八戸市スポーツ大使ふるさとセミナー@八戸市立長者小学校(令和6年7月12日)
八戸市立長者小学校
開催概要
開催日時
令和6年7月12日(金曜日)
【1年1組】9時20分~10時5分
【1年2組】10時15分~11時00分
講師(八戸市スポーツ大使)
バトントワリング指導者
小笠原祐子さん、小清水倫子さん
内容
[スポーツ教室]
様々なスポーツにつながる身体づくり「コーディネーショントレーニング」を学ぼう
参加者
八戸市立長者小学校 1学年54名
会場
八戸市立長者小学校 体育館
開催の様子
プログラム
- 先生とみなさんとの約束!
- 「やるぞパワー」の実験!
- いろいろなジャンケンをしてみよう!
- アニマルウォークをしてみよう!
- 2人組になってジャンケンゲームをしてみよう!
講師の紹介!
まずは、先生の自己紹介です!
小笠原祐子先生と小清水倫子先生は3歳からバトントワリングをしており、2006年には、イタリア・ローマで開催された世界バトントワリング選手権大会ペアシニア部門で優勝された、とても素晴らしい経歴をお持ちの方たちなんです!
現在は、バトントワリングクラブチーム「バトンチームAries(アリエス)」でお子さんたちにバトンの指導を行っています!
祐子先生は、
「世界大会で経験してきたこと、バトンを教えるようになってから勉強したことを、これからいろんな場面で活躍するみなさんに、少しでも役立ててほしいです!みなさん一緒に楽しみましょう!よろしくお願いします!」
と、元気いっぱいにあいさつをしました!
児童のみなさんも、先生に負けないくらい元気いっぱいなあいさつをして、いよいよセミナーが始まります!
先生とみなさんとの約束!
「みなさんとお約束したいことが2つあります!」
祐子先生と倫子先生は、みなさんと約束したいことがあるそうです!
それは何かというと・・・
~約束その1~
「聴く耳」「聴く目」「聴く心」を持つこと
今回教えていただくコーディネーショントレーニングを行うにあたって、「聴く」ことがとても大事になります。
祐子先生が1つずつ説明してくださいます。
まずは、「聴く耳」
これは、いつもみなさんがやっていることです!
いつもどおり、先生の話は耳を傾けて聴きましょう!
そして、「聴く目」
先生が言うことを「そうなんだー」とあっちを向いて聞くだけだと、できることもできなくなってしまうかもしれません。
なので、「先生が言うこと、わかるようにがんばるぞ!」と思いながら、先生を「見て聴く(=聴く目)」がとても大事です!
先生のことをしっかり見て、お話を聴きましょう!
最後に、「聴く心」
今日のセミナーの中で、「よくわからない、難しい」と思うこともあるかもしれません。
その時に「難しいな」と思っていると、本当に難しいで終わってしまいます。
でも人間は不思議なもので、「難しいけど、言われたとおり今日はやってみよう!」という気持ちを持つと、できないこともできるかもしれません!
先生のお話は、心を傾けて聴きましょう!
お話しをする祐子先生を、真剣な表情で真っ直ぐに見つめるみなさんには、「聴く耳」「聴く目」「聴く心」の3つすべてがそろっていました!
素晴らしいです!
~約束その2~
「やってみるぞ!」という気持ちを持つ
「暑いな―」「やりたくないなー」と思っていると、そこで終わってしまいます。
でも、自分で「やるぞー!」と思うと、「やるぞパワー」が出てくるんです!
今日は「やってみるぞ!」という気持ちを持って取り組みましょう!
「やるぞパワー」の実験!
まずは、先生が「やるぞー!」と掛け声をかけるので、みなさんで「おー!」と言ってみましょう!
みなさん、とても元気でやる気いっぱいです!
そこで実験!
先生が、みなさんと先生自身に悪い魔法をかけます!
その悪い魔法とは・・・
やる気(やるぞパワー)をなくす魔法。
みなさんに悪い魔法がかかったところで、もう一度同じ掛け声をしてみます。
先生「やるぞー・・・」
みなさん「おー・・・」
おやおや?1回目と全然違います!
あの元気はどこへ行ってしまったのでしょうか?
人間の「気持ち」は不思議なもので、やる気がなくなることも、「ちょっと嫌だな」という気持ちになるのも、本当に一瞬。
つまり、自分のことを一瞬で、ネガティブにもポジティブにも変えることができるんです!
自分をポジティブにして「やるぞパワー」を取り戻すために、悪い魔法は解いて、もう一度掛け声をします!
先生「やるぞー!」
みなさん「おー!」
うんうん!あっという間に「やるぞパワー」が戻ってきました!
この調子です!
いろんなジャンケンをしてみよう!
先生と一緒にするジャンケンは、全部でレベル3まであります!
早速やってみましょう!
<レベル1>
- 先生が、グーチョキパーのどれかを出します
- みなさんは、先生と同じジャンケンを出します
「ジャンケン・・・」
先生「ポン!(パー)」
みなさん「ポン!(パー)」
「ジャンケン・・・」
先生「ポン!(チョキ)」
みなさん「ポン!(チョキ)」
先生が次から次へとジャンケンを出しますが、みなさん難なくクリア!
