記者会見 令和7年9月22日

更新日:2025年10月27日

発表内容

日時:令和7年9月22日 月曜日 14時00分~14時50分

場所:八戸市庁本館2階庁議室

案件:

  1. サンフェスHACHINOHE2025の開催について(商工労働まちづくり部 商工課)
  2. Hachinohe X-Tech Innovation事業における実証プロジェクトの実施について(商工労働まちづくり部 産業労政課)
  3. 種差海岸での「世界最大級のお月見会」の開催について(観光文化スポーツ部 観光課)
  4. 青の煌めきあおもり国スポ競技別リハーサル大会の開催について(観光文化スポーツ部 国スポ・障スポ推進室)
  5. 八戸市美術館における秋の展覧会の御案内について(観光文化スポーツ部 美術館)
  6. 八戸市営バスデジタルチケットの販売開始について(交通部 運輸管理課)

会見の様子

 

配布資料

サンフェスHACHINOHE2025の開催について

サンフェスHACHINOHE2025の開催について、お知らせいたします。
開催日は今月28日、日曜日、場所は市庁前広場と美術館前広場、YSアリーナ八戸のつつみ広場にて開催いたします。
このイベントは、地元八戸の産業や、豊富な食資源などに触れ、八戸の魅力を再認識していただくことで、若者の地元定着の促進や地産地消の拡大を図ることを目的とし、今年度初めて開催するものであります。
市といたしましては、本イベントを通じて、将来の地域産業を担う人材の輩出や地元に就職する人材の確保につなげてまいりたいと考えております。
それでは、イベントの内容について御案内いたします。
まず、市庁前広場と市庁本館1階では、「地域のおしごと魅力発見フェスタ」を開催いたします。
こちらは小学生までのお子さんを対象とした、地元の産業経済を支える仕事を体験できるゾーンとなっており、ものづくりやプログラミング体験、ヘアメイク体験など、地元企業の御協力により、幅広い分野の職業を無料で体験いただけるものとなっております。
ドクターカーなどの働く乗り物の展示や乗車体験も行うこととしており、この体験を通じて、地域企業の魅力を感じていただければと考えております。
また、美術館前広場に開設する、「教えて!先輩!高等教育機関ゾーン」では、それぞれの高等教育機関で学べることや、学校の特色などを、現役の学生である先輩から直接聞くことができる、貴重な機会となっております。
次に、YSアリーナ八戸のつつみ広場では、八戸地域の農産品や畜産品、水産加工品の販売会を開催いたします。
「ファーマーズマルシェ」では、生産者のこだわりの詰まった旬の果物や野菜、お米などの販売を行います。
「八戸地域畜産フードフェスタ」では、お肉やハンバーガー、飲むヨーグルトなどの販売のほか、バター作り体験などを行います。
「潮風マーケット」では、イカやサバ、キンメダイなどの水産加工品の販売に加え、その場で出来立てのグルメを提供いたします。
「食のまち八戸」の底力を感じる魅力的な農畜産品、水産加工品を、是非この機会に、味わっていただきたいと思っております。
この他にも、皆様にお楽しみいただける企画を実施いたします。
「中心街×サンフェススタンプラリー抽選会」は、中心街において同日開催されます、「本のまち八戸ブックフェス」と「はちのへホコテン」とのコラボイベントでして、各会場にてスタンプを2つ集めると、景品が当たる抽選会に御参加いただけます。
そして今回、特別企画として、ワンコインおこめすくいを開催いたします。
こちらは、先程のスタンプラリーのスタンプを2つ集めると、500円で「一升ますおこめ盛り放題」にチャレンジできるというもので、約1キログラムのおこめを500円でお持ち帰りいただける、家計応援企画となっておりますので、皆様のチャレンジをお待ちしております。
さらに、人気のキッチンカー16店が大集合する「キッチンカーフェスタ」も開催いたします。
このように、サンフェスHACHINOHE2025は、地元八戸の魅力を大いに感じていただけるイベントとなっており、当日は中心市街地のあちこちで楽しい企画が開催されますので、皆様の御来場をお待ちしております。

