たばこと健康

更新日:2025年05月01日

世界禁煙デーと禁煙週間

受動喫煙ロゴマーク

世界禁煙デー禁煙週間

毎年5月31日は「世界禁煙デー」です。これは、世界保健機関 (WHO)が禁煙を推進するために制定しました。日本では、毎年5月31日から6月6日までの一週間を「禁煙週間」として、禁煙や受動喫煙防止を呼びかけています。

この機会に、たばこの健康影響について考え、喫煙をやめたい方は禁煙に取り組んでみませんか。

第三次八戸市健康増進計画「市民の健康チャレンジ8」

市民の健康チャレンジ8とは、令和7年度から開始している第三次八戸市健康増進計画で、八戸市オリジナルの市民の皆様が取り組みやすい健康づくりを提案したものです。

No.5たばこの健康への影響を理解し、禁煙に努めましょう。

喫煙をやめたい方は、禁煙に取り組みましょう。また、家庭や職場、公共の場等での望まない受動喫煙を防止しましょう。

ご存じですか、たばこの健康影響

喫煙はがんをはじめ、心疾患や脳血管疾患などの循環器疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)や結核などの呼吸器疾患、糖尿病、歯周病など、多くの病気と関係しており、予防できる最大の死亡原因であることがわかっています。自分や周囲の人の健康を守るために、禁煙に取り組んでみませんか。

本人への健康影響

  • 喫煙は、がん、心疾患、脳血管疾患、糖尿病などの生活習慣病のリスクを高めます。
  • 妊娠中の喫煙は、流早産や低出生体重児等のリスクを高めます。
  • 未成年からの喫煙開始は、成人後に喫煙した場合に比べ、さまざまな病気の危険性もより高くなります。

周囲への健康影響

  • 喫煙者の周囲にいる人がたばこの煙を吸うことを「受動喫煙」といいます。
  • たばこの煙にはさまざまな有害物質が含まれており、がんや脳血管疾患、COPDなどを引き起こす原因となり、喫煙者本人だけでなく、周囲の人にも多大な健康被害をもたらします。
  • 乳幼児の場合、乳幼児突然死症候群(SIDS)や喘息などのリスクを高めます。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、たばこなどに含まれる有害物質によって気管支や肺がダメージを受け、呼吸機能が低下する病気で、ゆっくりと症状が進行していくことから「肺の生活習慣病」とも言われています。

また、肺への空気の流れが制約され、空気の出入りがうまくいかなくなるために、せき、たん、息切れなどの軽症から始まり、重症になると呼吸困難を起こすほか、がんや心疾患をはじめとした生活習慣病などの原因ともなります。

COPDの予防や進行を抑えるためには、喫煙しないことが最も大切です。

禁煙したい人のための7つのポイント

  1. 禁煙開始日を決める。(ポイント:(1)忙しい時期は避ける (2)宴会シーズンをはずす (3)自分にとって特別な日を選ぶ)
  2. 禁煙開始日の前日に思い切ってタバコやライターを捨てる。
  3. 家族や職場など身近な人に「禁煙宣言」をする。
  4. 吸いたくなったら、深呼吸、ガムを噛む、冷たい水を飲む、歯磨き等をする。
  5. 吸いたくなる環境を変える。
  6. 禁煙仲間をみつける。
  7. 禁煙ガムや禁煙パッチ、禁煙外来を利用する。

青森県内禁煙治療実施医療機関一覧

禁煙治療の健康保険適用には一定の条件を満たす必要があります。 

この記事に関するお問い合わせ先

こども健康部 健康づくり推進課 成人保健グループ

〒031-0011 青森県八戸市田向三丁目6番1号 3階
電話:0178-38-0713 ファックス:0178-38-0735

健康づくり推進課へのお問い合わせフォーム

より良いサイトにするため、みなさまのご意見をお聞かせください
このページは分かりやすかったですか?分かりやすかった理由はなんですか?
(複数回答可)
このページは分かりにくかったですか?分かりにくかった理由はなんですか?
(複数回答可)
その他このページやサイトへのご意見があればご記入ください