9月10~16日は自殺予防週間です

更新日:2024年02月28日

自殺予防週間とは

9月10日の世界自殺予防デーにちなんで、毎年9月10日から16日までの一週間を「自殺予防週間」として定め、国、地方公共団体、関係機関及び関係団体等が連携し、啓発活動を推進することとしています。その一環として、八戸市では心が落ち着く効果がある青色で総合保健センターをライトアップしています。

ライトアップされた総合保健センター

自殺予防週間に伴いパネル展を開催しました

八戸市では、「自殺予防週間」である9月10日から16日において、自殺予防の普及啓発を目的としたパネル展示を行いました。

令和5年度は、八戸市の自殺の現状、こころの相談窓口の紹介やゲートキーパーの役割に関する内容で開催いたしました。

その他、相談窓口一覧やうつ病のセルフチェックシート付きのポケットティッシュを配布し普及啓発を行いました。

R5パネル展画像

八戸市役所 本館1階

R5パネル展 保健センター

八戸市総合保健センター1階

誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して

<自殺はその多くが追い込まれた末の死>

自殺に至る心理としては、様々な悩みが原因で心理的に追い詰められ、自殺以外の選択肢が考えられない状態に陥ってしまったり、社会とのつながりの減少や生きていても役に立たないという役割喪失感から、また、与えられた役割の大きさに対する過剰な負担感から、危機的な状況にまで追い込まれてしまうという過程と見ることができます。

また、自殺を図った人の直前の心の健康状態をみると、大多数は、様々な悩みにより心理的に追い詰められた結果、うつ病、アルコール依存症等の精神疾患を発症しており、これらの精神疾患の影響により正常な判断を出来ない状態となっていることが明らかになっています。

<自殺はその多くが防ぐことができる社会的な問題>

世界保健機関が「自殺は、その多くが防ぐことができる社会的な問題」であると明言しているように、自殺は社会の努力で避けることのできる死であるということが、世界の共通認識となっています。

例えば、失業、倒産、多重責務、長時間労働等に対しては、制度、慣行の見直しや相談・支援体制の整備という社会的な取組により、また、健康問題や家庭問題等一見個人的な問題と思われる要因であっても、専門家への相談やうつ病等の治療について社会的な支援の手を差し伸べることにより自殺を防ぐことにつながります。

自殺対策について

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県の自殺対策事業

国の自殺対策事業

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