Hachinohe X-Tech Innovation事業における実証プロジェクトの実施について

Hachinohe X-Tech Innovation(ハチノヘ・クロステック・イノベーション)事業における実証プロジェクトの実施について、お知らせいたします。
当事業は、市の若手職員と私自身が意見交換を通して共通認識を高め、組織を活性化させるために開催した「市長室ダイアログ」において提案があったものを、昨年度から事業化したものであります。
事業目的といたしましては、デジタル技術によって解決が期待される地域課題を提示し、IT関連企業の参入機会を創出することにより、当市へのIT関連企業の立地促進を図ることを目的としております。
事業概要といたしましては、庁内から募集した地域課題に対しまして、課題解決に向けた実証プロジェクトを行う企業を募集し、企業と協働で実証プロジェクトを実施した上で、事業の実現に向けた検証を行うものであります。
昨年度の実績といたしましては、3件の実証プロジェクトを実施しており一つ目は除雪作業のデジタル化、二つ目は学校施設開放事業に係る管理システムの導入、三つ目は障がい者向けタクシーチケットのデジタル化に関する実証を実施いたしました。
そのうち、学校施設開放事業につきましては、今年度、予算化し、本格導入に向けて準備を進めているところであります。
また、当実証を実施いたしました「株式会社ぴーぷる様」におかれましては、本年2月に八戸工業大学内に事業所を開設していただき、誘致認定を行っております。
今年度の経過といたしましては、7月に企業の募集を行い、8月に選考を行った結果、3件の実証プロジェクトを実施することに決定いたしました。
一つ目は、「『そうだ!町内会に入ろう!』参加しやすく持続可能な町内会にしたい!」というテーマで、滋賀県の「しがとせかい株式会社」様と市民連携推進課の協働により、町内会への加入や活動参加を促すための町内会活動の広報等に係る実証を実施いたします。
二つ目は、「八戸ワインをさらに美味しく! 農家さんと一緒にブドウの品質と収穫量を向上させたい!」というテーマで、東京都の「株式会社きゅうりトマトなすび」様と農業経営振興センターの協働により、南郷産ブドウの品質及び収穫量向上に向けた、日照時間や気温を始めとした気象データ等の収集・分析に係る実証を実施いたします。
三つ目は、「粗大ごみの受付を電話からデジタルに? みんなが手軽だと思える受付方法を導入したい!」というテーマで、八戸市の「株式会社アイティコワーク」様と清掃事務所の協働により、ウェブやアプリ等を活用した粗大ごみの受付に係る実証を実施いたします。
これらの実証プロジェクトは、今月から来年2月まで実施し、3月には事業化に向けた検証を行うこととしております。
デジタル技術は日々進化を遂げており、地域における課題を解決するとともに、新たなるサービスを生み出す可能性があるものと期待しておりますので、当事業の実施により、地域経済の活性化に結び付けてまいりたいと考えております。

