八戸市スポーツ大使ふるさとセミナー@八戸学院光星高等学校(令和5年9月14日)
八戸学院光星高等学校
開催概要
開催日時
令和5年9月14日(木曜日) 13時50分~15時00分
講師(八戸市スポーツ大使)
【青森ワッツ】
青森スポーツクリエイション株式会社
代表取締役社長兼ゼネラルマネージャー 北谷 稔行 様
内容
[講演]
テーマ:プロスポーツチームを支える側としての心構え
参加者
八戸学院光星高等学校
スポーツ科学コース 1,2,3年生 165名
会場
八戸学院光星高等学校 体育館
開催の様子
北谷社長の講演
ご自身と青森ワッツについて
紹介する北谷社長
まずはご自身のことと、青森ワッツのことについて、簡単に紹介がありました。
選手のお給料についても触れられました。
トッププレイヤーは、とても夢のある金額です!
講演に聴き入る生徒の皆さん
選手は、提携するジム・整骨院・飲食店など、無料または割引きを受けて利用でき、生活費の主なものは家賃くらいだとか。
普段知ることのない情報に、生徒の皆さんは興味津々で本題に入っていきます。
チームスタッフ
フロントスタッフ
スポーツチーム・選手を支える人材には、大きく2種類のスタッフがいることについて、紹介がありました。
- チームスタッフ
選手を直接的にサポートするスタッフ
「通訳」は、外国籍選手の私生活もサポートするそうです。 - フロントスタッフ
チームの裏方を支える運営スタッフ
表舞台で活躍する選手以外にも、様々な役割があります。
このほかにも、スポンサーやファンの応援も含め、様々な支えがあってプロスポーツチームが成り立っているそうです。
講演内容はスポーツチームのスタッフに関することにとどまらず、ご自身の経験をもとに、今後の「人としての成長」などにも焦点を当てたお話・メッセージをくださいました。
いくつか抜粋してご紹介します。
- 今の道に進んでやってこられたのは、「出会い」がきっかけだった。「出会い」を大切に。
- 好きなものを好きで居続けることも大事。好きなバスケットに携わることができた。
- 親・家族・先生・指導者などへの感謝の気持ちが大事。人間として素晴らしくあること。
- 人には、生まれた環境などの違いがある中で、「時間」は誰にでも平等。限られた時間をいかに有効に使うかが大切。
- スポーツでも仕事でも、情熱を持ってチャレンジすること。失敗したらどう立て直すかを考える。
- 自分の中に限界をつくらないこと。過去にチームが中々勝てなかったとき、社長の自分が限界を作って諦めてしまってはいけないと感じた。
- 将来青森県や日本を引っ張っていく皆さんのために、大人が道を作る。青森ワッツとしても道を作っていく。
質疑応答
- 選手といい関係を築くには?
コミュニケーションが大事。
選手から相談があった場合、選手が本音を言えるようにアドバイスは最後にして、あえて逆のことを話すなどして、選手の考えを引き出したりする。
社長から話を持ち掛けることもあるそう。
- チームを支える面で意識していることは?
全員が同じ方向を向いて取り組めるようにする。
勝てないときは勝てないなりに目標・意識を共有する。
- 支える側としてどういう気持ちでプレーしてほしい?
見てくれる人・応援してくれる人に楽しんでもらえるよう、自らが楽しんでプレーする。
- 一流選手になる人はどういう人?
経験上、コミュニケーション力がある人だと考える。いくら能力が高くても、周りとコミュニケーションが取れないと、能力が出し切れない。
そのほか、移籍した県出身選手は戻ってくるのかといった質問もありました。
最後に
北谷社長
北谷社長ご自身が、選手・社会人、チームスタッフ、フロントスタッフとご経験された上でのリアルなお話は、生徒の皆さんの心に響いたことと思います。
担当の先生からは、
- 地元のチームということで、選手・スタッフ・ファン等の様々な関わり方からの将来を想像しながら、親しみを持って聴くことができた。
- 選手として活動している生徒が多い中で、支える側の存在の大切さに気づくことができた。
- 北谷社長の熱い言葉にモチベーションが高まった。
といったお言葉をいただきました。
北谷社長をはじめ、青森ワッツのスタッフの皆さん、本当にありがとうございました!
八戸学院光星高等学校 スポーツ科学コースの皆さん、お疲れさまでした!
この記事に関するお問い合わせ先
総合政策部 広報統計課 シティプロモーション推進室
〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁本館4階
電話:0178-43-2319 ファックス:0178-47-1485
- より良いサイトにするため、みなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2023年09月22日