孤独・孤立対策／八戸市

社会全体のつながりが希薄化している中で、新型コロナウイルス感染症の長期化によって、孤独・孤立の問題がより一層顕在化しています。国では、社会的不安に寄り添い、深刻化する社会的な孤独・孤立の問題について総合的な対策を推進しています。

孤独・孤立で悩まれている方へ（相談先一覧）

国では、孤独・孤立で悩みを抱えている方が各種支援制度や相談先を探しやすくなるよう、ホームページを開設しています。

誰にも頼れず、ひとりで悩みごとを抱えていませんか。
いくつかの質問に答えていただくことにより、約150の支援制度や窓口の中から、あなたの状況に合わせた支援をチャットポットで探すことができます。

市では、幅広い分野にわたる主要な相談窓口を掲載したリーフレット『こころの相談窓口一覧』を作成しています。もしも、あなたが悩みを抱えていたら、一人で悩まず、相談してみてください。

孤独・孤立についての理解・意識や対策の機運を社会全体で高めるために、孤独・孤立対策に関する情報提供や啓発活動などに集中的に取り組むものとして、国では、5月を「孤独・孤立対策強化月間」としています。

市では、地域住民の複雑化・複合化した多分野にわたる課題に対し、包括的な支援体制を構築するため、「属性を問わない相談支援」、「社会とのつながりを作る参加支援」、「地域づくりに向けた支援」について、一体的な実施体制を整備するため、重層的支援体制整備事業に取り組む予定です。

この重層的支援体制整備事業の推進が目指す地域共生社会の実現は、「孤独・孤立対策」と目指す方向性が同じものであり、さらに、重層的支援体制整備事業に関する取組は、孤独・孤立の問題や、そこから生じる新たな問題を防ぐ「予防」という観点からも、有効性が高く、関係性が強いものです。

このことから、当市の「孤独・孤立対策」は重層的支援体制整備事業と連携を図りながら進める予定にしております。

現在、重層的支援体制整備事業の早期実施に向け、準備を進めているところであり、指針となる「重層的支援体制整備事業実施計画」は、こちらをご覧ください。

青森県では、孤独・孤立対策に関する施策の関係者間における協議の促進やその他関係者相互間の連携と協働を促進するため、青森県孤独・孤立対策推進プラットフォームを設置し、孤独・孤立に関する研修や支援者同士の交流会を開催しており、当市も参画しています。