令和4年度 男女共同参画意識啓発イベント
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八戸市 男女共同参画シンボルマーク
八戸市では、より多くの市民の皆様に、男女共同参画について知ってもらい、理解を深めていただくことで、皆様の生活に身近な様々な分野で男女共同参画の推進に向けて取り組んでいただけるよう、広報・啓発のための各種取組を実施しています。
ここでは、八戸市内で行われる男女共同参画に関するイベントやセミナー等についてご紹介していきます
このページの目次
【報告】男女共同参画意識啓発講演会(10月25日)にて受講者を対象にアンケートを実施しました
講演中の山口香さんの様子
市では、毎年10月の八戸市男女共同参画推進月間に著名な方を講師としてお招きし、男女共同参画意識啓発講演会を開催しています。
令和4年度は、柔道の元世界王者で筑波大学教授の山口香さんをお招きし、「変わる勇気、変えるアクション~誰もが挑戦できる社会を目指して~」と題してご講演いただきました。
ご自身の経験や女子スポーツ界の歴史に始まり、具体的な事例を交えながら男女共同参画についてわかりやすく語っていただきました。
受講者アンケートの結果
令和4年度男女共同参画意識啓発講演会受講者アンケート用紙データ (PDFファイル: 618.1KB)
本講演では、皆様の男女共同参画に対する意識を調査するとともに、受講者の方々が、身の回りの男女共同参画の状況について考えるきっかけにしていただくことを目的に受講者アンケートを実施しました。
そう思う |
どちらかといえば そう思う |
どちらかといえば そう思わない |
そう思わない | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
人数 | 比率 | 人数 | 比率 | 人数 | 比率 | 人数 | 比率 | |
男性 | 1人 | 1.3% | 4人 | 12.8% | 23人 | 26.9% | 47人 | 59.0% |
女性 | 1人 | 1.3% | 10人 | 5.3% | 21人 | 30.7% | 46人 | 62.7% |
計 | 2人 | 1.3% | 14人 | 9.2% | 44人 | 28.8% | 93人 | 60.8% |
「『男性は外で働き、女性は家庭を守るべき』という考え方についてどう思いますか?」という固定的な性別役割分担意識についての質問では、「そう思わない」「どちらかといえばそう思わない」と答えた方の比率の合計が全体で89.6%あり、約10人中9人が反対という結果でした。
男女別で見てみると、男性は85.9%、女性は93.4%と若干の差がありました。
そう思う |
どちらかといえば そう思う |
どちらかといえば そう思わない |
そう思わない | |||||
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人数 | 比率 | 人数 | 比率 | 人数 | 比率 | 人数 | 比率 | |
男性 | 10人 | 13.0% | 13人 | 16.9% | 25人 | 32.5% | 29人 | 37.7% |
女性 | 6人 | 8.1% | 5人 | 6.8% | 26人 | 35.1% | 37人 | 50.0% |
計 | 16人 | 10.6% | 18人 | 11.9% | 51人 | 33.8% | 66人 | 43.7% |
「家庭や職場、地域、政治など、社会全体で見た場合、男女の地位は平等だと思いますか?」という男女の地位の平等度についての質問では、「そう思わない」「どちらかといえばそう思わない」と答えた方の比率の合計が77.5%でした。
こちらも男女別で見てみると、男性は70.2%、女性は85.1%と、14.9ポイントの差があり、女性の方がより不平等に感じているという結果でした。
令和4年度男女共同参画意識啓発講演会の様子
アンケートの最後、講演会の感想を書く欄には、「スポーツを通しての男女平等の話がわかりやすかった」「参加して本当に良かった」「充実した時間でした」などの感想が多数寄せられました。
受講した皆様にとって、男女共同参画に対する理解をより深められる時間となったようでした。
多くの方々のご来場とアンケートへのご協力をいただきまして、誠にありがとうございました。
【報告】八戸市男女共同参画推進月間に啓発ティッシュの配布を実施しました

男女共同参画普及啓発ティッシュ
毎年10月は八戸市男女共同参画推進月間です。
男女共同参画を推進するためには、市民の皆様に男女共同参画について知っていただくことが重要です。
より多くの方々に男女共同参画について知っていただけるよう普及啓発用のティッシュを作成し、イベント会場や商業施設などでの配布を行いました。