種差海岸での「世界最大級のお月見会」の開催について

それでは、種差海岸での「世界最大級のお月見会」の開催についてお知らせいたします。
この「お月見会」は、詩人の草野心平氏が“ザボンの月”と称した美しい月を種差海岸で楽しむものであります。
本事業の目的についてでありますが、お月見会の開催によって、種差海岸の魅力を全国に発信し、旅行商品の造成や通年型観光を推進するとともに、次年度以降もイベントを継続開催し、市民の皆様への周知を図りながら、オール八戸で、名実ともに世界最大級といえるような独自性のあるイベントとして発展させてまいりたいと考えております。
あわせて、JR八戸線の活性化と、JR東日本盛岡支社に要望しております鮫駅終着便の種差海岸駅への延伸にもつなげてまいりたいと考えております。
開催日程は、11月1日土曜日と、2日日曜日の2日間で、会場は、種差天然芝生地を中心に、種差海岸インフォメーションセンター、種差地域の飲食店計4店舗でも展開いたします。
次に、イベントの内容でありますが、 まず、「お月見会」では、種差観光協会の柳沢会長による解説付きで、種差海岸ならではのお月見をより深く味わっていただきます。
さらに、グラミー賞を受賞した伝説のジャズマンでありますデビッド・マシューズ氏の月にちなんだジャズの演奏が月夜を彩ります。
加えて、地域の飲食店4店舗による飲食物の販売も行い、地元ならではの味覚をお楽しみいただきながら、美しい月を眺めることができます。
このお月見会の開催に当たり、JR東日本びゅうツーリズム&セールス様の御協力の下、本イベントに合わせて11月1日土曜日に団体専用の臨時列車を運行する旅行商品「八戸秋の幻想夜会 世界最大級のお月見会in種差海岸」を販売いたします。
商品は9月18日木曜日の午後から販売しており、正にお月見のためだけの特別な旅行商品であります。
また、本商品のPRポスターは、八戸駅のみならず、新青森駅、七戸十和田駅等で掲出予定となっております。
定員は80名、料金はお一人4,800円で、夕暮れの八戸駅を午後5時に出発し、種差海岸でお月見を楽しむ特別な旅をご提供いたします。
車内では、ノベルティとして八戸酒造の「オリジナルおちょこ」がプレゼントされますので、お振舞の日本酒と、窓の外に広がる太平洋の夕空を味わいながら、種差海岸へと向かっていただきます。
料金の中には、会場でご利用いただける飲食クーポンが含まれており、種差海岸到着後は、地元ならではの食をお楽しみいただくことができます。
臨時列車での旅と、種差海岸でのお月見、ジャズ、そして地元の味覚で、秋の種差海岸を満喫していただきたいと思っております。
なお、JR様より、本商品の申込は好調であると伺っております。
今回の「世界最大級のお月見会」は、 「ハマる、ハチノヘ観光振興プラン」の中で優先的に取り組む三本柱の一つとして掲げております「種差海岸の魅力向上」に基づく取組であります。
今年の冬には、種差海岸の魅力向上に向け、冬の種差ならではの食を通じた魅力発信に取り組む民間団体によるイベントも企画されております。
観光振興プランでは、地元ならではの体験コンテンツの開発と文人(ぶんじん)墨客(ぼっかく)に愛された魅力を活かしたブランディングを掲げており、種差海岸を四季を通じて訪れる楽しみ方を官民で連携しながら提供していけるよう、仕掛けづくりについて検討してまいりますので、今回のお月見会、多くの皆様の御参加をお待ちしております。

青の煌めきあおもり国スポ競技別リハーサル大会の開催について

青の煌めきあおもり国スポ リハーサル大会の開催についてお知らせいたします。
リハーサル大会は、競技会運営能力の向上や、市民の国スポ及び競技に対する関心を高め、理解を深めるとともに、国スポ開催の気運醸成を図ることを目的として、国スポ開催までの間に、本大会と同じ会場において行う大会です。
当市では、来年の本大会で開催する七つの競技のうち、本年、四つの競技のリハーサル大会を開催いたしますが、レスリング競技については6月に既に実施済みであり、来月に三つの競技を開催するものであります。
まず、一つ目の競技ですが、自転車競技のリハーサル大会として、第60回全国都道府県対抗自転車競技大会を開催いたします。
概要は資料に記載のとおりでありますが、日程は10月5日から7日までの3日間、会場は、ロードレースが階上町(ちょう)特設ロードレースコース、トラックレースは、八戸自転車競技場となっております。
当市開催分の参加選手数及び従事者ですが、参加選手数は28都道県で120名程度、市職員従事者は4日間で延べ120名程度、市民ボランティア従事者は2日間で延べ15名程度を予定しております。
次に、二つ目の競技ですが、サッカー競技のリハーサル大会として、第61回全国社会人サッカー選手権大会を開催いたします。
概要は資料に記載のとおりでありますが、日程は10月11日から15日までの5日間、会場はプライフーズスタジアム、東運動公園陸上競技場、南郷陸上競技場となっており、プライフーズスタジアムと南郷陸上競技場へは、試合時間に合わせた一般観覧者用シャトルバスを運行する予定としております。
なお、同競技は、十和田市、五戸町、南部町(ちょう)でも行われます。
参加選手数及び従事者ですが、参加選手数は32チームで960名程度、市職員従事者は6日間で延べ340名程度、市民ボランティア従事者は4日間で延べ40名程度を予定しております。
次に、三つ目の競技ですが、ボウリング競技のリハーサル大会として、内閣総理大臣杯・文部科学大臣杯第54回全国都道府県対抗ボウリング選手権大会を開催いたします。
概要は資料に記載のとおりでありますが、日程は10月17日から19日までの3日間、会場はゆりの木ボウルとなっております。
参加選手数及び従事者ですが、参加選手数は31都県で160名程度、市職員従事者は4日間で延べ180名程度、市民ボランティア従事者は3日間で延べ30名程度を予定しております。
国スポのリハーサル大会とうたってはおりますが、いずれの大会も全国規模の大会となっており、全国各地より選手団、競技役員等の大会関係者、応援に訪れる一般の観覧者など、多くの方が当市にいらっしゃいますので、心のこもったおもてなしでお迎えしつつ、来年の国スポに向けて、万全の体制で大会運営を行ってまいります。
市民の皆様と共に、青森県のチーム、選手を応援し、大会を盛り上げてまいりたいと考えておりますので、たくさんの御来場をお待ちしております。

