八戸市民大学講座(令和6年度)
市民を対象に、知性を磨き薫り高い教養を身に付ける生涯学習の場として、昭和45年度に開設。各分野の専門家や八戸市に縁のある方などを講師にお招きし、豊富な内容の講座を開催いたします。
- 申込み不要、受講料無料。
- 八戸市民、八戸市民以外問わずどなたでも受講できます。
- 青森県民カレッジ単位認定講座です。(1講座あたり2単位)
令和6年度 八戸市民大学講座スケジュール
講義一覧
今年度の予定はコチラ → 令和6年度八戸市民大学講座チラシ(PDFファイル:621.8KB)
託児室の開設
託児室の使用を希望する方は、講義日の1週間前までに社会教育課へお申し込みください。申込みがない場合は、託児室は開設いたしません。
- お申込みいただいた後に、保育連絡票をご自宅に郵送いたします。当日の健康状態やアレルギー等必要事項を記入し、当日お持ちください。
なお、集団保育ですので当日体調が悪い場合は、ご遠慮ください。
また、お預かりした個人情報は、本講演会以外の目的には使用いたしません。
託児条件:小学生までのお子さま
申込方法:二次元コード、Eメール、電話、ファックスにてお申し込みください。
申込期限:各講座の1週間前17時まで(土日祝日の場合はその前日まで)
定員:1講座につき5名程度(無料)
- 電話番号: 0178‐43‐9154
- ファックス番号:0178‐47‐4997
- Eメール:shakyo@city.hachinohe.aomori.jp
次の二次元コードを読み取りください。
申込フォームはこちら
https://www.city.hachinohe.aomori.jp/cgi-bin/inquiry.php/228
手話通訳について
全ての講座で、手話通訳がつきます。
第1講義(開講式)【八戸市立図書館150周年記念講演】
期日 5月22日(水曜日)
開講式 18時15分~
講演 18時30分~20時00分
講師 作家 石田 衣良(いしだ いら) 氏
演題 「作家が語る『大人の本の愉しみ』」
1960年東京都生まれ。'84年成蹊大学卒業後、広告制作会社勤務を経てフリーのコピーライターとして活躍。'97年「池袋ウエストゲートパーク」で第36回オール讀物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー。
2003年「4TEENフォーティーン」で第129回直木賞受賞。「眠れぬ真珠」(島清恋愛文学賞)、「北斗、ある殺人者の回心」(中央公論文芸賞)など受賞作多数。シリーズ第19弾となる「池袋ウエストゲートパーク 神の呪われた子」を'23年9月に刊行。
第2講義(家庭教育研修会併催)
期日 5月31日(金曜日)
講演 18時30分~20時00分
会場 八戸市公会堂文化ホール(Google Mapへのリンク)
講師 慶應義塾大学環境情報学部教授 今井 むつみ(いまい むつみ) 氏
演題 「ことば・思考の力をどう育てるか ~社会の包摂性を高めるために~」
慶應義塾大学文学部西洋史専攻を卒業後、教育心理学に興味を持ち、社会学研究科へ進学。1987年渡米し、'93年ノースウエスタン大学心理学部博士課程を修了、翌年博士号を得る。'93年より慶應義塾大学環境情報学部助手を務め、2007年教授就任。専門は認知・言語発達心理学、言語心理学。著書に「ことばと思考」、「学びとは何か」、「英語独習法」(以上岩波新書)など。「言語の本質」(中公新書)は、新書大賞2024で大賞受賞。
第3講義
期日 6月27日(木曜日)
講演 18時30分~20時00分
会場 八戸市公会堂文化ホール(Google Mapへのリンク)
講師 笹川平和財団上席フェロー 武居 智久(たけい ともひさ) 氏
演題 「海の視点:青森県の大規模震災への備え -東日本大震災災害派遣の経験から防災を考える-」
1957年長野県生まれ。防衛大学校卒業後、'79年海上自衛隊入隊。筑波大学大学院地域研究研究科卒(地域研究学修士)、米国海軍大学指揮課程卒。海幕防衛部長、大湊地方総監、海幕副長、横須賀地方総監を経て、2014年海上幕僚長に就任。'16年退官後、'17年米国海軍大学教授兼米国海軍作戦部長特別インターナショナルフェロー就任。現在は笹川平和財団上席フェローのほか、三波工業KK特別顧問、日本戦略研究フォーラム顧問、日本国際問題研究所客員研究員、日本国防協会副理事長を務める。
専門は海洋安全保障、防衛力整備。
第4講義【八戸市立図書館150周年記念講演】
期日 7月26日(金曜日)
講演 18時30分~20時00分
講師 東京大学史料編纂所教授 本郷 和人(ほんごう かずと) 氏
演題 「戦国時代に学ぶ 現代を生き抜く力」
1960年東京都生まれ。'83年東京大学文学部卒業。'88年同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。'96年「中世朝廷訴訟の研究」で、東京大学より博士(文学)を取得。
石井進氏と五味文彦氏に師事し、日本中世政治史を学ぶ。著書や書評も多く、中世や近世を扱ったドラマ、アニメ、漫画の時代考証にも携わる。主な著書に『「将軍」の日本史』(中央公論新社)、「東大教授がおしえるシン・日本史」(扶桑社)、「日本史を疑え」(文春新書)がある。
第5講義
期日 8月7日(水曜日)
講演 18時30分~20時00分
会場 八戸市公会堂文化ホール(Google Mapへのリンク)
講師 海洋研究開発機構 上席研究員 藤倉 克則(ふじくら かつのり) 氏
演題 「深海生物の生きざまとその保全」
