記者会見 令和8年5月21日
発表内容
日時:令和8年5月21日 木曜日 14時00分~15時00分
場所:八戸市庁別館2階 会議室C
案件:
- 令和7年12月8日の青森県東方沖の地震及び令和8年4月20日の三陸沖の地震による対応状況について(危機管理部 危機管理課)
- 青の煌めきあおもり国スポ デモンストレーションスポーツ空道の開催について(観光文化スポーツ部 国スポ・障スポ推進室)
- 国スポ・障スポ体験ラーケーションの実施について(教育委員会 学校教育課)
- ツキノワグマ出没への対応強化について(農林水産部 畜産林政課)
- 八戸市指定ごみ袋の品薄状況等への対応について(市民環境部 環境政策課)
令和7年12月8日の青森県東方沖の地震及び令和8年4月20日の三陸沖の地震による対応状況について
昨年12月8日に発生した青森県東方沖の地震及び、先月4月20日に発生した三陸沖の地震による対応状況につきまして、5月14日12時時点の状況をご報告いたします。
なお、この場では、4月14日時点からの主な変更内容につきまして、お手元の資料に沿って、説明いたします。
まず、青森県東方沖の地震による被害状況につきましては、建物被害のうち、住家被害は全壊件数7件で変更はありませんが、半壊が73件から77件、一部損壊が541件から547件にそれぞれ増加し、非住家の件数は1,495件から1,508件に増加、被災事業所数は、602社から605社に増加しております。
被害額につきましては、137億6千万円となり、前回より約4,200万円増加しておりますが、その主な内容といたしましては、商工関係で約4,000万円、体育施設関係で140万円、観光施設関係で110万円の増加となっております。
当市に対する支援につきましては、2件約14万円のご支援をいただいております。
このほか、観光関係施設や健康福祉関係、体育施設関係など、それぞれの被害区分における対応状況や、被災者支援・復旧に関する取組等の進捗に応じて記載内容を更新しております。
次に、三陸沖の地震による被害状況につきましては、建物被害のうち、住家被害は全て一部損壊であり、件数は5件から14件に増加し、非住家の件数は127件から152件に増加、被災事業所数は30社から49社に増加しております。
被害額につきましては、約6,610万円となり、前回より約4,280万円増加しておりますが、その主な内容といたしましては、商工関係で建物および事業用資産の損壊等により約3,640万円、健康福祉関係で約230万円、観光施設関係で180万円の増加となっております。
このほか、文教関係施設の対応状況や、被災者支援・復旧に関する取組等の進捗に応じて記載内容を更新しております。
以上、主な変更内容をお知らせいたしましたが、詳細はお手元の資料をご覧くださいますよう、よろしくお願いします。
今後も被災された皆様の日常生活を一日も早く取り戻すべく、市民や事業者に寄り添った対応を迅速に実施してまいります。
また、昨年12月や本年4月の地震・津波災害により、様々な課題が明らかになり、今後起こりうる大規模地震・津波災害に備えるためにも、早急な検証が必要と判断し、 先月、「地震・津波避難対応検証プロジェクトチーム」を発足したところでありますが、いつ起こるかわからない大規模地震や津波に備えるためにもプロジェクトチームの検証結果を待たずに、当面の対応として、すぐにできる取組を実施することとしております。
具体的には、当該地域の自主防災組織や施設管理者に対し、災害時は、市職員が避難所に到着するまでの間、自主防災組織等が主体となり、避難所を運営していただくよう、改めて周知しております。
また、当面の間、避難者数が多かった主な自主避難の場所13か所へ派遣する職員を避難所班から選定するとともに、これらの場所へ食料、水などの備蓄品を配備いたしました。
なお、避難所の開設が長期にわたるなどにより、交代職員等が不足する場合は、庁内から動員し、職員を確保することとしております。
次に、プロジェクトチームの進捗状況につきましては、短期間で検証を終える必要があることから、作業の効率化を図るため、各メンバーがデータ等をオンラインで共有できるシステムにより、集めた情報を随時報告、共有しているほか、チームマネージャーとサブマネージャー、各ワーキンググループのリーダーとサブリーダーの間で週1回会議を開催し、それまでの進捗や、次に取り組む内容の報告、共有を図っており、遅滞なく進める体制を整えているところであります。