八戸市美術館における秋の展覧会の御案内について

八戸市美術館から、秋の展覧会の御案内となりますが、まず、この夏に開催しました、巡回展「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」では、一つの展覧会としては、開館以来、過去最高の4万3,081人の来場者数となりました。
ポケモンをモチーフにした工芸展ということで、子どもから大人まで、さらにはインバウンドの外国人観光客など、幅広い層の方々に、美術館に足をお運びいただきましたことに、改めまして、感謝を申し上げます。
今回は、芸術の秋を満喫できる二つの展覧会を御案内いたします。
一つ目は、来月11日から12月15日まで開催する、デーリー東北新聞社主催、創刊80周年記念事業の巡回展「古代エジプト美術館展」であります。
本展は、日本唯一の古代エジプト専門美術館である「古代エジプト美術館渋谷」のコレクションを紹介するものです。
2023年から福岡・鳥取・福井など、全国8会場で巡回開催されてきましたが、どの会場でも大変人気を博した展覧会であります。
国内で、質・量ともに第一級の内容を誇るコレクションは、先王朝時代からローマ支配時代まで網羅しており、古代エジプト文化について、うかがい知ることができます。
ミイラやミイラマスク、木棺、神殿の柱、ツタンカーメンの指輪といった世界的に貴重な遺物や、当時の生活様式が分かるジュエリーやレリーフなど、約200点を展示いたします。
なお、この展覧会は、八戸会場が最後の開催地となりますので、皆様どうぞお見逃しのないようお願いします。
また、連携企画として、期間中の11月14日には、八戸市民大学講座において、本展覧会の学術協力者を務められた、駒澤大学の大城道則教授から、「古代エジの神々とピラミッド」と題して御講演いただきます。
古代エジプト時代との、出会いと学びの世界が広がる興味深い講演となっておりますので、こちらも御期待ください。
加えて、八戸ブックセンターと八戸市立図書館において、古代エジプト時代の関連書籍を紹介するコーナーを設けまして、相互に誘客を図ってまいります。
続きまして、二つ目の展覧会を御紹介いたします。常設展としての役割も持つ「コレクションラボ」では、9月13日から展覧会「きっと、そこには」を開催しております。
収蔵コレクションの中から、主に八戸ゆかりの作家の作品を御紹介しながら、作品に描かれているものや、そこには描かれていないものを探り、想像しながら見ることで、新たな賞の楽しみ方を探る展覧会となっております。
今回は、展覧会タイトル「きっと、そこには」をキーワードに、作品鑑賞を楽しむきっかけとなる「鑑賞ワークシート」を御用意しております。
鑑賞ワークシートは、美術館が進める学校連携事業の一環として、小中学校の先生方と一緒に制作し、小学生から大人の方までお楽しみいただけるものとなっておりますので、鑑賞の際には、是非御活用ください。
この秋の展覧会は、八戸市美術館のコンセプトである「出会いと学びのアートファーム」を体現するラインナップとなりました。皆様の御来場を心よりお待ちしております。

