冬場のノロウイルス食中毒に注意しましょう!
ノロウイルスによる食中毒は、特に冬場(11月~3月)に多く、大規模な集団食中毒も発生しています。感染者や調理器具などを介して汚染した食品を喫食することにより発生することが多いことから、調理者の健康管理や衛生的な手洗いの実施、調理器具の消毒などが重要です。
ノロウイルスによる食中毒予防4原則「持ち込まない」「拡げない」「加熱する」「つけない」
ノロウイルスは、ごくわずかな汚染でも食中毒が起きてしまいます。そのため、調理者はもちろんのこと、調理器具、調理環境など調理施設全体をノロウイルスの汚染から守り、最終的にはノロウイルスを食品に「つけない」を確実に実行することが重要です。
持ち込まない
ノロウイルスに感染しない、感染した場合は仕事を休む、手洗い・うがいを励行する、健康状態の把握・管理を個人として、組織として実行することが必要です。
拡げない
トイレ後、清掃後、入室前の手洗いや施設内の定期的な清掃・消毒が必要です。また、患者のおう吐物や便には大量のウイルスが排出されます。処理する時は、マスクや手袋などを着用して感染を防ぐとともに、周りをウイルスに汚染させないよう適切に処理し、感染を拡げないようにしましょう。
加熱する
加熱調理が必要な食品は中心部までしっかり加熱して食べましょう。加熱の目安は中心温度が85℃~90℃で90秒以上です。
つけない
調理前の手洗いの徹底、素手で食品に触れない、使い捨ての手袋やマスクの正しい着用、調理器具の洗浄・消毒、衛生的な作業着の着用などの対策が必要です。
関連情報
大量調理施設衛生管理マニュアル(平成9年3月24日付け衛食第85号 別添(最終改正:平成29年6月16日付け生食発0616第1号)
この記事に関するお問い合わせ先
こども健康部 衛生課 食品衛生グループ
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更新日:2024年09月13日