記者会見 令和5年11月21日

更新日:2023年12月08日

発表内容

日時:令和5年11月21日 火曜日 14時~14時15分

場所:八戸市庁本館2階庁議室

案件:

  1. 「鳥瞰図絵師・吉田初三郎パネル展」の開催について(観光文化スポーツ部 観光課)
  2. 第33回八戸市景観賞の決定について(都市整備部 都市政策課)

【案件に関する質疑】

  1. 「鳥瞰図絵師・吉田初三郎パネル展」の開催について
  2. 第33回八戸市景観賞の決定について

【その他の質疑】

  1. 県への重点要望を終えた所感について
  2. 市政運営の振り返り及び今後の抱負について

会見の様子

配布資料

「鳥瞰図絵師・吉田初三郎パネル展」の開催について

鳥瞰図()絵師( 吉田()初三郎()パネル展」の開催についてお知らせいたします。

本年5月24日に、種差海岸が三陸復興国立公園に指定されて10周年を迎えたことを記念しまして、大正から昭和にかけて活躍した鳥瞰図絵師・吉田初三郎のパネル展を開催いたします。

吉田初三郎は、種差海岸に別邸兼アトリエ「()()()」を構え、旅行案内図として流行した鳥瞰図などの作品を制作したほか、種差海岸を国による名勝指定を実現させた功労者であり、その功績や作品の魅力を広く紹介することで、種差海岸の認知度向上及び誘客促進を図るものであります。

本パネル展は、今月30日 木曜日の13時から12月4日 月曜日の16時まで、八戸市美術館のスタジオで開催いたします。

その内容でありますが、八戸市、青森県内及び全国の国立公園の鳥瞰図や写真パネル、潮観荘復元模型の展示のほか、関連動画の上映も予定しており、観覧料は無料といたします。

また、関連企画といたしまして、ギャラリートークを開催することとしており、吉田初三郎研究家で、種差観光協会の会長でもあります柳沢()()()氏から鳥瞰図等について詳しく解説をしていただきます。

ギャラリートークは、12月3日 日曜日の13時から14時30分まで、美術館のスタジオで開催いたします。

定員は30名で、電話にて申込みを受け付けており、参加料は無料となっております。

たくさんの方に御来場いただき、是非この機会に、吉田初三郎の世界に触れていただきたいと思います。

市民の皆様には、偉大な絵師 吉田初三郎がいかに種差海岸を愛していたかを感じていただきますとともに、作品を通して種差海岸の景観美や文化芸術面の魅力を再認識し、自然環境の保全や次世代への継承について考える機会としていただければと考えております。

第33回八戸市景観賞の決定について

第33回八戸市景観賞を決定したのでお知らせいたします。

市では、都市景観形成の推進と市民意識の高揚を目的といたしまして、良好な景観づくりに寄与している建築物や活動を表彰する八戸市景観賞を昭和62年度から実施しておりまして、これまでに90件を表彰しております。

募集部門といたしましては、「建築物部門」、「広告物部門」、「公共施設・公共空間部門」、「景観づくり活動部門」、「生きた景観部門」の5部門で募集を行いました。

今回の応募総数は16件でしたが、重複応募などを除いた14件を対象といたしまして、8月31日と10月26日の2回にわたり、外部有識者からなる八戸市景観審議会において選考を行いました。

その結果、「公共施設・公共空間部門」において、1件。

「八戸市美術館」

次に、「景観づくり活動部門」において、1件。

「佐藤邸のバラ園」名称はKenKumi() Garden()であります。

最後に、「生きた景観部門」において、1件。

「マリエントからのみなと景観」 の合計3件を景観賞として決定いたしました。

選定理由の詳細につきましては、お配りしている資料を御覧いただきたいと思います。

受賞された方の表彰式は、12月4日 月曜日の14時から、市庁別館2階会議室Bにおいて行うこととしております。

今回の受賞箇所を含め、合計で93件もの良好な景観が、市内の各所で見られるようになりましたことは、大変喜ばしいことであり、市民の皆様にこれからも親しまれるものとなりますよう期待いたしますとともに、市といたしましては、引き続き良好な景観形成の推進に向けた取組を進めてまいります。

案件に関する質疑

1.「鳥瞰図絵師・吉田初三郎パネル展」の開催について

Q.記者

吉田初三郎パネル展の開催は、種差地区に新潮観荘を作るまでつなぎとしてのソフト事業と認識しております。昨年の議会でも潮観荘整備について取り上げられたと思いますけれども、改めて新潮観荘建設整備の予定について、市長の今の考えをお聞かせください。