10月23日プライフーズスタジアム
メインスタンド入場口でティッシュを配布する様子
令和4年度1回目のティッシュ配布は、ヴァンラーレ八戸のホーム戦(対カターレ富山)が行われるプライフーズスタジアムで実施しました。
メインスタンドと芝生席、2か所の入場口にのぼりを立て、ご入場される皆様に声掛けをしながらティッシュ配布を行いました。
当日は、時折雨が降るあいにくの天気でしたが、たくさんのファンの方々が選手たちを応援するために集まっており、幅広い年代を対象に男女共同参画を周知することができました。
なお、試合はホームのヴァンラーレ八戸が逆転勝利を決め、スタジアムが大いに盛り上がった一日でした。
10月28日ピアドゥ
2回目のティッシュ配布は、沼館にある商業施設ピアドゥにて行いました。
夕方から夜にかけての時間帯に実施したことから、晩ご飯の食材を買いにいらっしゃった家族連れの方や、仕事終わり、学校終わりに訪れた若い方など、たくさんの方々に声掛けとティッシュ配布を行うことができました。
ティッシュを受け取ったお子さんが「これってどういうこと?」と尋ね、それにお母さんが答えている様子も見受けられ、子育て世代を中心に、幅広く男女共同参画を知ってもらう良い機会となりました。
男女共同参画パネル展(9月22日から9月26日まで)を開催しました
男女共同参画パネル展の入り口の様子
9月25日のはちのへホコテンへのブース出展と合わせ、9月22日から9月26日までの期間に男女共同参画パネル展を実施しました。
毎年10月の「八戸市男女共同参画推進月間」に先駆けて、市民の皆様に男女共同参画についてより深く知っていただけるように、「仕事と介護の両立」「ドメスティック・バイオレンス」「育児への支援」「SDGs」など、幅広いテーマでの展示を行いました。
男女共同参画パネルアンケートの結果
パネルアンケートの様子
パネル展の一環として、男女共同参画に関するパネルアンケートを実施しました。
はちのへホコテンの出展ブースで実施しているパネルアンケートでは、スタッフが直接声掛けをした上で、他の来場者やご家族と一緒に回答する場面が多いですが、今回のパネルアンケートは期間中、無人で実施しました。
調査方法の違いからか、6月のはちのへホコテンで同様のアンケートを実施した結果とは若干違う結果が出ました。
(注意)設問ごとの回答者数は一致していません。途中で回答を辞退された方がいらっしゃった可能性が考えられます。
そう思う | そう思わない | |||
---|---|---|---|---|
人数 | 比率 | 人数 | 比率 | |
男性 | 7人 | 20.6% | 27人 | 79.4% |
女性 | 3人 | 4.9% | 58人 | 95.1% |
計 | 10人 | 10.5% | 85人 | 89.5% |
「男性は外で働き、女性は家庭を守るべき」という、固定的な性別役割分担意識に関する質問では、「そう思わない」と答えた方の比率が89.5%と多数派でした。
一方、「そう思う」と答えた方の比率を男女別で見てみると、男性は20.6%、女性は4.9%と、男女で15.7ポイントの差が見られ、男性では約5人に1人が「男性は外で働き、女性は家庭を守るべき」と考えているという結果でした。
そう思う | そう思わない | |||
---|---|---|---|---|
人数 | 比率 | 人数 | 比率 | |
男性 | 2人 | 7.4% | 25人 | 92.6% |
女性 | 3人 | 5.3% | 54人 | 94.7% |
計 | 5人 | 6.0% | 79人 | 94.0% |
社会全体で見た場合の男女の地位の平等度についての質問では、「そう思わない」と答えた方の比率が94.0%と、ほとんどの方が「男女の地位は平等になっていない」と感じているという結果でした。
若干質問が異なりますが、6月のはちのへホコテンで、家庭・教育・地域社会・仕事の4つの分野ごとに、男女の地位の平等度を聞いた質問では、「そう思わない」と答えた方の比率は、家庭は48.8%、教育は66.9%、地域社会は72.8%、仕事は76.6と、いずれも今回の結果より低い結果となっています。
アンケートの回答者層や有人・無人といった回答する状況の違いによって結果に差が出ているものと推測されます。
パネル展内部の様子
会場内では、男女共同参画に関する情報誌やリーフレットの設置配布、市が実施している男女共同参画推進の取り組みの紹介も行いました。
今後も様々な機会を捉え、男女共同参画に関する情報の積極的な発信を図ってまいります。
【報告】はちのへホコテン(9月25日)にブースを出展しました
パネルアンケートに答える方々の様子
9月25日に八戸市中心街で行われた「はちのへホコテン」にて、今年2回目となるブース出展を行いました。
