記者会見 令和7年10月17日

更新日:2025年10月20日

発表内容

日時:令和7年10月17日 金曜日 11時00分~11時30分

場所:八戸市庁本館2階庁議室

案件:

  1. 次期八戸市総合計画策定に係る市民参画の取組について(八戸未来フォトコンテストの実施について)(総合政策部 政策推進課)
  2. 暮らふとマーケット2025の開催について(商工労働まちづくり部 八戸ポータルミュージアム)
  3. 「ハマる、ハチノヘ。」観光振興プラン アクションプランについて(観光文化スポーツ部 観光課)
  4. 「はちのへ電子図書館」の開始について(教育委員会 図書館)

会見の様子

 

配布資料

次期八戸市総合計画策定に係る市民参画の取組について(八戸未来フォトコンテストの実施について)

次期八戸市総合計画策定に係る市民参画の取組として「八戸未来フォトコンテスト」を実施いたしますので、お知らせいたします。
市では、令和8年度をもって計画期間満了を迎える第7次八戸市総合計画について、市民と行政が目指すべき将来都市像を共有し、同じ方向を見据えながら時代に即したまちづくりを引き続き推進していくため、市の将来ビジョンを定める次期総合計画の策定作業を進めているところであります。

次期総合計画の策定に当たりましては、市民アンケートやワークショップなどの取組を通じて、市民の皆様の御意見を反映させながら進めてまいりますが、その一環として、今回はフォトコンテストについて御紹介させていただきます。
今回のフォトコンテストでは、私たちのまちの風景や暮らしの中に息づく魅力を改めて見つめ直し、まちの良さを皆様と共有することを目的に実施するものであり、フォトコンテストのテーマは「未来に残したい八戸の風景」です。

応募対象は、八戸市内で撮影した写真で、自然の景色や街並み、祭りやイベントの様子、家族や友人との日常の風景、地域に根付く文化など、皆様が「これぞ八戸市の魅力だ」と感じる写真をお寄せください。

応募の方法は、インスタグラムの八戸市フォトコンテストのアカウントからの応募と、WEBの応募フォームからの応募の2(ふた)通りとなります。

応募資格につきましては、年齢やプロ・アマチュアの別を問わず、八戸市内で撮影された写真であれば、市内外にお住まいの方どなたでも御応募いただけます。

応募作品は市において審査を実施し、入賞者には賞品を贈呈いたしますとともに、御応募いただいた作品は、今後、次期総合計画のプロモーションに活用させていただきたいと考えております。
募集期間は本日から令和8年2月28日までとなっておりますので、皆様からのたくさんの御応募をお待ちしております。

暮らふとマーケット2025の開催について

「暮らふとマーケット2025」の開催についてお知らせいたします。

八戸ポータルミュージアムでは、全国から様々なジャンルのお店が集う「暮らふとマーケット2025」を11月15日 土曜日と16日 日曜日の2日間、はっちとマチニワにて開催いたします。

「暮らふとマーケット」は、私たちの生活に密接に関わっている「クラフト」を通して、市民や全国の作家が中心街に集まり、交流することで、ものづくりの振興やまちのにぎわい創出を図ることを目的として開催するもので、今回で3回目の開催となります。

マーケットの内容ですが、北は北海道から、南は九州まで、全国から48組のクラフト作家が集結するほか、アクセサリーや雑貨、器など「暮らし」にまつわる市中心街の2店舗、コーヒーやスイーツ、キッチンカーなど飲食20店舗の、合計70店舗が出展するクラフト市であります。

陶磁器、ガラス、木工、染織り、洋服、革製品、アクセサリー、雑貨など、様々なジャンルのものづくりを手がける作家の皆様に出展いただく予定となっており、毎年ここだけの一品を求める来館者で賑わうイベントとなっております。

出展する作家の皆様の技術や創造力を体感していただくとともに、作家の皆様との交流も楽しんでいただきたいと考えております。

なお、「暮らふとマーケット2025」の開催に伴いまして、八戸ポータルミュージアムの開館時間が1階一部エリアを除き、変更となります。

11月15日 土曜日は 10時から18時まで、16日 日曜日は10時から21時までの開館となります。

「暮らふとマーケット2025」を通して、便利な社会で失われつつあるものづくりの魅力に触れていただきたいと思っておりますので、たくさんの皆様の御来場をお待ちしております。

「ハマる、ハチノヘ。」観光振興プラン アクションプランについて

「ハマる、ハチノヘ。」観光振興プランのアクションプランについて御説明申し上げます。

まず、アクションプランとは、2025年度から2029年度までの観光振興プランで示した基本方針を、より具体的な事業に落とし込んだ実行計画となります。

次に、観光振興プランにおけるアクションプランの位置付けですが、観光振興プランが「何を目指すか」を示すものであるのに対し、アクションプランは「どう実現するか」を示すものとなります。

アクションプランでは、今年度から着手する事業を含め、新規事業として全部で20の取組を掲げており、この中でも優先的に着手すべき事業として、8つの事業を挙げております。

観光振興プランでは、「食のまち・八戸の推進」、「国立公園『種差海岸の魅力向上』」、「インバウンド対応の充実」の三本柱を掲げておりますが、この三本柱に沿って各事業を御紹介いたします。

まず、「食のまち・八戸の推進」におきましては、いずれも仮称でありますがワールドシーフード・ウォークの実施や、はちのへ食文化会議の開催など、八戸ならではの豊かな食文化を再発見し、発信していく取組を進めてまいります。

次に、「国立公園『種差海岸』の魅力向上」におきましては、「種差」地区計画の策定により、国立公園としての保全を図りながら、観光客による地元消費の向上につながる環境づくりを進めてまいります。

