「八戸三社大祭の山車行事」ユネスコ無形文化遺産登録

更新日:2025年01月31日

平成28年12月1日に、八戸三社大祭の山車行事を含む全国33件の祭礼行事は、「山・鉾・屋台行事」として、ユネスコ無形文化遺産に登録(代表一覧表記載)されました。「山・鉾・屋台行事」は、地域の安泰を願い、人々が一体となって行う、山車の巡行などを中心とした祭礼行事です。地域が幾世にもわたり保護継承してきたことや、準備や練習を通じて世代間の交流を促し、地域の結束力を高める役割を果たしてきたことなどが、国際的に評価されました。

三社大祭に関する詳しい情報:VISIT HACHINOHE | VISITはちのへ観光物産サイト

八戸三社大祭のユネスコ無形文化遺産登録記念セレモニー参加者の集合写真

平成28年12月1日 八戸三社大祭のユネスコ無形文化遺産登録記念セレモニー

八戸三社大祭の山車行事とは

八戸三社大祭の山車行事は、八戸市内に所在する龗神社、長者山新羅神社、神明宮の合同例祭に合わせて、8月1~3日に行われる行事で、三社の神幸行列に従い、27台の風流系の山車が行列を組んで市内を巡行します。

町内などを基盤とする山車組よって、毎年作りかえられる山車は、歌舞伎や昔話、郷土の歴史風俗などを題材とし、複雑な背景と多数の人形によって表現されます。形状や製法は時代によって変化し、現在は動力仕掛けで人形や背景が昇降展開するものが主流、大型なものになると幅8メートル、高さ10メートルに達します。山車上では小太鼓、大太鼓、篠笛によるお囃子が演じられるほか、儀式や門付けでは木遣り音頭が歌われます。

神幸行列には、山伏神楽や大神楽、虎舞、駒踊などの民俗芸能や、武者や巫女、子ども裃の行列など、三社の歴史的背景に基づいた多彩な出し物も加わり、長大な行列が編成されます(写真は平成28年8月3日お還りの様子)。

三社大祭の山や鉾の行列が住宅地を練り歩いている写真

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〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁本館4階
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