八戸市スポーツ大使ふるさとセミナー@八戸市立豊崎小学校(令和5年12月18日)

更新日:2024年01月30日

八戸市豊崎小学校

豊崎小学校の児童の皆さんと中村亜実さん

リンク上での集合写真
(最後列中央:中村亜実さん)

開催概要

開催日時

令和5年12月18日(月曜日) 13時00分~15時15分

講師(八戸市スポーツ大使)

中村 亜実 様
(八戸市出身/元アイスホッケー女子日本代表)

参加者

八戸市立豊崎小学校 全校児童43名

会場

  • 講話
    八戸市立豊崎小学校
  • スケート体験
    フラット八戸

開催の様子

プログラム
  1. 講話
テーマ「夢をかなえるまで」
  1. スポーツ教室
スケート体験

講話 (テーマ「夢をかなえるまで」)

講演開始

「小学校2年生でアイスホッケーを始めたときから日本代表選手になりたい・オリンピックに出たいという夢を掲げて頑張っていた」という中村さん。

オリンピックのことやアイスホッケーのことをご紹介いただきながら、夢をかなえるまでのことや、児童の皆さんが夢をかなえるために必要なことをお話しくださいました。

アイスホッケーを知っているかとの質問に答える児童
アイスホッケーを知っているか児童に問いかける中村亜実さん

「『アイスホッケー』って知ってますか?」

まずは自身のことについて、簡単に紹介があり、豊崎小学校で6年間を過ごされたエピソードなどで、児童の皆さんの心を上手に掴んでお話が進みます。

お話する中村亜実さん

次に、夢をかなえるまでの道は簡単なことではなく、くじけてやめてしまおうかと思ったこともあったけど、決してあきらめず、夢をかなえるために何が必要かを考えたということを教えていただきました。

  • 小学生のころ
    早朝の練習のため、起きるのが大変。
    →早寝を心がける。たくさん食べて疲れない身体づくり。
     
  • 中学生のころ
    ゴールが決められない。
    チームメイトにうまい人ばかり。負けたくない。
    →うまい人の技を真似してみる。教えてもらう。
     
  • 高校生~社会人
    日本代表選手に選ばれることもあったが定着できなかった。
    大事な大会の直前にケガをしてしまった。
    →自分の強み・弱みを研究。ケガ予防のためのトレーニング。
お話する中村亜実さん

最後に、夢をかなえるために必要なことを児童の皆さんに伝えていただきました。

  • あきらめないで、頑張りつづける
    頑張りつづけたら絶対に達成できる。
    達成できている人はどういうことをしているのか見て真似する。
     
  • チャレンジしつづける
    自分が目指すところより少し上の目標を立てる。
    達成できたらまた更に上の目標を立ててチャレンジしつづける。
     
  • 自分の得意なこと、苦手なことを知る
    苦手なところに向き合うことで何が必要か分かる。
    得意なところはそこで満足しないでもっと伸ばす。
     
  • 感謝することを忘れない
    これが一番大事。
    先生、地域の皆さん、お家の人、友だち、色んな人に支えられて今がある。
    感謝の気持ちを持って、言葉で伝える。
お話する中村亜実さん

「感謝の気持ちを忘れずに、いまを楽しみ、進んでいこう!」

質疑応答
質疑応答の様子
  • アイスホッケーを始めたきっかけは?
    母の友人の子どもがアイスホッケーをやっていて、見に行ったのがきっかけで2つ下の弟と一緒に始めた。
    何がきっかけになるか分からない。今はインターネットなど色んな情報を集めやすいので、自分がどんなことに興味があるのか色んなものに好奇心を持ってもらいたい。
     
  • 一緒にアイスホッケーを始めた弟さんは今何をしているの?
    市内の中学校、高校とアイスホッケーを続けて、インターハイで優勝もした。
    現在は市内の会社のアイスホッケー部に所属し、プレーをしながら初心者への指導もしている。
     
  • 高校生のときも練習していたの?
    30才で引退するまでずっと練習していた。
    大人になってもできないこともあって、頑張ってやりつづけてできるようになった。
     