八戸市営バスデジタルチケットの販売開始について

八戸市営バスデジタルチケットの販売開始についてお知らせいたします。
八戸市営バスでは、このたび、新たに「市営バスデジタルチケット」の販売を開始いたします。
販売券種は5種類で、いずれもスマートフォンひとつで市内各路線が1日何回でも乗り放題となる、便利でお得なデジタル1日乗車券となります。
一つ目は「市内循環線1日乗車券」です。市内循環線は、中心街、本八戸駅、沼館及び江陽地区のショッピングセンターなどを時計回りに循環するバス路線となっております。
この乗車券では、他の路線で本八戸駅から中心街まで乗車する際にも利用が可能で、本八戸駅を起点としたお買い物の際に大変便利な乗車券となっております。料金は大人380円、小人190円となります。
二つ目は種差海岸遊覧バス「うみねこ号」1日乗車券です。「うみねこ号」は、鮫駅を起点に蕪島海浜公園、葦毛崎展望台、種差海岸インフォメーションセンターなどを経て、種差海岸駅までの区間を1日7往復する観光遊覧バスで、1日乗車券で三陸復興国立公園種差海岸を便利に周遊していただくことができます。料金は大人400円、小人200円となります。
三つ目は日曜朝市循環バス「いさば号」1日乗車券です。
「いさば号」は、館鼻岸壁朝市や湊山手通り朝市が開催される日曜日、早朝から中心街と館鼻岸壁を4往復しております。
この乗車券では、「いさば号」の運行終了後も、所定の停留所から中心街まで他の路線に乗車する際にも利用が可能で、朝市をゆっくりと堪能したい方などに大変便利な乗車券となっております。料金は大人400円、小人200円となります。
四つ目は「親子で探検1日乗車券」です。親子2人、または、小学生の兄弟姉妹(何人でも)とその保護者で、市営バス全路線が1日乗り放題となる、お得な乗車券となっております。
利用期間は、夏休み、冬休み、春休みとえんぶり開催期間中、更に今年は、10,11月の3連休も御利用いただけますので、親子でお出かけの際に是非御利用ください。
料金は小学生1名と保護者1名の場合が600円、小学生の兄弟姉妹と保護者1名の場合は700円となります。
五つ目は「八戸市内共通1日乗車券」です。この乗車券は、市営バス・南部バスの市内路線がスマートフォンひとつで1日乗り放題となる便利な乗車券となっております。
現在も、バス車内で「ハチカ」や「スイカ」などの交通系ICカードで購入できる「共通1日乗車券」のデジタルチケット版で、料金は大人800円、小人400円となります。
デジタルチケットの販売開始は今週の土曜日9月27日から、利用開始は10月1日水曜日からとなります。
購入については、八戸市交通部ホームページ内リンクを御確認ください。
市営バスではデジタルチケット利用開始に先立ち、9月28日、日曜日に市内一部路線について1日無料運行を実施いたします。
無料となる路線は、「市内循環線」「種差海岸遊覧バスうみねこ号」「日曜朝市循環バスいさば号」の3つの路線となります。
当日、中心街では「サンフェスHACHINOHE2025」が行われるほか、「第4回はちのへホコテン」が開催され、市営バスも出展し、バス車両の自由見学、運転手の制服を着ての写真撮影などを実施いたします。
どうぞ、この機会に身近な公共交通機関「市営バス」を御利用ください。

案件に関する質問

1.青の煌めきあおもり国スポ競技別リハーサル大会の開催について

Q.記者

今年6月にレスリング競技の大会が国スポのリハーサル大会として行われました。そして今回、10月のうちに三つの競技の大会がリハーサル大会として開かれるとのことで、この大会に対する重要性について市長の考えをお伺いします。また、市民ボランティアの従事者が不足していることと思いますが、市としての受けとめをお伺いします。

A.市長

まずこれから実施される三つの大会は、どれも全国規模の大会ですので、この大会を通じてスポーツ振興と他の経済の活性化に繋がるものと期待しています。

A.担当者

市民ボランティア従事者は各イベント等の中でPRしているところですが、まだ開催まで1年ほど期間があいていることや、最近は高齢の方も働いている方が多いので、集まりが悪いのではないかと感じています。しかし、開催まで1年ありますので、今後もPRを続けてまいります。

 

