6代目橋本 八右衛門

更新日:2020年01月16日

6代目橋本 八右衛門(はしもと はちえもん)

明治14年(1881年)~昭和7年(1932年)

-八戸の水力発電の創始者-

江戸時代から続く酒造業の老舗「河内屋」は、初代橋本昭房以来、代々「八右衛門」を名乗る。6代目八右衛門の昭訓(てるみち)は明治20年(1887年)に父と死別し6歳で家督を継いだ。38年に北村益が主宰する八戸青年会の賛助員となり、北村の八戸町長就任時には相談相手として町の発展に貢献した。

42年の満州視察の際に、諸外国では電気が産業の原動力となっている事を見聞し、八戸発展のためには電気の導入が急務であることを痛感する。帰国後有志を募り、八戸水力電気株式会社を創設。44年に是川発電所を完成させ、八戸の街に送電を開始し、大正3年(1914年)には島守発電所を完成させている。

明治42年の電話開通にも尽力し、八戸の電話番号の1番は長年「河内屋」だった。その後も大正10年に八戸製氷株式会社を創設するなど、八戸の経済発展に力を注いだ。「旧河内屋橋本合名会社」は国の登録有形文化財になっており、現在は飲食店として活用されている。

大正13年に建てられた旧河内屋橋本合と大正末期頃に建てられた旧青森貯蓄銀行八戸支店が並んで写っている外観写真

昭和4年頃の河内屋(八日町)。奥の建物が大正13年に建てられた旧河内屋橋本合名会社。手前の建物は大正末期頃に建てられた旧青森貯蓄銀行八戸支店。

大正3年に建設された島守発電所の発電設備などの内観写真

大正3年に建設された島守発電所の水車・発電機設備。平成11年まで稼動を続け、現在は公園として開放されている。

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