ブースでは、男女共同参画について少しでも興味を持っていただけるよう、男女共同参画に関するパネルアンケートの実施や啓発グッズの配布を行いました。
当日は天気にも恵まれ、家族連れを中心に大勢の方々が中心街を訪れており、男女共同参画のブースにも多くの方々が足を止め、パネルアンケートにご協力くださいました。
男女共同参画パネルアンケートの結果
家族連れの来場者がパネルアンケートに回答している様子
全4問のパネルアンケートを実施しました。
全体では、494~515名の方々がアンケートにご協力くださいました。
男女別で回答者数を比べてみると、男性では188~199名、女性では304~321名と、女性回答者の方が6割ほど多い結果でした。
(注意)設問ごとに回答を辞退される方もいらっしゃるため、設問ごとの回答者数は一致していません。
そう思う | そう思わない | |||
---|---|---|---|---|
人数 | 比率 | 人数 | 比率 | |
男性 | 19人 | 10.0% | 171人 | 90.0% |
女性 | 17人 | 5.6% | 287人 | 94.4% |
計 | 36人 | 7.3% | 458人 | 92.7% |
そう思う | そう思わない | |||
---|---|---|---|---|
人数 | 比率 | 人数 | 比率 | |
男性 | 28人 | 14.4% | 166人 | 85.6% |
女性 | 24人 | 7.5% | 294人 | 92.5% |
計 | 52人 | 10.2% | 460人 | 89.8% |
そう思う | そう思わない | |||
---|---|---|---|---|
人数 | 比率 | 人数 | 比率 | |
男性 | 37人 | 18.6% | 162人 | 81.4% |
女性 | 53人 | 16.8% | 263人 | 83.2% |
計 | 90人 | 17.5% | 425人 | 82.5% |
政治、企業、地域活動の分野別に、指導的な地位における固定的な性別役割分担意識を調べる質問では、「そう思わない」と答えた方の比率が、政治分野は92.7%、企業では89.8%、地域活動では82.5%と、全ての分野において、ほとんどの方が「指導的地位は男性の方がいい」とは思っていないという結果でした。
一方、「そう思う」と答える方も一定数おり、特に地域活動に関する質問では、17.5%の方、およそ6人に1人が「会長は男性の方がいい」と思っているという結果でした。
また、男女別で見てみると、全ての分野で女性に比べ男性の方が「そう思わない」と回答した方の比率が低い結果となっており、特に企業に関する質問では、6.9ポイント差と、わずかではありますが、他の質問よりも差が大きい結果でした。
そう思う | そう思わない | |||
---|---|---|---|---|
人数 | 比率 | 人数 | 比率 | |
男性 | 70人 | 37.2% | 118人 | 62.8% |
女性 | 95人 | 29.6% | 226人 | 70.4% |
計 | 165人 | 32.4% | 344人 | 67.6% |
次に、企業における社長や町内会の会長のような指導的地位に挑戦する意欲を調査する質問では、「そう思う」と回答した方の比率が32.4%でした。
次に、「そう思う」と答えた方の比率を男女別で見てみると、男性は37.2%、女性は29.6%と、7.6ポイント差があり、若干ですが、男性の方が指導的地位に挑戦する意欲が高いという結果となっています。
男女共同参画ブースの様子
今回のパネルアンケートの質問は、はちのへホコテンのブース出展において初めて実施した質問でした。
今後も、イベントなどの機会を捉えて、男女共同参画に関連する様々なテーマについての皆様の意識を調査し、その結果を参考とさせていただきながら、市民の意識や社会情勢の変化を踏まえた男女共同参画の推進を図ってまいります。
【報告】はちのへホコテン(6月26日)にブースを出展しました
男女共同参画ブースの様子
6月26日に八戸市中心街で行われた「はちのへホコテン」にて、男女共同参画について普及啓発するためのブース出展を行いました。
ブースでは、男女共同参画について少しでも興味を持っていただけるよう、男女共同参画に関するパネルアンケートや、啓発グッズの配布、パネル展示を行いました。
昨年は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で年間を通して開催が中止となってしまったことから、およそ1年半ぶりに通常開催された「はちのへホコテン」でしたが、当日は大勢の人々が中心街を訪れていました。
6月にしてはとても気温が高い1日でしたが、多くの方々が足を止め、パネルアンケートにご協力くださいました。