また、みちのく潮風トレイルと八戸十和田トレイルを連動させたPR事業などを展開することにより、海と森、そして街をつなぐ新たな観光ルートとしての魅力発信に取り組みます。

次に、「インバウンド対応の充実」におきましては、グーグルマップ対応などの受入れ環境整備を進めてまいります。

三本柱以外で優先的に着手する事業といたしましては、持続可能な観光ガイドライン「JSTS-D」に沿った観光地マネジメントの取組として、関係団体などで構成するガイドラインの指標を評価するワーキンググループの設置を進めてまいります。

また、「ハマる、ハチノヘ」の実現に「人」は欠かせないことから、観光人材育成プロジェクトを通じて、地域の観光を支える人づくりを推進します。

加えて、観光による経済活性化や計画的な観光施策の推進の観点から、宿泊税の検討も進めてまいります。

ここまで、優先的に着手する8つの事業について御説明いたしましたが、その中でも特に力を入れていきたいと考えておりますのが、「食のまち・八戸の推進」に係る事業であります。

「食のまち・八戸」の取組が、青森県を訪れるきっかけとなるよう、八戸市を青森県観光の玄関口“美食のゲートシティ”として発信してまいりたいと考えております。

こちらが、「食のまち八戸」のコンセプトを示したイメージ図であります。

八戸ならではの食の魅力を、豊かな海の恵みを象徴する「グローカル・シーフード」、そして、横丁など昔ながらの路地や店舗をイメージした「ノスタルジック・ガストロノミー」という二つのコンセプトに分類し、これらの考え方を軸としてワールドシーフード・ウォークなど、具体的な事業へと展開してまいります。

東北有数の水産都市として根づいている伝統的でローカルな魚食文化に、世界の海鮮料理の要素を取り入れ、和食だけでなく、世界各国の海鮮メニューも楽しめる「グローカル・シーフード」。

過去にタイムスリップしたかのような路地や店舗が残っており、長年愛されてきた美味しく個性的なメニューがローカルな食文化と共存している「ノスタルジック・ガストロノミー」。

これらのコンセプトにより、八戸の食文化の魅力を、地元の皆様はもちろん、外から訪れる方々にも「おいしい食に出会えるまち」として感じていただけるよう、食の取組に食育などの学びの視点も取り入れるとともに、地域のあらゆる産業と連携しながら事業を進めてまいります。

最後に、これまで培ってきた八戸の豊かな自然、文化、そして食の魅力を生かし、 「ハマる、ハチノヘ。」のスローガンの下、従来から取り組んでいる事業に加え、アクションプランに掲載した各種事業に取り組むことによって、「選ばれるまち八戸」を目指してまいります。

以上であります。

「はちのへ電子図書館」の開始について

「はちのへ電子図書館」の開始について、お知らせいたします。

八戸市立図書館は、明治7年、1874年に設立されてから、昨年で150周年を迎えました。記念行事として、150周年パネル展や記念グッズの販売のほか、図書館でライブラリーコンサートなどを実施し、大変御好評をいただきました。

近年は、若年層を中心に本離れが進んでいると言われておりますが、歴史ある我が八戸市立図書館も例外ではなく、特に13歳から29歳までの方の利用が少ない状況となっております。

このような状況から、若年層の方にも本に親しんでいただくことができる機会を創出するために、当市では、「はちのへ電子図書館」のサービスを開始いたします。

電子図書館は、実際に図書館に足を運ばなくても、休館日や開館時間を気にせずに、インターネットを通じてパソコンやタブレット、スマートフォンから電子書籍を無料で借りることができるのが特長であります。

また、手軽に利用できることから、若年層を始め、読書習慣のない方のきっかけとなることが期待できますことに加え、一部の電子書籍につきましては、文字の拡大や音声読み上げ機能も備わっており、高齢者や障がいがある方の利便性の向上も期待できるものであります。

「はちのへ電子図書館」の利用対象者は、八戸市内に在住・通勤・通学の方で、貸出しは一人3点まで、貸出期間は15日間となります。

ジャンルにつきましては、利用者アンケートの結果を参考に、小説・料理・絵本など、約400タイトルを揃えており、これらの電子書籍を、紙の本と同じように、誰かが借りていれば返却されるまで借りることができない「貸出型」で提供いたします。

そのほか、200タイトル以上の雑誌が読み放題のサービスを、「貸出型」ではなく、一定の人数が同時にアクセスできる「閲覧型」で提供いたします。

なお、電子図書館の活用促進につきましては、第2期八戸市デジタル推進計画の取組事業として登載する予定としておりまして、利用状況を検証し、必要に応じてタイトル数を増やすなど、活用の促進を図ってまいります。

サービス開始後は、ログインや操作方法など、電子図書館の利用に不安がある方を個別にサポートすることとしており、来月は八戸市立図書館とはっちで、12月は市庁別館1階で電子図書館の体験会を実施いたしますので、こちらも是非、御活用ください。

また、サービス開始に当たりまして、11月1日 土曜日の図書館開館後、八戸市立図書館1階で、オープニングセレモニーを行います。

セレモニーでは、長者中学校の生徒の皆さんや、マチナカまるっと体験事業で一日図書館長を務めた皆さんと一緒に、開始のカウントダウンを行います。

市民の皆様には、是非図書館に御来館いただきますとともに、「はちのへ電子図書館」を御利用くださいますよう、よろしくお願いいたします。

会見の様子

配布資料

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 広報統計課 広報広聴グループ

〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁本館4階
電話:0178-43-9317 ファックス:0178-47-1485

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