麻しんについて

更新日:2024年04月24日

麻しんとは

麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによって起こる病気です。感染力は極めて強いので注意が必要です。

麻しんの発生は国内でも報告されていますし、世界中で感染する可能性があります。海外へ渡航する前に、麻しん含有ワクチンの接種歴を確認し、未接種・未罹患の場合は、接種後に渡航を予定するようにしましょう。

★最新情報については以下のリンクをご覧ください。

麻しん(はしか)・風しんに注意しましょう!(青森県ホームページリンク)

麻しんについて(厚生労働省ホームページリンク)

麻しんQ&A(国立感染症研究所ホームページリンク)

感染経路

感染した人の咳やくしゃみなどを吸い込むことによる空気感染(飛沫核感染)や飛沫感染、接触感染があります。

潜伏期間

10~12日間

症状

発熱や咳、鼻水といった風邪症状が2~3日続いた後、熱は一度下がりますが、再び39℃以上の高熱と、体中に赤い発疹ができます。発疹が現れる1~2日前に、口の中に小さな白い発疹(コプリック斑)ができます。また、肺炎、中耳炎を合併することがあり、脳炎を発症することもあります。

治療方法

特別な治療方法はなく、症状を軽くするための対症療法が行われます。

予防

  1. ワクチン接種が有効です。麻しんワクチンは免疫効果が高く、発症の予防や重症化予防が期待できます。予防接種を受けていない方で、麻しんに感染したことがない方は早めに予防接触を受けましょう。
    なお、次の方は、定期予防接種の対象者となっており、接種費用の公費助成を受けることができます。
    • 第1期 1歳児
    • 第2期 小学校就学前年度の幼児
  2. 麻しんの初期症状は、風邪の症状と似ていますので、発熱等がある方は外出を控えましょう。 症状がある場合はあらかじめ医療機関に電話連絡のうえ、受診しましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

こども健康部 保健予防課 感染症対策グループ

〒031-0011 青森県八戸市田向三丁目6番1号 3階
電話:0178-38-0716 ファックス:0178-38-0736

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