令和2年度 第4回八戸市地域公共交通会議
日時
令和3年2月17日(水曜日)午後2時から
場所
八戸市庁 別館8階研修室
出席者
構成員9名
代理出席2名
議事要旨
1.開会
2.議事
(1)南郷コミュニティタクシーの再編について(南郷事務所) 【協議事項】
(事務局)
補足させていただきたい。本件は、荒谷線(南部バス)の廃止に伴い、南郷コミュニティタクシーを市ノ沢線(南部バス)に接続させるものである。
市ノ沢線は地域間幹線系統であるため、一日の運行本数や利用数など、国が定める要件を満たすことで国・県・市の補助を受けて運行されているが、沿線住民の減少に伴い市ノ沢線も利用数が減ってきており、将来的には補助要件を満たせなくなる可能性がある。
そのため、荒谷線廃止及び南郷コミュニティタクシーの再編によって利用者を市ノ沢線に集約させ、生活路線の維持を図ろうということも本件の目的の一つである。
(会長)
車両は、有限会社日の出タクシー(八戸市南郷)所有のものを用いることとなるか。
(南郷事務所)
日の出タクシーが運行主体ということで、同社の車両を用いることとなる。
(構成員1)
運行ルートから外れる地区にお住まいの方は、予約が必要ということだが、予約者全員の自宅を回るということか。
(南郷事務所)
廃止予定の荒谷線バス停を基に、指定乗降場所及び運行ルートを設定しており、朝の便については、指定乗降場所の近くにお住まいの方は予約なしでお近くの指定乗降場所から乗車していただくこととなる。
それ以外の方については、前日20時までに予約していただくこととなるが、はじめの指定乗降場所である荒谷屯所の発車時刻に間に合うように日の出タクシーが予約者全員の自宅を回ることとなる。
なお、夕方の便については、降車場所を問わず当日12時までに予約が必要である。
(会長)
資料には現在実施中の実証実験の利用者数が延べ人数で記載されているが、1日の最大利用者数は何人か。
(オブザーバー)
1日の最大利用者数は、2人である。
(会長)
夕方の第1便は延べ11人の利用があったのに対し、第2便は延べで1人しか利用されていないが、これは、利用者にとって第1便の方が使い勝手がよい時間帯であったという理解でよいか。
(オブザーバー)
資料に記載の2月10日(水曜日)までの結果としては、お見込みのとおりで問題ないと考える。(実証実験は、1月18日(月曜日)~2月19日(金曜日)まで。)
(2)南郷コミュニティタクシーフィーダー計画について(事務局)【協議事項】
(会長)
事業の目標として、南郷コミュニティタクシーの利用者数を運行1回あたり2人以上としているが、「結果として2人以上の利用があった場合」に補助対象となるということか。
(事務局)
御認識のとおりである。補助対象となる最少人数の「2人」を目標として設定したものである。
一つ目の案件において、実証実験の途中経過について会長から言及があったが、実証実験中は荒谷線も並行して運行されており、荒谷線廃止後の南郷コミュニティタクシーには、実証実験の実績以上の潜在的需要があると認識していることから、目標を満たせるものと見込んでいる。
(3)系統新設に伴う運賃の設定について(岩手県北自動車株式会社南部支社(南部バス))【協議事項】
(構成員2)
本件は軽米町からの要望を受け、南郷地区から軽米高校への通学のために採られる措置ということだが、降車バス停の軽米大町から同校までの距離はどの程度か。
(岩手県北自動車株式会社南部支社)
徒歩5分程度の距離である。同校までバス車両で行くことができればよいのだが、狭い道なのでマイクロバス車両では入っていけない。
また、従前より回送していたマイクロバス車両の有効活用という側面もあったことから、既存ルートを外れない形となったものである。
(会長)
同校生徒は、片道定期券を購入して利用することとなるか。
(岩手県北自動車株式会社南部支社)
利用回数に応じて、定期券・回数券・現金により軽米町が乗車料を補助する予定である。なお、現金による補助に係る利用回数の確認方法としては、乗車毎にカードにスタンプを押す予定である。
(4)その他
3.閉会
配付資料
3.八戸市地域公共交通会議設置要綱 (PDFファイル: 168.9KB)
4.資料1_南郷コミュニティタクシーの再編について (PDFファイル: 10.5MB)
この記事に関するお問い合わせ先
総合政策部 政策推進課 交通政策グループ
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更新日:2021年03月31日