2.種差海岸での「世界最大級のお月見会」の開催について

Q.記者

種差海岸での「世界最大級のお月見会」というタイトルについて、世界最大という名を冠した理由をお伺いいたします。

A.市長

まずは会場となる種差海岸は国の名勝にも指定されており、広大な天然芝、芝生地が海岸線に広がり、一望に月を愛でられる場所は極めて珍しいものだと考えています。

また、地元の食や音楽の演出などと組み合わせて、地域を挙げて体験いただけるプログラムを用意しており、単なるお月見にとどまらない体験規模の大きさも特徴です。

さらに「ハマる、ハチノヘ観光振興プラン」において優先的に取り組んでいる三本柱の一つとして、種差海岸の魅力向上を挙げており、このお月見会を一つのきっかけとして、将来的に世界最大規模へ成長していくことを願って、世界最大級と名づけています。

 

3.Hachinohe X-Tech Innovation事業における実証プロジェクトの実施について

Q.記者

Hachinohe X-Tech Innovation事業で今年度新たに実施される三つの実証プロジェクトのうち、町内会のデジタル化について、具体的な内容をお伺いいたします。

A.担当者

まず、町内会の課題点として、町内会の加入率の低下や町内会の活動の参加率が不足しているという課題が挙げられました。

その中で、今回「しがとせかい株式会社」様から普段の町内会活動の日報を生成AIを使用しわかりやすい記事にして広く多くの方に周知できないか、という提案がありました。

まずは地域への関心を高めることで、町内会への関心へ繋がるよう、実施をしたいと思います。

Q.記者

町内会を巡る課題に対しての市長の受け止めをお伺いします。また、今回の事業を通じて今後の目標をお伺いいたします。

A.市長

連合町内会の方々の集まりの中で、町内会のデジタル化が課題になっているため、今回、デジタル化を推進することにより、町内会の活性化に繋がっていくことを期待しています。

その他の質疑

1.八戸港湾合同庁舎の移転について

Q.記者

八戸港湾合同庁舎を移転する計画が進んでいますが、場所が変わる事についての、市の受け止めをお伺いします。

A.市長

八戸港湾合同庁舎には八戸海上保安部や八戸海事事務所などが入居しており、海上治安の確保や洋上救急事業を始め、船舶・船員に関わる各種行政手続きや港湾荷役など海事関連の様々な業務において、水産事務所など市の関係部署と関わりがありますが、基本的には、移転によって双方の業務に影響が生じることはないと考えています。

私としましては、高台への移転整備により、防災機能が向上するとともに、災害時における一時避難場所として、地域の安全・安心が確保されることに期待しているところであり、移転が計画されている各入居機関においては、それぞれの現場で混乱や支障が生じないよう、船舶・港湾関係者や船員等に対し、丁寧な周知に努めていただきたいと考えています。

 

2.株式会社アルバック東北工場の事業縮小について

Q.記者

北インター工業団地に東北工場として立地しているアルバックについて、同社がフラットパネルディスプレイの製造装置の生産を大幅に縮小させる方針が明らかになりましたが、現時点で市が把握している事実関係や、雇用に及ぼす影響についての市の見解をお伺いします。また、こうした状況を受け、同社とは何かやり取りはしていますでしょうか。

A.市長

株式会社アルバックが先月13日に公表した2025年6月期決算説明資料の中で、新中期経営計画「バリューアッププラン」に基づく事業改革として、事業売却・縮小、生産拠点再構築、業務効率化に取り組んでいくことが発表されました。

その中で、長年にわたり八戸市の産業と雇用を支えてきた同社東北工場の製造装置生産撤退等が記載されており、これは地域経済にとって大きな影響を及ぼす可能性があるもので、大変残念なことであります。

このような状況を受け、9月17日に同社担当者の来訪を受け、私から今回の事業改革に係る東北工場の事業の縮小規模や、従業員の雇用等について確認をさせていただきましたが、現時点で確定している事項がなく、はっきり申し上げることができない状況とのことでした。市といたしましては、同社に対し、引き続き丁寧な説明を求めていくとともに、その内容によっては、国や県と協議しながら、従業員の再就職支援や関係事業者への影響軽減に向け、全力で取り組んでまいります。

Q.記者

事業改革の詳細を示せる時期について、御説明はありましたでしょうか。

A.担当者

本社で精査しているということで、まだ明確なスケジュール等については、我々もまだ伺っていません。

 

