発見!市民活動ナビ

更新日:2024年01月22日

八戸市内で活動している市民団体の方へ、現在の活動内容や団体の魅力などについてお話を伺い、「広報はちのへ」の記事として掲載しております。

活動内容にご興味のある方は、ぜひ団体へお問い合わせください!

サステナ部る(令和5年11月号掲載)

工作・ゲームなどの体験活動や端材の提供を通じて、持続可能な生活に関するアイデアをわかりやすく普及するための活動を行っている市民団体、「サステナ部る」の代表 中嶋さんにお話を伺いました。

団体の紹介

皆さんは、工場から出た端材を見たことはありますか?商品を作る上でどうしても使えない部分は、素材としてまだ十分使えるにも関わらず、その多くがごみとして捨てられてしまいます。私たちは、このような素材を活用することが環境保全へ貢献できる1つの大きなステップと考えています。

サステナ部るは、環境問題やSDGsにみんなで楽しく取り組める場所が欲しい、という想いから、4年1月に活動をスタートしました。現在、小学生から年配の人まで、幅広い年代のメンバーが在籍しています。

団体の魅力

子どもたちの将来をより良いものにしたい、端材を作ったものづくりが楽しいなど、各メンバーの詳細な目的は違えど、お互いに協力し合うことで、難しい目標にも積極的にチャレンジできることが私たちの強みであると感じます。

サステナ部るの活動を続けていく中で、たくさんの人や企業とのつながり・出会いが増え、環境を大切にしたいという想いを共有できたからこそ、現在のように幅広く活動が行えていると改めて実感しています。

市民の皆さんへのPR

環境問題をわかりやすく身近に学べるゲーム・ワークショップ体験、工場・企業から出た端材を必要な人へつなぐ「はちのへ端材のマーケット」としての活動を中心に、出張ワークショップや工場見学会など、広く市民の皆さんに環境への興味を持っていただけるよう意識しながら活動しています。

興味・関心のある人は「サステナ部る」のInstagramからご連絡をお待ちしております。また、ものづくりワークショップに使える材料が欲しいなどのリクエストは「はちのへ端材のマーケット」のInstagramへ、お気軽にご連絡ください!

サステナ部る Instagram

はちのへ端材のマーケット Instagram

NPO法人 みちのく国際日本語教育センター (令和5年8月号掲載)

日本語教室を通じて、八戸市を中心とした近隣地域に暮らす外国人への支援活動を行っているNPO法人 みちのく国際日本語教育センター(MIJEC)の代表 馬場亜紀子さんにお話を伺いました。

日本語教室の開催

ポットラックパーティー

活動を始めたきっかけ

日本語教室は、平成6年に八戸国際交流協会の事業として始まりました。当初の参加者は5,6人のALTのみでしたが、徐々に活動が広まり、平成15年にNPO法人として独立しました。

現在は協会からの委託を受け教室を開催しており、火・水曜日の日本語クラスに約80人、日曜日のJLPT(日本語能力試験)対策クラスに約30人が参加しています。

元々は県内向けでしたが、コロナをきっかけに今では県外だけでなく、国外からも非常に多くの参加希望をいただくようになりました。日本語教育への需要の高さを改めて認識し、活動のモチベーションにもつながっています。

団体の自慢・市民の皆さんへのPR

八戸市は在留外国人の数が県内一であることをご存じですか?外国人との共存を目指すには、彼らを理解し受け入れる心持ちが必要不可欠です。

日本語学校というと、アカデミックな内容を学び堅い雰囲気と思われがちですが、私たちの日本語教室は「楽しく学ぶ」をテーマに、多様な境遇を持つ外国人が言語による壁で孤独を感じないよう、日本語教育と外国人同士のコミュニティづくりという両輪で、外国人が日々の生活を豊かにするためのサポートをしています。

日本語を学びたい人だけでなく、教えてみたい人、交流したい人など、興味のある人はぜひお問い合わせください!