現在の取組内容といたしましては、これまでの市議会や協議会等での指摘等の内容を整理しているほか、市民や自主防災組織、職員を対象としたアンケートの実施や、発災時の市内の渋滞状況等、検証を行うにあたり必要な情報収集を行っているところであります。
アンケート関連として、まず、市民向けのアンケートについては、八戸市民及び八戸市内に通勤、通学している方を対象に、指定避難所・避難場所、避難行動、自動車避難、徒歩避難等に関する認識を把握したいと考えており、インターネットにより今月18日から29日までの期間で実施しております。
報道機関の皆様におかれましても、このアンケートの周知にご協力いただいており、この場をお借りし、改めて感謝申し上げます。
また、同様に自主防災組織や市職員に対してもアンケートを実施しており、避難所の開設・運営を始めとする災害対応を通じた事実関係や、現場での課題の把握をすることとしております。
次に、発災時の市内の渋滞状況等の情報収集については、八戸警察署に対し、市内主要道路における渋滞発生状況について情報の提供を依頼するとともに、KDDIの人流データ分析ツールを用いて分析することとし、予定を早めて必要な契約を締結しております。
この人流分析にあたっては、報道等の情報を基に、比較検討すべき分析地点を整理するとともに、試験的に県道8号線の「小田の坂周辺」や国道45号線の「新井田大橋周辺」の分析に着手しており、今後、市民アンケートの結果等とも照合しながら、検証を進めてまいります。
その他、情報収集以外の取組といたしましては、災害対策本部と避難所間の情報共有の改善を図るため、自治体向けビジネスチャットツールである「LoGoチャット」の活用について検討しているほか、すでに導入している「避難所通信システム」も含め、各ツールのメリット、デメリットの整理を進めております。
この整理がつき次第、運用方法を取りまとめ、避難者の状況や要望等を迅速に把握し、必要な対応を実施できる体制としてまいります。
今後は、情報収集が終わったものから順次、その情報の整理や分析に取り掛かり、検証結果及び対応方針を取りまとめ、7月末を目途に公表したいと考えておりますが、速やかに取り組めるものは、その都度、順次公表し、実施してまいります。
青の煌めきあおもり国スポ デモンストレーションスポーツ空道の開催について
青の煌めきあおもり国スポ デモンストレーションスポーツ空道の開催についてお知らせいたします。
まず、デモンストレーションスポーツについてでありますが、国民スポーツ大会における正式競技、特別競技、公開競技以外の競技で、健康づくりや体力の向上、世代間や地域間の交流の輪を広げることなどを目的として、子どもから高齢者まで県民が気軽に参加できる競技として実施するもので、県内29市町村で39競技が行われ、当市では空道を実施いたします。
次に、空道は、空手技と柔道技を融合した21世紀生まれの総合武道スポーツであり、競技の際は、フルフェイスのヘッドギアを始めとした防具類を着用して行います。
競技としての安全性を備えた上で、試合では、突き、蹴り技に加え、投げ技、頭突き、肘打ち、寝技、関節技、絞め技などが認められております。
競技会の概要でありますが、主催、主管は御覧のとおりであり、日程は今月31日、会場はYSアリーナ八戸で、入場無料となっております。
開始式は9時30分から、競技開始は10時からとなっており、種別は、一般男女と、アンダー12からアンダー18までの男女、それぞれ、御覧の階級があり、18都道府県から183人の選手が参加いたします。
なお、このたび、当市を中心に活動されているアーティストのHappyBulldog様より、空道競技の魅力発信や、空道選手の応援のため、スポーツとアートを融合させた横断幕などを御協賛いただきました。
作品は、会場となるYSアリーナ八戸に今月16日から展示しておりますが、明日22日の午後2時から、大会参加選手同席の下、感謝状の贈呈式を行う予定としております。
今回、国スポの競技として初めて空道競技が実施されますが、全国から予選を勝ち抜いた選手たちが、日本一を目指して、ここ八戸で熱戦を繰り広げます。
