緑内障を予防しよう
緑内障とは
眼圧(眼の球形を保つ力)の上昇などにより、眼と脳をつなぐ視神経が障害され、徐々に視野(見える範囲)が狭くなる病気です。
日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人、60歳以上の10人に1人が緑内障であると考えられています。

症状
早期には自覚症状が乏しく、気づきにくい病気です。放置すると次第に視野が狭くなっていき、失明する可能性が高まります。
症状の進み方

- 周辺から視野が欠けていく。
- 左右の眼で見えない部分を補い合うため、初期や中期の段階では異常に気付きにくい。
- 後期では、視野が狭くなり、物を見落とすことが増える。また、階段の上り下りや運転に影響が出る。
治療方法
緑内障の治療方法は、主に下記の3種類です。主治医とよく相談しながら治療を進めましょう。
- 薬物治療(点眼や内服など)
- レーザー治療
- 手術
早期発見のために
一度欠けた視野は元に戻らないため、早期発見や早期治療によって進行を遅らせることが大切です。
普段から自分の眼の状態に気を配り、気になる症状がある場合はすぐに眼科を受診しましょう。
また、定期的に健診を受け、自身の眼の状態を把握しましょう。
☆40歳を過ぎたら、定期的に眼の検査を受けましょう☆
ドック・健診のご紹介
「国保人間ドック」、「後期高齢者人間ドック」では、眼底・眼圧検査を受けることができます。
また、「国保特定健診」や「後期高齢者健診」においても、医師が必要と認めた場合には検査を受けることができます。
(注意)後期高齢者健診は眼底検査のみとなります。
この記事に関するお問い合わせ先
こども健康部 健康づくり推進課
〒031-0011 青森県八戸市田向三丁目6番1号 3階
健康推進グループ 電話:0178-38-0710 ファックス:0178-38-0735
成人保健グループ 電話:0178-38-0713 ファックス:0178-38-0735
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更新日:2025年02月14日