家庭でできるごみの減量・分別
ごみの減量・分別にご協力ください
八戸市のごみ排出量の推移
八戸市の一般廃棄物排出量は、市民の皆様の排出抑制や資源物分別の取組により平成25年度からゆるやかな減少を続け、コロナ禍時は巣ごもり需要もあり一時期増加したものの、令和5年度には936グラムとなり、全体的には減少基調となっています。
内訳をみますと、家庭系ごみは青森県平均を下回り、全国平均と同水準で推移していますが、事業系ごみは当市が工業都市ということもあり、全国平均を大きく上回っている状況です。
1人1日当たりのごみ排出量(総排出量÷10月1日時点人口÷年度日数)
ごみ排出量の推移 <家庭系ごみ+事業系ごみ>
ごみ排出量の推移 <家庭系ごみ>
ごみ排出量の推移 <事業系ごみ>
ごみ量が多いことによって生じる問題
- ごみ量が多いと、ごみの処理に多額のコストがかかるため、多くの財政負担を求められます。
- ごみ量が多いと、ごみの収集量や焼却量も多くなり、総じて燃料やエネルギーの使用量も多くなるため、環境への負荷が高くなってしまいます。
- ごみ量が多いと、ごみの埋立量が多くなるため、ごみの埋立を行っている最終処分場の容量が早期に不足することにつながります。
ご家庭で実践してほしいこと(減量・分別の取組み)
家庭から出されているごみの内訳
(平成28年~令和元年、4年 組成調査平均:重量比)
令和2年度、令和3年度は新型コロナウイルスの影響により未実施。
ごみを発生させない(リデュースを実践する)
ごみになるものをもらわない・買わない
- マイバッグを持ち歩く(レジ袋をもらわない)
- 不要な割り箸、おしぼりなどをもらわない
- 過剰包装を断る
- 紙コップ、紙皿は使わない
- 詰め替え商品を購入する
生ごみや草木を減らす
食品ロスを減らす
「食品ロス」とはまだ食べられるのに捨てられている食品のことです。
- 食べ物を余分に買いすぎない
- 調理の際は食材をできる限り使い切る
- 食事は残さず食べきる
ことにより、食品ロスを減らしましょう。
水分を減らす
生ごみや草類は水分を多く含んでいます。水気が多いと運搬や焼却時に余分なエネルギーを使うので、水気を切ってから捨てましょう。
生ごみ
- 濡らさない(排水溝の受け皿を浅くする、生ごみに水をかけない)
- しぼる(ごみ袋に入れる前にひと絞り)
(注意)ひと絞りするだけでも30グラムの減量となる - 乾かす(ごみ袋に入れるまで乾燥させる)
草類
- 乾燥させる(刈草は収集日まで天日干しにより自然乾燥させる)
- 電動式家庭用生ごみ処理機
土に還す
生ごみや草類は自家処理により、土の中の微生物の力で分解し、土に還すことができます。
(注意)土に還すときにも、水切りをした方が効率がいいです。
- コンポスト容器
- 段ボールコンポスト(屋内でも堆肥化できます)
資源となるごみを分ける
「雑誌・チラシ」の分別
本、ノート、雑誌・チラシ、コピー用紙などは燃やせるごみに捨てずに、毎月第2・第4水曜日に出しましょう。
ホチキスは外さずに出すことができます。
雑誌チラシの例 -これらはまとめてしばることができますー
- 文庫本
- 教科書
- 週刊誌
- 折込チラシ
- コピー用紙 など
「その他紙」の分別
資源となる紙のうち、特にリサイクルできる「その他紙」を燃やせるごみに捨てずに、毎月第2・第4水曜日に出しましょう。
その他紙は紙袋や大きな封筒に入れてまとめて出すことができます。
その他紙の例
- お菓子や薬、ティッシュなどの紙箱
- 封筒
- 紙袋
- 包装紙
- ラップやトイレットペーパーの紙芯 など
「缶やびん」の分別
食べるものや飲むものがはいっていた缶やびんは資源として、毎週水曜日に出すことができます。出すときは中をすすいでください。
資源となる缶・びんの例
- 栄養ドリンクのびん
- 酢などの調味料が入っていたびん
- 飲み薬のびん
- 果物や食べ物が入っていた缶、びん
- コーヒーなどが入っていたびん など
- (注意1)びんについているラベルははがさなくても大丈夫です。
- (注意2)金属キャップ(分離した缶のふた)は燃やせないごみに出してください。
- (注意3)ガラス製品(食器、コップ、ほ乳瓶、電球等)や陶器類、スプレー缶、金物(やかん、フライパンなど)、電池などは対象外ですので混入しないでください。→電池以外が「燃やせないごみ(家庭から出るもの)の処理」、電池は「有害ごみの出し方」として出してください。
「古布」の分別
主に綿(めん)でできている「吸水性」のある衣類やタオル類は第2・第4水曜日に資源として出すことができます。
資源となる古布の例
- シャツ類
- トレーナー
- 肌着
- パジャマ
- ベビー服
- タオル類やシーツ類
(注意)汚れているもの、わたの入っているもの、水を吸わない素材(スーツ、ジーンズ、革、ウール)、下着などの小さい衣類は対象外です。
「小型の家電」の分別
20~18センチメートル×35センチメートルの投入口に入る小型の家電類(電池又は電気で動くもの)は市役所や一部の家電量販店、公民館などに設置している使用済小型家電回収ボックスへ無料で出すことができます。
資源となる小型の家電の例
- ノートパソコン
- 携帯電話
- ゲーム機、音楽プレーヤー
- 時計、懐中電灯
- ケーブル類、ACアダプター、リモコンなどの付属品 等々
- (注意1)電池や電球、蛍光灯は取り外し、個人情報は消去してください。
- (注意2)包装材(袋、箱)などから出して投入してください。
- (注意3)投入口のサイズを超えるものは燃やせないごみとしてお出しください。
- (注意4)分解して投入することは絶対にお止めください。
→詳しくは使用済小型家電(家庭から出るもの)の処理のページへ
回収金属の活用
八戸市では、使用済小型家電の回収金属を2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会のメダルに活用することについて関係機関に提案しました。詳細は「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」への御協力に深く御礼申し上げますのページをご覧ください。
事業所で取り組んでほしいこと(減量・分別の取組み)
→事業系ごみの処理のページをご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
市民環境部 環境政策課 資源リサイクルグループ
〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁別館6階
電話:0178-43-9362 ファックス:0178-47-0722
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更新日:2024年12月06日