  • 選手になるまでに一番つらかったことは?
    話し切れないほど沢山ある。
    例えば、試合に出られない、出られても思うように活躍できないこともあった。
    つらかったことはあるけど、それをバネにして頑張ることができた。
    自分がチームメイト、家族、色んな人に励ましてもらったように、つらいことがあったら、苦しい気持ちを周りに話してアドバイスをもらって、力に代えて頑張ってほしい。
     
  • アイスホッケーの選手になってよかったことは?
    アイスホッケー選手になってオリンピックに出場したことで、今回のような機会をもらって、こうして6年間過ごした小学校の後輩に当たるみなさんの前でお話できたこと。
    有名な選手に会えたこと。
     
  • アイスホッケー以外のオリンピック競技で見るのが好きなものは?
    3人制バスケット。
    アイスホッケーと似ていて、攻守の切り替えが早くて見入ってしまう。
    ほかにも色んな競技があるので、皆さんも見てほしい。
     
  • オリンピック以外で見るのが好きなスポーツは?
    新しくオリンピック競技になるものなど、今後見て行きたい。

スケート体験

スケート体験の一場面

講話のあとは、八戸駅西口の「フラット八戸」に移動してスケートを教えていただきました。

自由滑走の様子01
自由滑走の様子02

まずは自由に滑走しましたが、皆さんなかなか上手に滑っていました!!

ポイント練習

ある程度滑ったところで、スケートのポイントを練習しました。

立ち方お手本
立ち方実践

かかとを付けてつま先を開くと立ちやすくなります。

足踏みお手本
足踏み実践

その場で足踏みをしてみましょう。

転び方お手本
転び方実践

転ぶときは前に、両手をしっかりつきます。

立ち上がり方お手本
立ち上がり方実践

立ち上がるときは、まず片膝を立てましょう。

リンクの端から歩く
歩いた折り返しは滑る

リンクの端から反対側まで歩いて、
折り返しは滑って戻りました。

スケート滑走
スケートコーナー

スケートコーナー

ぐるぐるコーナー

ぐるぐるコーナー

アイスホッケーコーナー

アイスホッケーコーナー

いよいよスケート滑走です。

リンク内を

  • ひたすら滑る「スケートコーナー
  • カラーコーンの間をジグザグに滑る「ぐるぐるコーナー
  • アイスホッケーを体験する「アイスホッケーコーナー

の3つに分けて自由に体験しました。

スケートコーナーの一場面
ぐるぐるコーナーの一場面
アイスホッケーコーナーの一場面
スケートコーナーの一場面
サプライズ
ぬいぐるみプレゼントのサプライズ

最後に中村さんからぬいぐるみプレゼントのサプライズ!!

ただし、単純に渡されるわけではありませんでした。

リンク中にちりばめられたぬいぐるみ
ぬいぐるみ目掛けて一斉にスタート

中村さんがリンク中にぬいぐるみをちりばめました。

中村さんの合図でぬいぐるみ目掛けて一斉にスタートします!!

ぬいぐるみをゲット
おおきいぬいぐるみをゲット

今日の体験の成果を発揮して、見事にぬいぐるみをゲットしました!!

お礼の挨拶
お礼の挨拶

ロビーでお礼の挨拶をしてセミナーが終了しました。

お別れのハイタッチ

お別れのハイタッチもしていただきました。

最後に

中村亜実さん

中村亜実さん

今回のセミナーは、講話もスケート体験も、子どもに分かりやすく親しみやすい内容にしていただき、会場の移動も挟んで長時間に渡りましたが、児童の皆さんは最後まで元気いっぱい楽しんでいました。

自分たちの小学校で6年間を過ごされて後に世界でご活躍された中村さんとのふれあいが、児童の皆さんの今後の成長の中で何かのきっかけになればと思います。

中村亜実さん、本当にありがとうございました!

豊崎小学校の皆さん、お疲れさまでした!

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 広報統計課 シティプロモーション推進室

〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁本館4階
電話:0178-43-2319 ファックス:0178-47-1485

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