被災建物に係る石綿(アスベスト)対策について
令和7年12月8日深夜に発生した青森県東方沖地震により、多くの建物被害が確認されております。順次、片付けが進められているところですが、平成18年以前に建てられた建築物には、アスベストを含む建材が使用されている可能性があります。アスベストは呼吸により吸引すると、約15~40年後に肺がんや中皮腫等を発症するおそれがあります。片付けや修繕等を行う際には下記事項に御留意のうえ、アスベストにばく露しないよう作業を進めてください。また、倒壊や損壊している建築物等に近づく場合にも、ご注意ください。
注意が必要な状況等
- 粉じんが気になる場所に、長時間居続ける場合。
- 倒壊や損壊している建築物等の周辺で作業を行う場合。
- がれきや建材等の移動や撤去を行う場合。
ばく露防止対策
- 損壊している建築物等にむやみに近づかない。
- 損壊面等、粉じんが飛散する可能性がある箇所をブルーシート等で覆う。
- 建材の破砕や切断等、粉じんを発生させる作業は極力避ける。
- 作業を行う際は、必要に応じて散水等を行い、粉じんが舞わないようにする。
- 作業を行う際は、防じんマスク等の保護具を着用する。
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事前調査について
今後、解体・改修工事等を実施される際は、建材にアスベストが含まれるか確認するために、有資格者による事前調査が必要となります。
事前調査等については下記のリンク先のページについてもご確認ください。
石綿(アスベスト)飛散防止対策に関する規制が強化されます(令和3年4月1日より順次施行)
アスベスト含有建材の使用部位例

出典:「目で見るアスベスト建材(第2版)」(平成20年3月 国土交通省)
参考リンク
外部リンク:国土交通省ホームページ「目で見るアスベスト建材(第2版)」
石綿対策は「皆さま」に係わる問題です(発注者・オーナー向け)【厚生労働省、環境省、国土交通省】 (PDFファイル: 7.2MB)
この記事に関するお問い合わせ先
市民環境部 環境保全課
〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁別館6階
調査指導グループ 電話:0178-43-9107 ファックス:0178-47-0722
廃棄物対策グループ 電話:0178-51-6195 ファックス:0178-47-0722
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更新日:2025年12月19日