臨時記者会見 令和4年7月5日

更新日:2022年07月05日

発表内容

日時:令和4年7月5日火曜日 17時30分~

場所:八戸市庁本館2階 庁議室

案件:新型コロナウイルス感染症の感染状況について

(健康部 保健所 保健総務課)

会見の様子

会見内容

市長

新型コロナウイルス感染症の感染状況について御説明いたします。お手元に配布しております資料の1「市の感染状況」、2「日ごとの陽性者確認数」、3「クラスターの発生状況」をご覧ください。

新型コロナウイルス感染症につきましては、6月に入りましてから昨日までに、計2,534人の陽性者を確認しております。

5月以降、一週間平均で見た新規陽性者数は減少傾向にありましたが、6月中旬からは22日間連続で前の曜日を上回るなど明らかに増加傾向にあり、依然として施設や学校等でのクラスターも多発するなど、一日あたりの新規陽性者数の過去最高を記録した3月の状況に迫る勢いであると認識しております。

次に、資料2ページの4「週ごとの陽性者確認数と年代別の傾向」から次のページの6「年代別の経路不明割合」までのグラフをご覧ください。

市内陽性者の年代別の状況といたしましては、6月中旬までは10代以下の世代が全体の4割を占めるなど「若い世代」が中心でしたが、6月下旬以降は、40代~50代のいわゆる「働き盛り」の世代の割合が増加しており、感染経路不明の方の割合もこの年代を中心に増加傾向にあります。

当市において陽性者数が多い状況が続いている要因として考えられますことは、6月中旬以降、高齢者施設、教育保育施設、学校等でのクラスターが多発し、それに伴い、多数の濃厚接触者を検査した結果、多くの陽性者が判明したことや、家庭内感染も相次いでいること、さらには、先週以降、風邪のような症状がある方々が、医療機関を受診して、検査の結果、陽性となった例が急増していることなどが、その要因の一つと推察しております。

しかしながら、資料3ページの7の「病床使用率と症状別の割合」にありますとおり、幸い、多くの方が軽症又は無症状で、病床が逼迫している状況にはなく、必要な対応をとることができていると考えておりますことから、経済・社会活動が感染症発生以前のような通常の動きに戻りつつある中、感染状況を更に悪化させないため、改めて、私から、市民の皆様、事業者の皆様へのお願いを申し上げます。

まず、イベント主催者等におかれましては、徹底した感染防止対策を実施するとともに、イベント等の前後を含め、感染リスクが高まる行動は控えるよう、呼びかけをお願いします。

飲食店をはじめ各事業者等におかれましては、引き続き、業種別ガイドライン等を遵守し、利用者に対する感染防止対策の徹底もお願いします。

市民の皆様におかれましては、以前からもお願いしておりますが引き続き「三つの密」の回避や、感染リスクが高い場面でのマスク着用、アルコール消毒液等による手指消毒、こまめな換気等、基本的な感染対策の徹底をお願いします。

発熱はもちろん、咳の症状など、普段と違う様子が見られるときには、決して無理をせず、学校や教育保育施設、仕事等をお休みしていただくとともに、家庭内でも感染防止対策をとっていただくようお願いします。

外出・移動の際は、できるだけ少人数で、感染リスクが高い場所・場面は避け、慎重な行動をお願いします。

会食等は、普段一緒にいる人同士で少人数を基本とし、会話時は必ずマスクの着用をお願いします。

ワクチン接種についても、対象となる方で1~3回目までの接種がお済みでない方、また新たに4回目接種の対象となる方におかれましては、お一人でも多く、またお早めにワクチン接種を受けていただくよう、お願いします。

なお、ワクチン接種についてでありますが、従来のワクチンの成分にアレルギーがあるなどの理由で、これまで接種できなかった方のために、ノババックスのワクチンの取り扱いに向けて、現在調整中であり、近日中にその詳細を公表したいと考えております。

県内では、青森市と弘前市にすでに接種会場があり、国からのワクチン供給時期や医療機関の受入体制などの兼合いから、当市ではこの時期となりましたが、アレルギー等を懸念され、これまで接種をためらわれていた方に、御利用いただければと考えおります。

最後に、繰り返しになりますが、市民の皆様におかれましては、今後も気を緩めることなく、基本的な感染防止対策をしっかりと継続していただきますよう、引き続き、御理解と御協力をお願いいたします。

配布資料

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