風しんについて

更新日:2024年04月24日

風しんとは

風しんは、風しんウイルスによって引こる病気です。人から人へ感染します。

感染経路

感染した人の咳やくしゃみなどによって飛び散ったウイルスを吸い込むことによる飛沫感染、他に接触感染があります。

感染期間

2~3週間

症状

発熱し、体中に発疹があらわれ、耳の後ろや首にあるリンパ節が腫れます。まれに脳炎、血小板減少性紫斑病、溶血性貧血などの軽視できない合併症を起こすことがあります。妊婦、特に妊娠初期の女性が風しんに感染すると、胎児が風しんウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、発達の遅れなどの障がいを持った赤ちゃんが生まれる可能性があります。これらを先天性風しん症候群といいます。

治療方法

特別な治療方法はなく、症状を軽くするための対症療法が行われます。

予防

  1. ワクチン接種が有効です。予防接種を受けていない方で、風しんに感染したことがない方は早めに予防接種を受けましょう。
    なお、次の方は、定期予防接種の対象者となっており、接種費用の公費助成を受けることができます。
    • 第1期 1歳児
    • 第2期 小学校就学前年度の幼児
  2. 風しんの初期症状は、風邪の症状と似ていますので、発熱等がある方は、外出を控えましょう。症状がある場合は、あらかじめ医療機関に電話連絡のうえ、受診しましょう。

風しん抗体検査とワクチン接種費用助成

八戸市では、妊婦等に対する風しんの感染予防を図り、先天性風しん症候群の発生を未然に防ぐことを目的に、風しん抗体検査とワクチン接種の費用助成を実施しています。

助成については下記リンクをご覧ください。

風しん抗体検査・予防接種の費用助成について

この記事に関するお問い合わせ先

こども健康部 保健予防課 感染症対策グループ

〒031-0011 青森県八戸市田向三丁目6番1号 3階
電話:0178-38-0716 ファックス:0178-38-0736

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