南郷の天然記念物
カヤの木

県天然記念物:カヤの木
高松寺(こうしょうじ)にあるカヤの木は、推定樹齢800年、樹高20メートル、幹周り3.6メートル、昭和42年、県天然記念物に指定。
治承元年(1177年)平清盛の子重盛(しげもり)が、高松寺の前身である小松寺を建立し、その記念樹として植えたと伝えられます。

モミの木

市指定:モミの木
龍興山(りゅうこうさん)神社の参道脇にそびえる3本のモミの木は、推定樹齢300年、樹高38メートル前後、幹周り4メートル前後、平成4年、旧南郷村天然記念物に指定。
龍興山神社は、平重盛(しげもり)が虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ)を祀ったのが始まりとされ、険しい参道を登り切った山頂にあります。

イチイの木(島守)

市指定:イチイの木(島守)
荒谷(あらや)えんぶり伝承館の奥にあるイチイの木は、推定樹齢400年、樹高14メートル、幹周り約3メートル、平成4年、旧南郷村天然記念物に指定。
当地に伝わる民俗芸能「えんぶり」にまつわる、えんぶり神の象徴として生息しています。

クリの木

市指定:クリの木
稲荷(いなり)神社にあるクリの木は、推定樹齢200年、樹高20メートル、幹周り約3.6メートル、平成4年、旧南郷村天然記念物に指定。
稲荷神社は、寛保3年(1743年)の再興と伝えられます。境内には、様々な古木と手入れの行き届いた林床が広がっており、里山の自然が保たれています。

アカマツの木

市指定:アカマツの木
大森字黒坂(くろさか)にあるアカマツの木は、推定樹齢300年、樹高約23メートル、幹周り約4.1メートル、平成6年、旧南郷村天然記念物に指定。
旧南郷村では、赤松を村の木に指定していましたが、その中でもこの木は特に樹勢のよい古木で、江戸時代に街道並木(かいどうなみき)として植えられたと伝えられています。

イチイの木(市野沢)

市指定:イチイの木(市野沢)
上(のぼ)り街道と軽米(かるまい)道(国道340号線)が分岐する辺りにあるイチイの木は、推定樹齢400年、樹高約11メートル、幹周り2.7メートル、平成4年、旧南郷村天然記念物に指定。
隣には戦死者を慰霊する忠魂碑のほか多数の碑が並び、近くには追分石があります。

更新日:2020年01月17日