地域福祉計画とは?
住民一人ひとりが自立した生活をおくることができるよう、地域の住民や行政、民間の福祉サービス事業者が力を合わせ、みんなで自分たちが住んでいるまちを暮らしやすくする取組み、それが「地域福祉」です。
わたしたちのまちには、次代を担うべき子どもや、高齢で介護を必要とする方、障害のある方の他に、子育てや介護で悩んでいる方、引っ越してきたばかりの方など、さまざまな悩みや不安を抱え、何らかの支援を必要としている方も住んでいます。
行政では、これまでも、このような方々を支援するため、福祉の充実に努めてきましたが、困りごとは一人ひとり微妙に違ったり、生活の様式が様々であったりして、すべてを公的サービスだけでまかなうことは困難になっています。
そこで必要になるのは、同じ地域に暮らす住民同士の支え合いの関係であり、みんなで力を合わせ取り組んでいく「地域福祉」です。
地域福祉のイメージ
地域福祉計画策定の背景
1.社会環境の変化
- 少子高齢化
- 核家族化
- 地域住民のつながりの希薄化
- 地域の相互扶助体制の弱体化
2.新たな地域課題の社会問題化
- 高齢者の孤独死
- ひきこもり、とじこもり
- 子育て家庭の孤立化
- 児童、高齢者等への虐待
- 配偶者からの暴力(DV)
3.法制度の変遷
- 平成12年4月「社会福祉事業法」改正⇒「社会福祉法」へ
- 平成12年6月施行「社会福祉法」⇒「地域福祉の理念(第4条)」
- 平成15年4月施行「社会福祉法」⇒「地域福祉計画(第107条)」
4.地域活動の活発化
- ボランティア
- 福祉サービス事業者
- NPO(非営利組織)
- 地域コミュニティ
地域の福祉課題の明確化
- 地域住民一人ひとりが、住み慣れた地域や家庭で自立した心豊かな生活を送ることができる社会の実現を目指す。
- 多くの市民や団体が福祉活動に取り組み、ともに助け合い支え合う地域社会の形成を図り、地域福祉を推進するための施策を計画的、総合的に進めていく必要がある。
課題を解決する方策(地域福祉計画)
この記事に関するお問い合わせ先
福祉部 福祉政策課
〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁別館7階
福祉政策グループ 電話:0178-43-9258 ファックス:0178-47-0746
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更新日:2020年01月07日