リサイクル率
1. リサイクル率とは
リサイクル率とは、1年間のごみの排出総量に対し、リサイクルした量の割合のことを言います。
ここでカウントされるリサイクルされた量には、以下のものがあります。
- 集積所から水曜日に収集された資源物、回収協力店で回収された廃食用油や有害ごみなどを再資源化したもの
- 町内会や子ども会等のリサイクルパートナーが資源として回収したもの
- 燃やせるごみ・燃やせないごみ・粗大ごみとして出されたものの中から選別した鉄など
- 焼却灰のうち民間事業者への委託により再資源化したもの
(注意)市町村で把握できないもの(例:スーパー等の紙パック・白トレイなどの自主回収、一般家庭での堆肥化生ごみなど)の量は含まれていません。
行政関与分と民間主導分
八戸市では、八戸市や八戸地域広域市町村圏事務組合の関与のもと処理される一般廃棄物を「行政関与分」と位置づけています。
市内で発生するごみ(一般廃棄物)は、「行政関与分」の他、ごみを排出する事業者が、直接、一般廃棄物処分業者や、古紙取扱い業者に引渡し処理されているものがあります。そのうち、八戸市の一般廃棄物収集運搬許可業者が運んだ量、一般廃棄物処分業者が処分した量について「民間主導分」として集計しています。
2. リサイクル率の推移
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令和2年度の行政関与分のリサイクル率は12.7%となっており、平成23年度から低下傾向にあります。民間主導分も加味した場合は30.8%と増加傾向にあります。今後は民間主導分のみならず行政関与分についても一層の資源物回収が求められます。
3. 数値目標
八戸市一般廃棄物処理基本計画(PDF:3.4MB)では、更なるリサイクルの推進に向け「リサイクル率」について、目標値と計画中間年度目安値を次のとおり定めています。
区分 |
平成33年度 |
平成38年度 |
---|---|---|
行政関与分 | 17%達成 | 20%達成 |
(注意)新たな計画では行政関与分のみを目標値として設定しました
八戸市のリサイクル率は近年低下しており、主に集積所収集される紙資源が減少しているためで、各家庭から民間スーパー等による古紙回収に紙資源が排出されていることが一要因と推察されます。
なお、事業系の資源物、主に紙資源について行政処理施設を介さずに民間の古紙取扱業者での処理を行っているほか、枝木等については民間のリサイクル施設への持ち込みを促進しており、これらを含めたリサイクル率は 30.8%となっています。
4. リサイクル率を上げるには
- 家庭から出るごみから、古紙や缶、びんなどの資源物をきちんと分別しよう!
- 八戸市リサイクルパートナー制度を活用しよう!
- ごみの量自体を減らそう!
わたしのまちのリサイクル~分けた資源はどうなるの~
住んでいるまちで分別収集された資源物は、そのあとどうなっているのか…。ここでは八戸市について、分別収集された資源物がどのような方法で、どのようにリサイクルされているかがわかります。
八戸市で分別収集されたびん及びペットボトルの一部は、日本容器包装リサイクル協会に引き渡されリサイクルされています。びん及びペットボトルリサイクルの詳細については、下記ホームページをご覧ください。

(注意)日本容器包装リサイクル協会のホームページにリンクしています。
この記事に関するお問い合わせ先
〒031-0801 青森県八戸市江陽三丁目1-111 東部終末処理場3階
電話:0178-43-9362 ファックス:0178-47-0722
更新日:2021年11月12日