インフルエンザに注意しましょう
インフルエンザとは
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。
インフルエンザの原因となるインフルエンザウイルスは、A型、B型、C型に大きく分類されます。このうち大きな流行の原因となるのはA型とB型です。近年、国内で流行しているインフルエンザウイルスは、A(H1N1)亜型、A(H3N2)亜型(香港型)とB型(2系統)の4種類です。
インフルエンザの症状
インフルエンザウイルスの感染を受けてから1~3日程度の潜伏期間を経て発症します。
発熱(通常38度以上の高熱)・頭痛・関節痛・筋肉痛・全身の倦怠感などが突然現れ、咳・鼻汁などの症状がこれに続き、約1週間の経過で軽快するのが典型的なものです。「かぜ」に比べ全身症状が強いのが特徴です。
乳幼児では急性脳症を、高齢者や免疫力が低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。
インフルエンザの予防
インフルエンザは、インフルエンザにかかった人の咳、くしゃみ等により、ウイルスが空気中に広がり、それを吸い込むことによって感染します。以下のことに注意してインフルエンザを予防しましょう。
- 流行期に外出する場合には、できるだけ人混みをさけるとともに、マスクを着用するようにしましょう。
- 帰宅したら、すぐに手洗いをしましょう。
- 日ごろから、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がけ、体力や免疫力を高めましょう。
- 室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50%~60%)を保ちましょう。
- こまめな換気を心がけましょう。
- 重症化予防のためには、予防接種を受けることが有効です。
インフルエンザにかかったら
- インフルエンザを疑う症状があるときは、早めに医療機関を受診しましょう。
(注意)受診の際は事前に医療機関へ連絡し、受診時はマスクの着用をお願いします。 - 外出を控え、安静にし、栄養をとるようにしましょう。特に睡眠を十分にとることが大切です。
- 水分を十分に補給しましょう。
- 周りの人にうつさないよう、「咳エチケット」を心がけましょう。
咳エチケットとは?
- 咳やくしゃみをする場合は、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクを持っていない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻をおさえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。
- 鼻水やつばなどを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。
- 咳やくしゃみを防いだ手はすぐに洗いましょう。
インフルエンザ予防接種
インフルエンザワクチンの予防接種には、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があり、特に高齢者や基礎疾患のある方など、罹患すると重症化する可能性が高い方には効果が高いと考えられています。
かかりつけ医等と相談の上、接種を検討しましょう。
インフルエンザ予防啓発ポスター
適宜ダウンロードしてご活用いただき、インフルエンザ予防啓発の呼びかけにご協力をお願いいたします。
インフルエンザ予防啓発ポスター(八戸市:令和元年度作成) (PDFファイル: 500.4KB)
インフルエンザ予防啓発ポスター(八戸市:平成30年度作成) (PDFファイル: 424.9KB)
インフルエンザに関する情報
詳しい情報は以下をご覧ください。
- 青森県 保健衛生課
インフルエンザに注意しましょう! - 厚生労働省
インフルエンザ(総合ページ)
この記事に関するお問い合わせ先
こども健康部 保健予防課 感染症対策グループ
〒031-0011 青森県八戸市田向三丁目6番1号 3階
電話:0178-38-0716 ファックス:0178-38-0736
更新日:2024年03月28日