食品製造業を営む皆様へ(施設内の衛生管理を見直しましょう)
解凍や洗浄等に使用した排水を床に直接流出させていませんか?
施設立入時に、以下のように、器具の洗浄や食品の解凍・洗浄に使用した水を、床に直接流出し、床を汚染させている事例が多く認められています。
床の汚染は、施設全体の衛生状態悪化につながります。排水は直接排水溝へ導入し、床を汚染しないようにしましょう‼施設基準の違反にも該当する可能性が、高いため再点検下さい。
食品又は器具の洗浄槽からの排水を床に直接排出している事例。
大型の樹脂製タンクからの排水(食品の解凍水や器具の洗浄水)を床に直接排出している事例。
改善策について
以下を参考に、排水を確実に排水溝へ導入しましょう。
樹脂製のホースなどで排水溝へ接続します。
配管を経由し排水溝へ接続します。
エプロン、腕カバーなどの保護具は衛生的に保管していますか?
以下のように直接食品を取り扱う従事者が使用するエプロン、腕カバーなどの保護具が衛生的に保管されていない事例も多く認めます。
直接食品を取扱う従事者のエプロンや腕カバーなどは、食品接触面にあたりますので、衛生的に保管しましょう。
エプロンの裾や紐などが、床に接触した状態で保管されている事例。
エプロンのうち食品に接触する面が、壁に接触した状態で保管されている事例。
改善策について
エプロンなどの保護具を、洗浄消毒後に吊り下げて保管する場合は、以下を参考に衛生的に保管して下さい。
・衛生的な場所に十分に間隔をあけて保管し、乾燥させましょう。
・壁に近い位置で保管する際は、直接接触しないよう十分に壁から離して保管しましょう。
・床への接触やはね水による汚染のない十分な高さで保管しましょう。エプロンの紐は、床におちやすいので、特に注意が必要です。
<参考資料>
この記事に関するお問い合わせ先
こども健康部 衛生課 食品衛生グループ
〒031-0011 青森県八戸市田向三丁目6番1号 3階
電話:0178-38-0720 ファックス:0178-38-0737
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更新日:2024年09月17日