男女共同参画パネルアンケートの結果

家族連れの来場者がパネルアンケートに回答している様子
全6問のパネルアンケートを実施しました。
全体では、555~565名の方々がアンケートにご協力くださいました。
男女別で回答者数を比べてみると、男性では204~210名、女性では348~355名と、女性回答者の方が7割ほど多い結果でした。
(注意)設問ごとに回答を辞退される方もいらっしゃるため、設問ごとの回答者数は一致していません。
している | していない | |||
---|---|---|---|---|
人数 | 比率 | 人数 | 比率 | |
男性 | 160人 | 76.2% | 50人 | 23.8% |
女性 | 309人 | 87.0% | 46人 | 13.0% |
計 | 469人 | 83.9% | 96人 | 17.0% |
「お家で家事をしていますか?」という、家事への参画度について調べる質問では、「している」と答えた方の比率が、男性では76.2%、女性では87.0%と、いずれも比較的高い結果となっていますが、女性に比べ男性の方が10.8ポイント低く、家事への参画度には男女差が生じていることがわかります。
そう思う | そう思わない | |||
---|---|---|---|---|
人数 | 比率 | 人数 | 比率 | |
男性 | 17人 | 8.1% | 192人 | 91.9% |
女性 | 27人 | 7.6% | 326人 | 92.4% |
計 | 44人 | 7.8% | 518人 | 92.2% |
「男性は外で働き、女性は家庭を守るべき」や「主要な業務は男性、補助的な業務は女性」といった、男性、女性という、性別を理由に役割を固定的に考えることを「固定的な性別役割分担意識」といいます。
アンケートの結果では、「男性は外で働き、女性は家庭を守るべき」について、「そう思わない」と回答した方の比率が、男性で91.9%、女性で92.4%と、いずれも極めて高く、大部分の方々が「固定的な性別役割分担意識」には同感していない、という結果でした。
そう思う | そう思わない | |||
---|---|---|---|---|
人数 | 比率 | 人数 | 比率 | |
男性 | 121人 | 58.5% | 86人 | 41.5% |
女性 | 166人 | 46.9% | 188人 | 53.1% |
計 | 287人 | 51.2% | 274人 | 48.8% |
そう思う | そう思わない | |||
---|---|---|---|---|
人数 | 比率 | 人数 | 比率 | |
男性 | 85人 | 41.1% | 122人 | 58.9% |
女性 | 98人 | 28.2% | 250人 | 71.8% |
不明 | 1人 | 100% | 0人 | 0% |
計 | 184人 | 33.1% | 372人 | 66.9% |
そう思う | そう思わない | |||
---|---|---|---|---|
人数 | 比率 | 人数 | 比率 | |
男性 | 66人 | 32.4% | 138人 | 67.9% |
女性 | 85人 | 24.2% | 266人 | 75.8% |
計 | 151人 | 27.2% | 404人 | 72.8% |
そう思う | そう思わない | |||
---|---|---|---|---|
人数 | 比率 | 人数 | 比率 | |
男性 | 57人 | 27.5% | 150人 | 72.5% |
女性 | 73人 | 20.9% | 276人 | 79.1% |
計 | 130人 | 23.4% | 426人 | 76.6% |
パネルアンケートが並んでいる様子
家庭の中や教育の場、地域社会、仕事の場、それぞれにおいて、「男女は平等だと思いますか?責任が分担されていると思いますか?」という、生活に身近な場面での男女の平等感について調べる質問では、「そう思う」と答えた方の比率が「家庭の中」の51.2%、次に「教育の場の」33.1%、「地域社会」の27.2%と続き、一番低かったのは「仕事の場」の23.4%でした。
また、「そう思う」と回答した方の比率を男女で比べてみると、全ての分野で女性の方が低くなっており、それぞれが感じている男女の平等感にはギャップがあることがうかがえます。
当日は、ご夫婦が普段のお互いのことについて話し合いながら回答したり、中心街に遊びに来た学生のグループが、お互いの考えについて話し合いながら回答する様子が見られました。
パネルアンケートに回答することを通じて、身近な場面での男女共同参画について考える良いきっかけになったようでした。
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2022年12月12日