平成14年度

 平成13年10月1日に施行された「八戸市男女共同参画基本条例」を、パンフレットの配布、広報への特集記事掲載などにより、広く市民に周知しました。

 平成8年度に策定された「男女共同参画社会をめざす はちのへプラン」の実施計画の推進状況について庁内各課に調査しました。このプランの実施計画が、基本条例の条文にある「基本計画」として位置づけられています。今後、目標達成年度の17年度をめざして、推進を図っていきます。

 男女共同参画社会について、広く市民に周知するとともに理解と関心を高めてもらうため、平成10年度から情報誌「With You」を発行しています。市民の視点でわかりやすく、男女共同参画社会について周知するため、創刊時より一般市民から編集委員を公募し委嘱しています。
 今年度も、9月15日号と2月15日号を発行しました。

 庁内の若手職員で組織された「八戸市男女共同参画推進庁内委員会」（現在第2期）が、各分科会に分かれて、庁内の男女平等の意識啓発・職場環境の改善等について調査研究しています。
 また、職員の意識啓発のため、男女共同参画に関する庁内かわら版「DJ」を発行しています。

 自ら考え行動する女性の人材育成のため、男女共同参画や市政全般についての講座「はちのへ女性まちづくり塾」を計9日間開催しました。（8～3月）

 姉妹都市のフェデラルウェイ市では、平成14年に女性市長が誕生しました。八戸市に訪れた9月に、講演会とトークセッションを開催しました。

平成14年9月1日（日曜日）

八戸グランドホテル

200人

• フェデラルウェイ市長講演会
• トークセッション「女と男の末来予想図～米国編・日本編～」

 男女共同参画について、幅広い年齢層に理解してもらうため、例年開催している「市民のつどい」を「市民大学講座」と共催で開催しました。

平成14年9月18日（水曜日）

八戸市公会堂文化ホール

450人

• 第1部 寸劇「介護は誰がするの？」（はちのへウィメンズアクション）
• 第2部 講演「山下さんちの物語・男女共同参画社会編」（講師・宝井琴桜）

 市民3,000人（男女1,500人ずつ）を対象に、男女共同参画についての調査を実施しました。
 (注釈)この事業は、NPO団体に委託して実施しました。

 「八戸市男女共同参画基本条例」の規定に基づく、「八戸市男女共同参画推進月間」（毎年10月）に、男女共同参画の推進を特に積極的に行いました。

10月は「八戸市男女共同参画推進月間」であることをPRするため、市庁前横断歩道橋に「八戸市男女共同参画宣言都市」の横断幕を1か月間掲出しました。

 「はちのへ男女共同参画推進ネットワーク」に事業を委託して開催しました。

平成14年10月26日（土曜日）

天聖寺

200人

• 講演「女性がつくる女性の医療」（講師・対馬ルリ子）
• 女性団体が男女共同参画に関連したワークショップ

 「はちのへウィメンズアクション」が、八戸市男女共同参画都市宣言1周年と東北新幹線八戸駅開業を記念し、北東北広域連携活動促進助成事業として、同促進協議会から助成を受けて開催したフォーラムです。

平成14年10月31日（木曜日）

八戸グランドホテル

松葉谷温子（秋田市助役）、役重真喜子（岩手県東和町いきいきまちづくり推進室長）、羽田修（八戸市男女共同参画情報誌編集委員）、中村寿文（八戸市長）

北村真夕美（NPO青い森空間創造女性会議理事長）

 教育委員会の課長補佐級以上の職員と指導主事を対象に、男女共同参画についての研修会を開催しました。

平成14年12月20日（金曜日）

市庁会議室

「男女共同参画社会の実現をめざして」

橋本都青森県青少年・男女共同参画課長