栃木県生まれ。東京水産大学(現 東京海洋大学)修士課程修了、学術博士(水産学)。専門は深海生物学。1988年認可法人海洋科学技術センター(現 海洋研究開発機構)入所。「しんかい6500」や深海ロボットなどを使い、深海生物の研究を行っている。海洋生物の多様性の研究や国際的プロジェクトにも加わり、日本近海は世界で最も生物多様性が高いことを科学的に示した。最近は、海洋保護区の設定や海洋プラスチック汚染に関わる研究にも携わっている。図鑑の監修も多数手掛けており、「角川の集める図鑑GET!深海」(KADOKAWA)などがある。
第6講義
期日 8月27日(火曜日)
講演 18時30分~20時00分
会場 八戸市公会堂文化ホール(Google Mapへのリンク)
講師 スピードスケート元日本代表、 バンクーバーオリンピック 銅メダリスト 加藤 条治(かとう じょうじ) 氏
演題 「トップアスリートから学ぶ思考のヒント」
1985年山形県生まれ。高校3年生でワールドカップ代表になり、デビュー戦で表彰台に立つ。その後500メートルで世界ジュニア新記録を樹立、2005年11月には、当時20歳で世界記録を更新した。オリンピックには、'06年トリノ大会から4大会連続で出場し、4大会とも入賞。バンクーバーオリンピック500メートルで銅メダル、'11年冬季アジア大会で金メダルを獲得。長きにわたり日本のスピードスケート界を牽引した。'22年3月現役引退。現在は、コーチとして選手育成やスポーツ普及活動、講演を行いながら、スケート大会へも参加している。
第7講義
期日 9月25日(水曜日)
講演 18時30分~20時00分
会場 八戸市公会堂文化ホール(Google Mapへのリンク)
講師 日本空港テクノ株式会社環境マイスター 、世界一のカリスマ清掃員 新津 春子(にいつ はるこ) 氏
演題 「心をこめて仕事する大切さ~清掃を通したおもてなし~」
1970年、中国残留孤児日本人二世として中国・瀋陽に生まれ、17歳のときに来日。
1995年、日本空港テクノ株式会社入社。1997年に(当時)最年少で全国ビルクリーニング技能競技会一位に輝く。以降、指導者としても活躍し、羽田空港ターミナル清掃の実技指導に加え、「環境マイスター」として環境整備に貢献してきた。NHKテレビ「プロフェッショナル 仕事の流儀」で5回出演。
著書:「ごみと掃除と幸せな人生」(三笠書房)(注意)新刊(16冊目)、「世界一清潔な空港の清掃人」(朝日新聞出版)等。
第8講義(男女共同参画意識啓発講演会併催)
期日 10月3日(木曜日)
講演 18時30分~20時00分
会場 八戸市公会堂文化ホール(Google Mapへのリンク)
講師 シンガー 木山 裕策(きやま ゆうさく) 氏
演題 「今あらためて見直す家族の絆・感謝の想い」
1968年大阪府生まれ。4人の息子の父。2005年甲状腺ガン手術の際、医師から「術後、声が出なくなる危険があること」を告げられ、長年の夢だった歌手へ挑戦を決意。オーディション番組で一度は不合格となったが、異例の再挑戦を経て、'08年2月に家族をテーマにした「home」でメジャーデビュー。同年『第59回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たす。その後も、4人の子どもを育てながら、会社員と歌手の二足のわらじ生活を続け、長男や両親に向けた楽曲もリリースしている。現在は、歌手活動と講演活動を中心に活躍中。
第9講義(家庭教育研修会併催)
期日 10月25日(金曜日)
講演 18時30分~20時00分
会場 八戸市公会堂文化ホール(Google Mapへのリンク)
講師 八戸特派大使・認定NPO法人びーのびーの理事長 奥山 千鶴子(おくやま ちづこ) 氏
演題 「誰だって自信がなくてあたりまえ ~子どもの成長も自分の成長も楽しもう~」
八戸市出身。1985年、筑波大学人間学類を卒業し、企画運営会社に就職。社内育児休業取得第一号となるも、両立がかなわず退職。2000年横浜市港北区にて地域の親たちと、子育て支援の「NPO法人びーのびーの」を設立。区内4カ所の地域子育て支援拠点の他、認可保育園、多世代交流の場を運営。'07年には全国組織として子育てひろば全国連絡協議会を設立。その後も、国の少子化社会対策に関する検討会、文部科学省家庭教育支援、こども家庭庁こども家庭審議会臨時委員等を歴任。全国の支援関係者と孤立させない子育て支援を目指して研修会や講演会で活躍中。'09年八戸特派大使任命。
第10講義(修了式)
期日 11月26日(火曜日)
修了式 18時15分~
講演 18時30分~20時00分
講師 将棋棋士、投資家 桐谷 広人(きりたに ひろと) 氏
演題 「山あり谷あり楽しい人生 ~棋士から投資家へのカレイなる転身~」
1949年広島県生まれ。升田名人門下、25歳でプロ棋士四段となり、研究派の棋士として「コンピューター桐谷」の異名を取る。東京証券協和会とのつきあいで、株式投資を始める。57歳で現役棋士(七段)を引退。株式投資に専念し始めた矢先、サブプライム問題が発生。'08年のリーマンショックの際、信用取引で大損し、3億の金融資産が6分の1まで落ち込む。以後、生活の大半を企業の株式優待で賄い、暮らしている。日本テレビ「月曜から夜ふかし」の「株主優待で暮らす桐谷さんシリーズ」で大ブレイクし、お茶の間の投資家として絶大な人気を誇る。株関連著書も多数。
修了証書
10講義中6講義以上出席の受講者へ、修了証書を発行する予定です。
修了証書を御希望の方は、受付にて全講座日程が記載された認定カードをお渡しします。受講した際に受付でカードに出席印を押印いたします。
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更新日:2024年05月14日