かないし、動く方のほとんどは苦情ではないかと思う。バス待ちの人に便利な点、不便な点など利用者の意向を確認するのが良いと思う。どのようにアンケート調査するかは課題ではあるが。

事務局:連携計画をまとめるために、利用者の方々は公共交通に対してどう感じているかというようなアンケート調査を実施したが、その中では低床バスを導入してほしいという意見がトップで高齢の方の利用が多くなってきているのがわかる。毎年アンケート調査を実施するかどうか未定だが、バス事業者と相談していきたい。

構成員:八戸公共交通アテンダントはどういう状況か。

事務局:昨年度までは緊急雇用ということで失業者対策が大きな柱となっていて、今まで仕事の経験がない方を雇い育成し実施していた。今年度からは失業者対策ではないため、ある程度社会経験があり技術の高い方を雇えることになり、委託先は昨年度と同じ先に決定した。公共交通の知識経験がある方(新幹線のグリーン車のアテンダント経験のある方)を雇い、アテンダントをリードしてもらう体制になる。5月末で契約し、雇用・育成後の7月1日開始を目指している。もし今年度の体制がよければ来年度は切れ目なく4月1日から開始できるようにしたい。

オブザーバー:今回も1か年で終了か。違う事業者になることも考えられるか。

事務局:予算が単年度分になっているため、そういうことになる。もし今年度の体制が十分であれば随契ということで4月1日から切れ目無く実施できる。進行状況を見ながら考えていきたい。

賛成多数で承認

3 南郷コミュニティバスについて(バス停留所の一部変更)【報告事項】

資料3に基づき、運行委託事業者(三八五交通株式会社)から説明

  • 質疑なし

4 その他について

バスマップ等発行のお知らせ(事務局)

  • バスマップ2014
  • 八戸駅線等間隔運行チラシ・リーフレット
  • 八戸中心街ターミナルリーフレット

 

  • 主な質疑

オブザーバー:バスマップ八戸に高速バス乗り場が細かく表示してあり、ここまで全部網羅してあるのはすごいと思う。

 事務局:高齢者からは細かすぎて見づらいという意見もあるが、見れば見るほどいろいろな情報が入っている。

 構成員:7月12日に種差インフォメーションセンターが開所し、うみねこ号が走るわけだが、公共交通に対しての何らかのPRコーナー設置とか考えているのか。

 事務局:ぜひやりたいと思っているが、施設の造りがどうなっているか把握していないため、可能であれば置きたいと思う。

 会長:種差方面の本数があまり多くないため、インフォメーションセンターで次のバスの時刻がわかるようなものがあれば安心ではないかと  思う。

構成員:インフォメーションセンターにバスナビのようなものがあればいいのではないか。

交通部:さまざまな意見をもとに検討していきたい。国立公園になった影響もあると思うが、昨年度のうみねこ号の利用者数は約22,000人で前年比3,000人程増えたと記憶しているので今年度もたくさんの方々にご利用いただけるよう待合環境の改善につとめていきたいと考えている。

3.閉会

配布資料

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