ダニの対策

更新日:2025年06月05日

屋外のダニ

マダニに刺されないようにしましょう

春から秋にかけては、マダニに刺される危険性が高まります。マダニは肉眼でも確認できる大型のダニで、成虫の大きさは3~10ミリメートルぐらいで種類により様々です。

マダニがウイルスや細菌などを保有している場合、刺された人が病気を発症することがあります。

やぶや草むらなど、マダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖・長ズボン、足を完全に覆う靴(サンダル等は避ける)、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等、肌の露出を少なくすることが大事です。

マダニに刺されないための野外の服装の画像。半ズボンやサンダル履きは不適当です!首にはタオルを巻くか、ハイネックのシャツを着用しましょう。シャツの袖口は軍手や手袋の中に入れましょう。シャツの裾はズボンの中に入れましょう。ハイキングなどで山林に入る場合は、ズボンの裾に靴下を被せましょう。農作業や草刈などではズボンの裾は長靴の中に入れましょう。

もしもマダニに刺されたら

マダニの多くは、ヒトや動物に取り付くと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いものは10日間以上)吸血します。吸血中のマダニに気が付いたときは、無理に引き抜こうせずに、医療機関(皮膚科)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらってください。また、マダニに刺された後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けて下さい。

家の中のダニ

ヒョウヒダニについて

家の中には数種類のダニがいますが、このうち7割~9割を占め、ぜん息やアトピー等のアレルギーの原因(ダニアレルゲン)となるのはヒョウヒダニです。
生体だけでなく、抜け殻、死がい、フンなどもダニアレルゲンとなります。

〔ヒョウヒダニの特徴〕
体長:0.3ミリメートル~0.7ミリメートル(肉眼で見つけることは難しい)
エサ:人のフケやアカ、食べカスやカビ
主な生息場所:畳、カーペット、寝具、ぬいぐるみなど

家のなかのダニ対策

ヒョウヒダニは人間の生活するほぼ全ての環境に生息しているので、完全に死滅させることは困難です。そのため、アレルギーにならない、悪化しないレベルで管理するしかありません。
また、抜け殻、死がい、フンもアレルゲンであるため、ダニを殺すだけなく、これらを除去することが大切です。

湿気がこもらないようにしましょう

ダニは高温多湿な環境を好み増殖します(湿度55%以下では生きられません)
とくに寝具はヒトの体温や発汗による湿気でダニが最も繁殖しやすい場所です。日光や風をあてたり、すのこを敷いたりして、湿気がこもらないようにしましょう。

掃除機がけが効果的

掃除機の画像
  • 畳、カーペット、ベット、ソファー、ぬいぐるみなど掃除機をかけられるところは、ゆっくり、丁寧に掃除機がけしましょう。
  • 寝具類を天日干ししたときや、布団乾燥機を使用したときは、ダニが死んでも、死骸やフンは残るので、表面に掃除機をかけましょう。

洗濯(丸洗い)が効果的

畳まれた洗濯物と洗濯機の画像
  • 洗濯(丸洗い)は掃除機かけ以上に、ダニアレルゲンを除去する効果があります。
  • 洗濯ができるものは、こまめに洗濯しましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

こども健康部 衛生課 生活衛生グループ

〒031-0011 青森県八戸市田向三丁目6番1号 3階
電話:0178-38-0719 ファックス:0178-38-0737

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