A.市長

すでに公表しております整備方針の中で、種差地区の公共施設の建て替えに合わせて、新潮観荘を整備するということを掲げておりますが、現時点において、公共施設建て替えの予定はありませんので、そういう点から言いますと新潮観荘整備は未定ということになります。
なお、本パネル展は、繋ぎというより、機運を醸成していくための事業の一つというふうに位置づけておりますのでそのように御理解ください。

Q.記者

ギャラリートークには、市長も行かれるのでしょうか。

A.市長

検討してみます。

Q.記者

展示は御覧になられますか。

A.市長

非常に潮観荘が好きなので展示は必ず観たいと思います。

 

2.第33回八戸市景観賞の決定について

Q.記者

八戸市美術館が今回選ばれ、昨年はグッドデザイン賞ベスト100を受賞しております。
今後の展開について、市長の所感をお聞かせください。

A.市長

景観賞を受賞したことは美術館にとっても良いことだと思います。公共施設の有効活用に向けた方針に沿って、美術館のコンセプトを維持し理解を求めながらも、展示内容についていろいろ充実させたいと考えており、今後も大切に考えていきたいと思っております。

Q.記者

この三つの景観賞に対して、誰が表彰されるのでしょうか。

A.担当者

まず八戸市美術館は、設計者及び建物と広場それぞれの施行者を表彰いたします。

Q.記者

資料に記載されている全員が表彰者ということでしょうか。

A.担当者

全員が表彰対象となります。KenKumi Gardenにつきましては、庭園を整備されております活動主体の佐藤様御夫妻が表彰対象となります。それからマリエントからの景観は、生きた景観ですので、表彰対象者はおりません。

その他の質疑

1.県への重点要望を終えた所感について

Q.記者

先日重点要望に行かれて、宮下知事と会われたと思いますが、知事が変わって初めての重点要望ということで、どのような違いがあったかなど所感をお聞かせください。

A.市長

前回が三村知事で今回が宮下知事ということでありますけども、昨年度は説明会ということでしたが今回は意見交換会ということで、より対話を重視したスタイルになったと感じました。
全体を通して市町村長の意見にしっかりと耳を傾ける宮下知事の姿勢からも、各課題に対して市町村と取り組んでいきたいという知事の積極性を感じました。
今後とも知事はじめ県当局と対話を重ねながら県政そして市政発展のために取り組んでいきたい、取り組んでいけるという思いを強くしたところです。

Q.記者

市長から要望をお伝えする時間は十分にあったのでしょうか。

A.市長

全市町村長が、比較的公平に発言できる時間割になっていました。
その中で私の方からは、最重点要望の中の新規事業であります、スポーツに関する全国大会および国際大会の誘致について御説明し、最後に知事の選挙公約でもありますので、ぜひ一緒に取り組みたいというふうなお話をさせていただきましたら、知事の方からもこれは自分の選挙公約だったので、力を合わせて、ぜひ実現させたいという前向きなお答えを頂戴いたしました。
加えて、知事の方から具体的にどういうことをやってほしいかという、積極的な御質問をいただきました。

Q.記者

知事の質問に対して、市長はなんとお答えになりましたか。

A.市長

財政支援ですとお答えしました。

 

2.市政運営の振り返り及び今後の抱負について

Q.記者

今月17日で熊谷市長の任期が後半に入りました。2年間に渡って市政運営をされてきて、残りの2年ということになります。これまで、さまざまなインタビュー等でお答えいただいておりますけれども、改めて、前半を振り返ってと、あと後半の抱負についてお話いただけますでしょうか。

A.市長

あっという間の2年間であったと感じる一方で、さまざまな事業を取り組んでいく中で、改めて八戸の可能性に気付くことができたと思っております。その可能性とか強みを生かしながら、まずは自分が掲げた公約を実現するため、全力で取り組んでいきたいと考えております。
さまざまな課題がある中で、任期中にできるものできないものがあるかもしれませんが、とにかくどのようなものに対しても一生懸命、誠実に、前向きに、取り組んでいきたいと考えております。

Q.記者

特に重点的に取り組みたい分野はございますか?

A.市長

全てに対して、一生懸命取り組みたいと考えております。

会見の様子

配布資料

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