飲用井戸・小規模貯水槽を設置している方へ

更新日:2024年04月18日

飲用井戸の衛生管理について

井戸水や湧水は、油類・有害物質の地下浸透、周囲からの汚水の流入、野生動物の侵入など、不適切な管理により汚染されるおそれがあります。飲用井戸の衛生環境は、設置者自らが確保する必要がありますので、次のような点に気を付けて管理しましょう。

適正な管理を心がけましょう

  • 井戸水の汚染を防止するため、井戸の蓋に鍵をかけたり、井戸の周囲に柵を設けるなどして、みだりに関係者以外の人や動物が近づかないようにしましょう。
  • 井戸やその周辺を清潔に保ち、定期的に設備を点検しましょう。
  • 透明なコップに水を汲みとり、水の色、濁り、味、臭いに異常がないか毎日確認しましょう。

水質検査を行いましょう

見た目はきれいに見える井戸水でも、水質検査をしてみると、水道水質基準を超える物質が検出される場合があります。また、井戸の水質は一定とは限りません。井戸水が飲用に適するかどうか確認するため、水質検査を行いましょう。
詳しくは、次の資料を参考にしてください。

水道の給水区域にお住まいの場合、飲料水は水道水を利用しましょう

水道事業者は、定期的に水質検査を行い水質基準に適合した安全な水道水を皆様のご家庭にお送りしています。

小規模貯水槽水道

小規模貯水槽水道とは、水道事業に用する水道又は専用水道から供給される水のみを水源とし、貯水槽の有効容量が5立方メートルを超え、10立方メートル以下の小規模貯水槽を有する施設をいいます。

適正な管理を心がけましょう

  • 水槽の清掃を年1回以上、定期的に行いましょう。清掃は専門業者に依頼しましょう。
  • 有害物、汚水等によって水が汚染されるのを防止するため、水槽の点検等必要な措置を講じましょう。

水質検査を行いましょう

小規模貯水槽水道の設置者は、給水栓における、水の色、臭い、味、色度、濁度、残留塩素の有無について、年1回以上、水質検査を行い、安全を確認しましょう。
水質検査は、厚生労働大臣の登録を受けた機関に依頼してください。

水質基準に適合していない場合には...

水道法の水質基準に適合していない場合には、飲用としては不適当ですので、直ちに利用を停止し、利用者に周知してください。また、保健所にもご連絡ください。

参考

この記事に関するお問い合わせ先

こども健康部 衛生課 生活衛生グループ

〒031-0011 青森県八戸市田向三丁目6番1号 3階
電話:0178-38-0719 ファックス:0178-38-0737

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