3.県立郷土館の整備場所候補地について

Q.記者

県立郷土館について誘致合戦のような状況になっています。先日市としての候補地域などを提示したと思いますが、改めて市長としてこの八戸に終戦以降県立施設がないということもありますし県立施設の誘致に対する考えをお伺いいたします。

A.市長

まず、3市が整備に対する意向表明をしたことで、3市の誘致合戦のように取り上げられていることは私の本意ではありません。

新たな県立郷土館の整備場所候補地については、9月議会でも答弁しておりますとおり、八戸市には、新しい博物館を目指す県立郷土館を盛り立てていく環境と市民力がありますので、その点がきちんと伝わるよう、県に対して積極的に発信してまいりたいと考えています。

Q.記者

青森市や弘前市は特定の公有地を整備場所候補地として示している一方で、八戸市は中心街エリアという表現で候補地を示しておりましたが、さらに具体的に想定しているエリアが存在しているかお伺いします。

A.市長

中心街エリアとは八戸市が定めている中心市街地活性化基本計画のエリアのことで、

北はJR本八戸駅、本八戸駅通りや三八城公園の周辺区域

南は長者まつりんぐ広場の周辺区域

東は旧柏崎小学校跡地の周辺区域

西は長根公園エリアの周辺区域を取り囲むエリアを指しています。

現段階で想定している具体的な場所についてはお答えを差し控えさせていただきます。

Q.記者

具体的に想定している場所はあるものの、現在は明らかにできないということですか。

A.市長

中心街エリア全体で幅広くと考えていただきたいと思います。

 

4.市議会における意見書の採択について

Q.記者

八戸市議会において、精神保健福祉法の改正及び運用見直しを求める意見書が採択されましたが、市長としての受け止めをお伺いいたします。

A.市長

市議会の対応を尊重するとともに、安全・安心な医療体制の確保に努めてまいりたいと考えています。

Q.記者

背景として、みちのく記念病院の一連の事案があったと思いますが、それに対しての市長の考えをお伺いします。

A.市長

市議会でそのように受け止めたということだと思いますし、私も同様の認識を持っています。

Q.記者

市議会名義で意見書を国の関係機関に提出するという形になりますが、市として何か検討していることなどありますでしょうか。。

A.市長

市としても、必要に応じて国に考えを伝えていかなければならないと思っていますが、市議会が国に意見書を出すということは、非常に意義深いものだと思いますので、市議会の今回の対応を尊重しています。また、市としても、何らかの対応を考えていかなければならないと思っています。

Q.記者

今後、市長として意見書を提出されるなどのお考えはありますか。

A.市長

意見書は議会から出されるものです。しかし、今後、意見をお伝えしていくということはあるかもしれません。

Q.記者

市議会の取り組み等に対して協力をしていくということですか。

A.市長

はい、連携してまいりたいと考えています。

Q.記者

今回、意見書を提出することに対し、意義深いとおっしゃっていましたが、それは大変重い判断だということですか。

A.市長

重い判断だと思います。また、地方議会が国に対して意見書を出すということは、非常に有意義なことだと思っています。

Q.記者

今回の意見書は、課題として指摘されていた行政の検査体制について、法改正や運用の見直しをすべきだという内容だと思います。市長としては、法改正に踏み込んだ行政の権限の拡大や、運用の見直しは必要だとお考えですか。

A.市長

意見書については、本日初めて拝見したところですが、法改正は必要だということは感じております。

Q.記者

市議会の意見書の中で、法改正の必要性について踏み込んでいるということですよね。

行政の権限が限られていることや、立入検査では事件の捜査までできないこと等、これまでの市の記者会見でも話していたところが、法改正をすれば改善されるのでしょうか。

A.担当者

本日、市議会で採択された意見書は精神保健福祉法に関するもので、基本的に県が所管する部分となります。

市が所管する医療法に基づく立入検査等については、これまで、逐一ご報告してきたところですが、今回の意見書は、精神保健福祉法の改正を取り上げたものですので、市といたしましても、その議会の対応を尊重するとともに、これまで申し上げてきた通り、医療法に基づく立入検査についても、市長から見直しの指示があったことから、適宜、進めております。

会見の様子

配布資料

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総合政策部 広報統計課 広報広聴グループ

〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁本館4階
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