世界エイズデー関連イベント~HIV(エイズ)特例検査とパネル展の開催について~

更新日:2024年11月01日

世界エイズデーにあわせて、日曜日の特例検査や普及啓発キャンペーンを実施します!

12月1日は「世界エイズデー」"World AIDS Day"

WHO(世界保健機関)は、1988年に世界的レベルでのエイズまん延防止と、患者や感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的として、12月1日を「世界エイズデー」と定めました。

今年のキャンペーンテーマは「U=U 知ることから、もう一度。12 月1日は世界エイズデー。」です。この機会に、HIV/エイズについて考えてみませんか?

知ってる? HIVとエイズの違い

○HIVとは、ヒト免疫不全ウイルスのことです。

HIVは免疫のしくみの中心である白血球などに感染し、免疫力を低下させていきます。

  • HIVに感染して2~4週間後に発熱、リンパ節の腫れ、頭痛など、風邪に似た症状が出る場合がありますが、ほとんどの人には症状がありません。
  • 症状が出なくても、HIVはHIV感染者の血液・精液などに含まれているため、これらが直接からだの中に入れば感染する可能性があります。

○エイズ(後天性免疫不全症候群)は、HIVに感染し免疫力が低下することによっておこる病気です。

  • HIVに感染し、治療をしないまま免疫力が低下すると、健康な時にはかからない病気(日和見感染症)を発症し、エイズ発症と診断されます。

HIV/エイズに関する取組は、今、大きな転換期を迎えています

治療法の進歩により、HIV陽性者の生活は大きく変わりました

  • 治療法が進歩し、HIV陽性者は感染の早期把握、治療の早期開始・継続によりエイズの発症を防ぐことができ、HIVに感染していない人と同等の生活を送ることが期待できるようになりました。
  • 治療を継続して体内のウイルス量が減少すれば、HIVに感染している人から他の人への感染リスクが大きく低下することも確認されています。

検査と治療に関する知識をUPDATE(更新)

しかし、今の検査や治療の実際について十分に伝わっておらず、原因不明で有効な治療法が無く死に至る病であった時代の認識にとどまっている場合が少なくありません。

それが、HIV感染を心配する人たちを検査や治療から遠ざけ、差別や偏見を招く要因の一つになっているとも言われています。

みんながHIV検査や治療に関する知識をUPDATE(更新)していくことが大切です。

12月1日(日曜日)にHIV特例検査(即日検査)を実施します!

八戸市保健所では、以下のとおり特設日を設定し、HIV即日検査及び性感染症の検査を実施します。

完全予約制で、11月11日(月曜日)から予約を開始します!

日時

令和6年12月1日(日曜日) 9時~12時

  • 30分間隔(最大5名まで
  • 匿名・無料 電話での完全予約制
  • 定員に達した時点で予約を締め切りますのでご了承ください。

対象者

HIV検査を希望する人
(正確な検査結果を得るため、感染したと思い当たる日から3か月以上経過してからお受けください。)

場所

八戸市保健所診療所
(八戸市総合保健センター1階 裏側
八戸市田向3丁目6番1号

詳しい場所はこちら→八戸市保健所診療所 案内図(PDFファイル:608.3KB)

検査方法

  • 検査方法…採血によるHIV即日検査
  • HIV検査の検査結果は、採血後20分程度でお知らせします。
  • 希望により、HIV検査と合わせて梅毒・クラミジア検査も無料で受けられます。ただし検査結果は1~2週間後に、電話か来所でお伝えいたします。

予約方法:電話での予約

完全予約制で、11月11日(月曜日)から予約を開始します!

【八戸市保健所エイズ専用電話】0178-38-0718

  • 受付時間: 平日 8時15分~17時
  • 予約締切日:11月29日(金曜日)までにお申し込みください。
  • キャンセル時は必ずご連絡をお願いします。

(注意)平日のエイズ検査については、「エイズ相談・HIV検査」のページをご覧ください 。

普及啓発キャンペーンについて

普及啓発コーナー

市総合保健センターに普及啓発コーナーを設置します。お越しの際は、是非お立ち寄りください。

場所:市総合保健センター1階(健康プロムナード、メインロビー)

期間:令和6年11月25日(月曜日)~ 12月25日(水曜日)R5年エイズデー普及啓発コーナー

レッドリボン「赤色」ライトアップ

市総合保健センター正面を日没後にレッドリボンの「赤色」でライトアップします。

期間:令和6年12月1日(日曜日)~12月13日(金曜日)

レッドリボンカラー ライトアップ

理解と支援の象徴 「レッドリボン」とは

レッドリボン(赤いリボン)の画像
  • レッドリボンは、あなたがエイズに関して偏見をもっていない、HIVと共に生きる人々を差別しないというメッセージです。
  • 「UNAIDS(国連合同エイズ計画)」のシンボルマークにも採用されています。

この記事に関するお問い合わせ先

こども健康部 保健予防課 感染症対策グループ

〒031-0011 青森県八戸市田向三丁目6番1号 3階
電話:0178-38-0716 ファックス:0178-38-0736

保健予防課へのお問い合わせフォーム

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