令和6年度 第3回八戸市地域公共交通会議
日時
令和6年12月25日(水曜日)午前10時00分から
場所
八戸市公民館 1階講義室
出席者
構成員13名(うち代理出席2名)
議事要旨
1.開会
2.議事
1 地域公共交通確保維持改善事業に関する事業評価(自己評価) について【協議事項】
【事務局】合算値の報告となるが、令和5年度は168人を目標としている。比率は、島守地域約110人、市野沢地域58人である。
【会長】資料1の自己評価については修文をお任せするが、全体的にこの内容で提出する。来年5月の公共交通会議では、議論いただいていた利用者数をベースとした目標に変更する方針で進めていく。また、具体的な設計手法については、来年度フィーダー系統を出す時期の協議会で相談する。
<賛成多数で承認>
2 深夜乗合タクシー「シンタクン」の実証事業について【協議事項】
【会長】最終のはやぶさに接続する乗り合いタクシーは、平成22年から運行されていたが、現在は中断している。しかし、当時運行していた三八五タクシー、八戸タクシー、ポストタクシー、県南タクシーが許可を得ているため、復活を目指す。事業再開届け出書の提出にあたり、この協議会で決定されたことから、休止を再開する。運行は日曜日から木曜日に限定し、事前予約制にする。この3点を確認いただき、協議を整える必要があるため、協議事項として挙げていただいた。
【構成員】効果的な周知広報について、どのように考えているか。
【事務局】地元の方々は、23時の便に家族の送迎があるが、ビジネスマンは事前に検索を行うことが想定されるため、Web広告の展開を考慮している。また、地元のホテルのWebサイトにシンタクンを掲載し、広く周知させていきたいと考えている。さらに、タクシー車内やバスの中にもシンタクンを掲載し、行きはバスを利用し、帰りはタクシーを利用することを促進したい。
【会長】現在、沼津市ではシンタクンによる深夜乗り合いタクシーの実証実験が行われている。運行は21時から30分刻みで、最終便は23時半までの計6便で、初動は順調に推移しているとのことだ。周知方法については、明日確認する予定である。
【構成員】利用につながるよう周知をお願いしたい。
【会長】沼津では、バスの時刻表の下に情報を貼り付け、時刻表と一体化させて利用者に提示している。また、駅利用者が改札を使用するため、バス停にも同様の情報を掲示している。復活にあたっては、より効果的な方法を模索したいと考えている。
【事務局】今年度は実証運行のため、1ヶ月のみの運行となる。また、今年度は土台を作り、次年度に実証運行を行う予定で、その次年度には本格運行を目指している。このプロジェクトは、アイディアを募りながら継続して進めていきたい。
【会長】事前予約方法については、どのような方法があるのか。また、料金が500円、700円、900円の3つに分かれているが、降車停留所を選択できるのか。
【事務局】Webアプリでチケットを購入する形を想定しており、降車停留所の選択ではなく、料金区間の選択となる。
【会長】エリアの表記は非常に重要である。仙台のMaaSという取り組みでは、デジタルチケットを同じ会社のものとして使用している。例えば、120円パックという均一区間を1日300円で乗り放題できるチケットが存在するが、地図が把握しづらいという問題が指摘された。現在は地図の位置を入れ替えるなどの改善が行われており、仙台の事例を参考にしながら設計を進めてほしい。また、深夜乗り合いタクシー「シンタクン」の実証事業については、期間限定の再開という点を原案通りに進めることとする。最後に、協議が整った旨の証明書を発行し、各社に申請・届け出を行ってもらうことになる。
<賛成多数で承認>
3 「親子DE探検デジタルエコパスポート」の販売開始について【報告事項】
4 その他
【事務局】シンタクンについては、最終新幹線を意識しているものの、新幹線に乗らずとも利用可能であるため、皆様に乗車して実証実験に協力していただきたい。また、八戸駅周辺での食事会等の際にも、ぜひご利用いただきたい。
3.閉会
配付資料
この記事に関するお問い合わせ先
総合政策部 政策推進課 交通政策グループ
〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁本館4階
電話:0178-43-9124 ファックス:0178-47-1485
- より良いサイトにするため、みなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2025年03月31日