<レベル2>
次は少しだけ難しくなります。
- 先生が、グーチョキパーのどれかを出します
- みなさんは、先生に勝つようにジャンケンを出します
「ジャンケン・・・」
先生「ポン!(グー)」
みなさん「ポン!(パー)」
「ジャンケン・・・」
先生「ポン!(チョキ)」
みなさん「ポン!(グー)」
これも難なくクリア!
次のレベルは大丈夫かな?
<レベル3>
これが最後のレベルです!
- 先生が、グーチョキパーのどれかを出します
- みなさんは、先生に負けるようにジャンケンを出します
「ジャンケン・・・」
先生「ポン!(グー)」
みなさん「ポン!(チョキ)」
「ジャンケン・・・」
先生「ポン!(チョキ)」
みなさん「ポン!(グー)」
いつもは「勝ちたい!」と思いながらジャンケンをしますが、今回は先生に負けなければいけません!
急に難しくなったので、みなさん混乱しながらも、ねばり強く、楽しくジャンケンをしていました!
このようにいろいろなジャンケンをすることで、体と脳をつなぐ「指令の線」を作ることができます。
「指令の線」がたくさんあると、いろんなことに瞬間的に反応することができるようになります。
その「指令の線」をたくさん作ることができるのが、コーディネーショントレーニングなんです!
アニマルウォークをしてみよう!
次は、コーディネーショントレーニングのひとつ、「アニマルウォーク」にチャレンジです!
アニマルウォークは、動物になりきって大きく動くことが大切です。
先生は今回、4つのチャレンジを用意していました!
<チャレンジ1>
人間の赤ちゃんのハイハイを真似してみよう!
倫子先生も一緒にハイハイをして、お手本を見せながら見守っています!
<チャレンジ2>
クマの歩き方を真似してみよう!
赤ちゃんのハイハイでは両膝を床につきましたが、クマの歩き方では両膝が床につかないようにして前に進みます!
手と足を上手に使わないと、前に転がってしまうので注意が必要です!
みなさん、ばっちりクマの真似ができています!
おっとっと!
前に進むのが早くて、祐子先生にぶつかりそうになってしまいました!
<チャレンジ3>
アザラシの歩き方を真似してみよう!
クマの歩き方では両膝を床につけませんでしたが、アザラシの歩き方では足を伸ばして床につけます。
両手の指先は上に向けるのがポイントです!
みなさん、がんばれ!
<チャレンジ4>
クモの歩き方を真似してみよう!
クモの歩き方では、まず、手とお尻と足の裏を床につけます。
そこからお尻を持ち上げて、後ろ向きに進みます。
後ろ向きに進むのは難しそうですが、祐子先生がしっかりサポートしてくれます!
ゴールまであと少し!
倫子先生が皆さんを応援します!
2人組になってジャンケンゲームをしてみよう!
次は、ジャンケンを使ったゲームをします!
まずは祐子先生と倫子先生がお手本を見せてくださいました!
1.2人組を作ってじゃんけんをします
2.負けた人は頭を抱えてしゃがみ、勝った人は負けた人の周りを走って回ります
3.あいこの時は2人そろって「T(ティー)」のポーズをします
このジャンケンゲームは早くやることがポイントです!
それでは、早速みなさんでやってみましょう!
何回も繰り返すうちに、頭の中が混乱してしまいます!
頭と体を一緒に動かすのは大変そうですが、みなさんの一生懸命に取り組む姿、そして楽しそうな表情はとても素敵でした!
最後に
祐子先生と倫子先生が、長者小学校1年生のみなさんに素敵なプレゼントをご用意してくださいました!
それは、祐子先生・倫子先生と一緒にコーディネーショントレーニングをした証明書です!
とても素敵な証明書ですね!
『明るく・楽しく・元気いっぱいのみなさんと
楽しい時間をすごすことができたことに心から感謝します
ありがとう!!
これからどんどん成長し進化していくみなさん自身の
「からだ」「あたま」そして「こころ」をよく知り・よく使い
大切にしてくださいね
ここにコーディネーショントレーニングを共に学んだことを証します
八戸市スポーツ大使 小笠原祐子・小清水倫子』
証明書にはこのように書かれていました!
クラスの代表、日直さんに贈呈です!
今回のスポーツ教室では、体と頭を同時に使い、体と頭をつなげる神経回路を鍛えるコーディネーショントレーニングを行いました。
神経回路を鍛えることは、サッカーや野球、卓球などのスポーツだけでなく、ピアノなどの習い事やお勉強にも役立ちます!
そして、祐子先生と倫子先生から教えていただいた今回のコーディネーショントレーニングは、道具が必要ないので、いつでもどこでもできます!
また、「やるぞパワー」の実験をしたことで、自分のことを一瞬で、ネガティブにもポジティブにもできることも体験できました。
みなさんには、目の前に困難が立ちはだかっても、「やるぞ!」「できるぞ!」と自分に言い聞かせて、「やるぞパワー」を出して乗り越えてほしいです!
小笠原祐子先生、小清水倫子先生、本当にありがとうございました!
長者小学校のみなさん、お疲れさまでした!
この記事に関するお問い合わせ先
総合政策部 広報統計課 シティプロモーション推進室
〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁本館4階
電話:0178-43-2319 ファックス:0178-47-1485
- より良いサイトにするため、みなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2024年09月20日