実践的な技術や、瞬時の判断力などが試される緊迫した攻防など、空道ならではの魅力に触れられる貴重な機会でありますので、是非、会場に足を運んでいただき、地元選手はもちろん、全国から出場する選手に熱い声援をお願いいたします。
国スポ・障スポ体験ラーケーションの実施について
【市長】
八戸市「青の煌めきあおもり国スポ・障スポ体験ラーケーション」を実施することとしましたので、その概要をお知らせいたします。
ラーケーションとは、保護者の平日の休暇を利用して、子どもと保護者が校外での体験活動や探究活動を行う制度のことであり、近年多くの自治体で独自の取組がなされております。
当市においても、土日祝日に仕事を持つ保護者は多く、親子が一緒に社会体験をする機会の確保は、重要なことであると捉えております。
今年度は、本県において「青の煌めきあおもり国スポ・障スポ」が、あすなろ国体以来、49年ぶりに開催されますが、ハイレベルな競技を間近で見ることのできる貴重な機会であることから、市内のみならず県内外の他市町村で実施される競技を観戦することを目的に、八戸版のラーケーションを実施します。
児童生徒が実際の競技に触れ、トップアスリートの技術や姿勢を学ぶことで、豊かな感性や主体性を育む契機となることを期待しています。
「国スポ・障スポ」の本県での開催は、半世紀に一度の貴重なスポーツの祭典でありますことから、是非ラーケーションを活用していただきたいと考えております。
以上、制度の概要について御説明いたしましたが、申請等の具体につきましては、教育長の方から説明があります。
【教育長】
私からは、ラーケーションの申請等、主だった手続きについて、説明いたします。
対象となる期間は、開・閉会式のほか、会期前を含む正式競技や公開競技が行われる、本年9月3日から10月26日までであります。
ラーケーション申請に関する主な留意点といたしましては、次の5点であります。
1点目として、児童生徒1名につき、1日単位で最大3日まで取得できるものといたします。
2点目として、必ず保護者同伴とし、児童生徒のみの活動とならないようにしていただきます。
なお、基本的には保護者を想定しておりますが、様々な御家庭の事情もあることから、祖父母等との体験も認める考えでおります。
3点目として、申請は、1週間前までに保護者から学校へ申請するものといたします。
4点目として、ラーケーション取得中は、「校長が出席しなくてもよいと認めた日」として取り扱い、欠席扱いにしないものといたします。
5点目として、ラーケーション取得中に受けられなかった授業内容については、基本的には御家庭で補ってもらうことといたしますが、授業で扱うプリントの配布や1人1台端末の活用など、学校でもできる支援をしてまいります。
「国スポ・障スポ」は、私も観戦を楽しみにしているところであります。
是非貴重な機会が子どもたちの「煌めき」につながるよう、本ラーケーションを活用していただきたいと考えております。
ツキノワグマ出没への対応強化について
次に、ツキノワグマ出没への対応強化について、ご説明いたします。
青森県内では、市民の生活圏である住宅地、商業地でのツキノワグマの出没が増え、緊急銃猟の件数も5月だけで当市を含めて3件となりました。
八戸市内では、4月からツキノワグマの目撃情報が増加しており、先日5月6日には、市街地で緊急銃猟を実施したところであります。
クマの目撃は、昨年度では、6月から11月にかけて増加しており、今後、クマの目撃件数が増加していくことが予想されます。
このことから、市では、今年4月に畜産林政課に野生鳥獣対策グループを新設し、ツキノワグマ、イノシシなどの野生鳥獣の捕獲業務に取り組んでおりますが、市民の皆様のより安全な生活を確保するため、この度、新たに「八戸市ツキノワグマ対策プロジェクトチーム」を農林水産部内に設置することといたしました。
本プロジェクトチームによって、ツキノワグマ目撃時の現地出動時、そして、緊急銃猟時の体制強化を図ります。
組織構成は、農林水産部内で職員の弾力的な配置を行うこととし、畜産林政課を中心として、農業政策課、食の流通・ブランド推進室の職員を加えて、本日より13名体制から30名体制とし、対応を強化いたします。
