RSウイルス感染症に注意しましょう

更新日:2024年03月11日

RSウイルス感染症に注意しましょう

RSウイルス感染症とは

RSウイルス感染症は、2歳までにほとんどの乳幼児が一度は感染する代表的な呼吸器感染症で、鼻水、咳、発熱などの症状がでます。

RSウイルスは生涯にわたって感染を繰り返し、乳幼児だけでなく成人や高齢者でも感染します。

以前は冬に流行しておりましたが、近年、全国的に流行の時期が早まっており、2021年以降は夏にピークを迎えています。

感染経路

感染経路は、飛沫感染と接触感染です。

咳やくしゃみの飛沫(しぶき)を吸い込んだり、手や指を介してウイルスが口や目に接触することで感染します。

症状

2~8日の潜伏期の後、鼻水、咳、発熱などのかぜの症状が出ます。

1~2週間程度で治る病気ですが、生後6ヶ月以内での感染や、低出生体重児、免疫不全児、呼吸器・循環器に基礎疾患を持つ乳幼児は重症化しやすく、注意が必要です。

また、慢性呼吸器疾患などの基礎疾患を持つ高齢者においても重症化する場合がありますので、注意が必要です。

気になる症状のある方は、早めに医療機関を受診しましょう。

感染予防対策

一般的な感染対策は、次のとおりです。

  • 流水・石けんによる手洗いやアルコールで手指消毒をすること
  • 子どもが日常的に触れるおもちゃなどをこまめにアルコールや塩素系の消毒剤で消毒すること
  • 鼻水や咳などの症状がある場合は、マスクを着用できる年齢の子どもや大人はマスクを着用すること

治療について

RSウイルス感染症には特効薬がなく、治療は症状にあわせた対症療法(酸素投与、点滴、呼吸管理など症状を和らげる治療)が中心となります。

厚生労働省リーフレット

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この記事に関するお問い合わせ先

こども健康部 保健予防課 感染症対策グループ

〒031-0011 青森県八戸市田向三丁目6番1号 3階
電話:0178-38-0716 ファックス:0178-38-0736

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