1.八戸市のこれまでの取組

 八戸市では、平成3年4月に教育委員会内に婦人青少年課を設置して以来、女性に関する施策として、庁内の推進体制の整備を図るとともに、広く市民の方がたに女性問題や男女共同参画社会についてご理解をいただくために、講演会やセミナー、情報誌等による啓発のほか総合的な施策の企画・推進に努めてまいりました。
 平成4年4月には、「八戸市女性行政連絡協議会」（現「八戸市男女共同参画推進会議」）を設置し、庁内における女性施策の推進体制を図るとともに、同年7月には「八戸市婦人の生活に関する意識調査」を実施いたしました。
 平成6年4月、女性青少年課に改称し、同年8月に市民の意見を施策に反映させるため「八戸市女性懇談会」を設置し、女性問題や男女共同参画社会、行動計画策定について調査・審議してまいりました。
 平成7年5月、男女共同参画社会実現のための指針となる行動計画を策定するため、市民代表と行政代表の合計16人により「八戸市女性行動計画策定会議」を組織し、平成8年12月には「男女共同参画社会をめざすはちのへプラン」を策定しました。
 また、平成9年3月には、「はちのへプラン」を具体的に推進するための庁内の行動計画として「はちのへプラン実施計画」を策定いたしました。
 平成10年8月には「八戸市女性懇談会」を廃止して、新たに「八戸市男女共同参画社会推進懇話会」を設置し、「はちのへプラン」の推進や男女共同参画社会についての総合的な問題について調査・審議してまいりました。
 平成11年7月に「八戸市男女共同参画推進庁内委員会」を設置し、庁内における男女共同参画の意識改革及び環境整備に関することについて調査審議してまいりました。
 平成12年9月、「八戸市男女共同参画社会推進懇話会」の委員改選に伴い、市の審議会等では初めて公募による委員の枠を設け、4人の方がたに就任していただきました。
 なお、平成13年6月には市議会において「男女共同参画都市宣言に関する決議」が全会一致で可決され、10月31日にはこれを記念して「男女共同参画宣言都市記念のつどい With you」を開催しました。