参加者の声

日本語を勉強する友達にこの教室を教えてもらいました。他の外国人と友達になれたこと、それぞれの国の知識や習慣を知れることがとても楽しいです。

日本語は単語のニュアンス・使い方が難しいですが、職場の人が話すことを理解しスムーズに会話ができ、この教室に参加して良かったと感じています。

今年は、これまでコロナで行えなかったポットラックという全クラス合同パーティーの開催も考えられているそうなので、とても楽しみです。

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NPO法人 Earth as Mother 青森(令和5年3月号掲載)

子どもから大人まで、誰もが役割をもち、健康で生き活き暮らせるよう食育・食農を中心とした活動に取り組む、NPO法人 Earth as Mother 青森の理事長 田中 知佐好さんにお話を伺いました。

団体の目的と概要

「環境と人のあり方を考える」をスローガンに、「未来の子どもたちが笑顔で暮らせる健康で持続可能なコミュニティづくり」を目指し、6つの理念(住育・環境)(智育・学問)(食育・食農)(共育・文化)(健康・医療福祉)(徳育・愛の精神)のもとに愛知県を中心とし、全国6か所で各地域の特性を活かし活動しています。

青森の会員数:28名(令和5年1月1日現在)

活動のきっかけ

近年、自然災害が多く発生し、子供たちが大人になっても健康で元気に過ごせるかと心配になる昨今、あらためて「生きる力・安心・安全な食」の大切さを痛感しました。

会の理念に賛同する仲間が集まって、まずは八戸でもできることから始めようと、畑で無農薬の作物づくりに挑戦しました。そこから活動の幅を広げ、現在は食に関するセミナーや映画の上映会、種差海岸にて裸足でアーシングやゴミ拾いなども行っています。

安心・安全な真農業の推進

畑で栽培している作物は、子供たちと一緒に愛情をこめて育てた無農薬野菜です。安心・安全なおいしい作物を共に育み、共に学び、共に食することで健康と真農業の推進に取り組んでいます。

市民の皆さんへ

当団体は、無農薬で栽培する畑や田んぼを中心として、米や野菜の成長や、自然環境の再生など、これからの時代を生き抜くために大切なことを一緒に学び、実践していきたいと考えています。

会の理念に賛同していただける方、ボランティアの方、随時仲間を募集していますので、ぜひお声がけをよろしくお願い致します!

収穫祭の様子

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NPO法人 八戸ノルディック・ウォーク倶楽部(令和3年8月号掲載)

日常的に誰でもできる運動としてノルディック・ウォークの普及活動に取り組む、NPO法人八戸ノルディック・ウォーク倶楽部の理事長 菊池 孝成さん、副理事長 川村 喜三雄さん、事務局長 古舘 悦子さんにお話を伺いました。

団体の目的と概要

八戸市を含む県南地域の皆さんに、ノルディック・ウォークの普及を図り、健康寿命の延伸と明るい社会づくりへの貢献を目的に、体験会や会員対象の月例会の実施等に取り組んでいます。

会員数:93名(令和3年5月1日現在)

主な事業:体験会 年間90回(週2回/水・土開催)、月例会等 年間12回

活動のきっかけと転機

「歩くことは健康につながる」「歩く楽しさを伝えたい」という想いで普及活動を決意し、平成27年に任意団体を創設して活動していました。

転機となったのは、翌年に八戸市「元気な八戸づくり」市民奨励金の交付団体になったことでした。

奨励金を活用し、体験用ポール等を用意できたことで、継続的に体験会を実施できる体制が整い、活動が盛り上がり活発になりました。

ノルディック・ウォークで心も身体も健康に!

ノルディック・ウォークは、2本のポールを持つことで4足歩行となり、膝や腰への負担が少なく疲れにくい上、全身運動となるため通常の歩行より運動効果があります。外出自粛の中、運動不足による健康被害を防ぐためにも、ぜひ体験会に参加し、一緒に歩きましょう!

今後の抱負

現在、市川地域に姉妹サークルがありますが、今後は、他の地域にも姉妹サークルを設置し、市内全体で普及拡大を図りたいと思っています。将来の夢である全国規模のイベント開催を目指し、これからも活動に取り組んでいきます!

月例会の様子

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この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 市民連携推進課 市民協働グループ

〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁本館4階
電話:0178-43-9207 ファックス:0178-47-1485

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