また、緊急銃猟時の広報につきまして、先日の緊急銃猟実施時の状況を踏まえ、より多くの市民の皆様に、緊急銃猟を実施する可能性があることを伝え、交通規制などの予見性を高め、より安全に行動していただくため、今後は、ツキノワグマなどが人の日常生活圏へ侵入するなどの緊急銃猟が実施可能となる条件が整った場合は、速やかに、ほっとスルメールなどの市の公式SNSなどで市民の皆様にお知らせするとともに、報道機関の皆様に対しましても、緊急銃猟を実施する可能性があることをお知らせするよう、昨年12月に策定いたしました緊急銃猟対応マニュアルを、今月中を目途に改正し、対応を強化いたします。
なお、市のほっとスルメールなどでお知らせしております、「クマの目撃情報」ですが、これまでも、より正確な目撃情報を確認するため、市から目撃者に折り返しの電話連絡をすることに加えて、場合によっては、自宅や職場などを訪問し、目撃時の状況確認を行っており、これまでのところ、偽情報はないものと認識しております。
市民の皆様におかれましては、引き続き、ほっとスルメール等で目撃情報を御確認いただきますとともに、早朝・夕方の時間帯で山林等への立ち入りは特に慎重に行うこと、家の周囲や農地周辺の草刈り、クマの誘引に繋がる食べ物、家庭ごみを放置しないことなど、引き続きご協力をお願いいたします。
八戸市指定ごみ袋の品薄状況等への対応について
八戸市指定ごみ袋の品薄状況等への対応について御説明いたします。
中東情勢の悪化に伴い、県内他自治体において指定ごみ袋が品薄になっているとの報道があって以降、取扱店からの発注が増加するとともに、一部の取扱店において品薄状況又は一時的な欠品が生じておりますことから、5月18日夜に私から市民の皆様に向けて、
・今年度も例年と同程度の数量を確保できる見込みであること
・指定ごみ袋の販売価格を変更する予定はないこと
・万が一、全体的に不足が生じる場合には、任意の透明袋でのごみの排出を検討すること
・市民の皆様に「必要な分だけ購入する」冷静な行動をお願いする
こと などのメッセージをSNSで発信したほか、市ホームページやごみ収集アプリで周知を行ったところであります。
品薄等になっている取扱店には、5月19日に一定数の納品を行ったところでありますが、取扱店からの発注は引き続き増加傾向にあることが確認されております。
在庫状況は、令和7年度製造分につきましては、取扱店からの発注が前年度並みのペースに落ち着いた場合には、全体として概ね6月末までの在庫が確保できる見込みでありますが、例年と比較して「燃やせるごみ用袋20リットル」の需要が高く、在庫が不足する可能性が高くなっております。
令和8年度製造分につきましては、物品供給契約を結ぶ事業者に確認したところ、契約時の納品計画どおり6月中旬以降、毎月1回納品される予定であり、新たな在庫が確保される見込みであります。
今後の対応につきましては、先ほど申し上げたとおり、6月中旬には新たな在庫が確保できる見込みでありますが、「燃やせるごみ用袋20リットル」の在庫が一時的に不足する可能性が高まったことから、市民生活に及ぼす混乱を避けるため、市販のごみ袋の代用を認める臨時措置を講じることとします。
臨時措置の内容は、指定ごみ袋のうち「燃やせるごみ用袋」が購入できない場合は、市販の袋による可燃ごみの排出を認めるものであります。
代用できる市販の袋は、中身が確認できる無色透明または半透明のもの、大きさは指定ごみ袋と同程度の大きさである20Lから45Lのものといたします。
一方で、使用できない袋は、中身が確認できない色付きの袋、他自治体の指定ごみ袋、レジ袋や肥料袋、また、市指定の「燃やせないごみ用袋」に可燃ごみを入れての排出もできないものといたします。
臨時措置の期間につきましては、来週月曜日5月25日から始め、市民の皆様に分かりやすく、混乱が生じないよう、6月末日の6月30日火曜日までといたします。
なお、市民の皆様におかれましては、指定ごみ袋、市販のごみ袋に関わらず、引き続き「必要な分だけ購入する」冷静な行動を取っていただきますよう、よろしくお願いいたします。
案件2_青の煌めきあおもり国スポ デモンストレーションスポーツ空道の開催について(モニター資料) (PDFファイル: 734.9KB)
案件3_国スポ・障スポ体験ラーケーションの実施について(モニター資料) (PDFファイル: 594.6KB)
案件3_国スポ・障スポ体験ラーケーションの実施について(補足資料) (PDFファイル: 205.2KB)
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更新日:2026年05月21日